令和7年6月「授業研究週間」で、以下の教科で授業開発をし、教材開発を行いました。今回は5名の教員が先行実践しましたが、10月には教員全員がコンピテンシーを意識した授業作りに取り組みます。
このたび、内閣府 RESAS(地域経済分析システム)公式サイトにおいて、脇町高等学校の探究活動の取組が【実践事例】として紹介されました。
掲載ページはこちら → RESAS 教育版 実践事例ページ
本校では、地域の課題を科学的視点から捉え、データに基づいた仮説検証や政策提案を行う探究活動を推進しています。今回の掲載は、そのような生徒の主体的な学びと、本校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)としての教育実践が評価されたものです。
記事では、RESASを活用して「地域の未来」をデータで可視化し、生徒が地域を深く理解しながら課題を発見し、生成AIも活用しながら科学的な手法で解決策を導くプロセスが紹介されています。
今後も本校は、文理融合・データサイエンス・地域連携の視点を大切に、生徒一人ひとりの探究心を育みながら、地域社会に貢献できる人材の育成をめざしてまいります。
SSH、課題研究、RESAS、地方創生
2年生物理の授業で実施した英語でのチーム・ビルディング「マシュマロ・チャレンジ」の教材です。振り返りの一部まで英語で実施しました。海外研修(台湾)での協働実験を想定した教材をアレンジしています。
マシュマロ・チャレンジ(英語).pdf
Sコースによる課題研究ではMicrosoftOffice365サービスを用いて日常的な指導を行っています。ここではTeamsによる課題管理やフィードバックとファイル共有によるスライド指導を紹介します。
①ミニ課題研究におけるTeams課題管理

・課題を配布し、ルーブリックを掲示します。
・ルーブリックに基づき、評価を行い、コメントによるフィードバックを行います。
・課題の提出管理が容易であり、複数の担当者が確認できます。
②OneDriveによるファイル共有

・生徒作成の発表用スライドをグループ内及び担当教員とOneDriveにより共有します。
・生徒は各端末で同時に編集可能で、随時更新することができます。
・担当教員はスライドにコメント機能で、いつでもアドバイスを行うことができます。
2、3年生Sコースでは毎週木曜日3時間連続で学校設定科目「探究科学」として文系・理系関係なく、課題研究に取り組んでいます。ここでは探究科学のオリエンテーションとミニ課題研究について紹介します。本校では個人でミニ課題研究を行ったあと、グループで各テーマを設定し、課題研究に取り組む流れとなっています。
以前に作成した実験レポートについても掲載します。参考にしてください。
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,情報を整理するためにシンキングツール(バタフライチャート)を活用する教材です。
情報を整理することで、思考を深めたり、議論のポイントを焦点化するなどの習慣を育成します。
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,根拠のない情報に惑わされないために、事実と意見を区別するための教材です。
図や文章など、さまざまな試料を用いて、事実なのか意見なのかを意識する習慣を育成します。
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,CMなどで日常的に用いられる数字をどのように捉えるのか考えるための教材です。
「〇〇%の人が痩せました。」などの数値は、いつ、誰が、どのような方法でデータ化したのか,考える習慣を育成します。
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回の教材は,課題研究に取り組むために必要となる「批判的思考」について理解を深めることを目的としています。
マイナスイオンや血液型診断など,生徒にとってなじみ深いキーワードを出発点に,批判的思考について考えます。
単振り子とばね振り子の実験のワークシート(エクセル)です。
実験データの分析と考察の仕方を学ばせるための教材です。単振り子の実験ワークシートには生徒がどのようなことを書いたらいいかがわかるように工夫をしています。
「実験レポートの書き方」も参考にしてください。
本校ではRESASを活用した教材を開発し、美馬市のご協力をいただきながら授業等で使用してきました。RESAS(地域経済分析システム)は、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)および経済産業省が、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のビッグデータを集約し、可視化するシステムとして提供しています。英語の〔Regional Economy(and)Society Analyzing System〕の頭文字を取って、「RESAS(リーサス)」と呼ばれています。本校の職員が開発に携わったRESASを活用した教材と本校の取組が以下のサイトに紹介されています。ぜひご覧ください。
https://teacher.resas-portal.go.jp/
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