SSH 生徒の活動

生徒の活動

【SW-ingゼミ】京都大学とのオンライン連携①

日 時:2022年7月15日(金)18:00~20:00
講 師:常見 俊直 氏(京都大学大学院理学研究科)
    京都大学理学部大学生 大学院生5名
参加者:脇町高校2年生Sコース 36名
内 容:
 本校Sコースの2年生が課題研究におけるテーマや実験計画についてZOOMを用いたオンラインでプレゼンテーションを行い、京都大学の学生・大学院生から意見や助言をいただきました。知識や準備の不足を痛感しながらも大学生等とのやりとりから新たな気づきを得ることができました。今後は、今日の助言を活かし、適宜アドバイスを受けながら、実験計画をブラッシュアップさせ、課題研究を進めていきます。

~テーマ一覧~
物理グループ
「木の組方と 力に対する 耐久性」「より強い 圧力に 耐えられる 構造」「ヨシノボリの吸盤と実用化」
化学・情報グループ
「ムチン の 保水性」「次世代 の 音楽ブームを拓く」「水分センサーを用いた傾斜地農耕システムの検証」「A I による 運動解析」
生物グループ
「ハリガネムシ の 謎」「カマキリの カマ」「ウメノキゴケ を 用いた 空気洗浄測定」「フロリゲン の 移動経路」

【SW-ingチャレンジ】屋久島研修事前研修発表会

日 時:令和4年7月20日(水)11:50~13:10
場 所:脇町高校 視聴覚教室
参加者:屋久島研修参加者8名、1・2年生見学者21名、教職員7名

内 容:生徒発表,参加生徒代表あいさつ,学校長あいさつ
 7月30日(土)~8月2日(火)で実施する屋久島研修に参加する8名の生徒が,各自の興味関心に応じて屋久島について調査した成果を発表しました。それぞれが屋久島を、地質的・生態的・文化的など多様な視点から調べられており、幅広い知識を全員で共有することができました。また、参加者から多くの質問が出されるなど、当初の予定時間を大幅にオーバーした充実した発表会となりました。

発表テーマ:
 「屋久島の地形と自然環境」
 「屋久島固有の生物と生態系」
 「ヤクシカ対策について」
 「屋久島の自然と​人々の暮らしの工夫」
 「観光客増加による屋久島の抱える問題」
 「屋久島の歴史について」
 「屋久島の自然を用いた観光地化」
 「発酵について」​

令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会 受賞結果の報告

 令和4年3月19日(土)に行われた、令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会において、3年生Sコースの中で、次の3チームが表彰されました。

優秀賞
「透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明」
紀伊さん、立石さん、友行さん

優良賞
「振動で変位するソフトロボットの開発」
石川さん、大西さん、茅野さん、岸上さん

奨励賞
「ヨシノボリの吸盤によるバイオミメティックス」
井上さん、西田さん、吉川さん

 なお、優秀賞の「透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明」はR4年度SSH生徒研究発表会(神戸市)に、優良賞の「振動で変異するソフトロボットの開発」は令和4年度全国高等学校総合文化祭自然科学部門(東京都)に、それぞれ出場します。

 

  

イノベーション教育の実践(4月)

 小松崎先生(東京大学)や北岡先生(徳島大学)の指導のもと,地域課題を含む社会課題解決の手法を学ぶプログラムです。将来的には,ここで学んだ生徒が,大学生や社会人として後輩たちの学びをサポートする仕組みを構築していきます。

 4月に行ったプログラムは以下の通りです。

●4月15日(金)16:30-18:30
 Apisnoteを活用したワークショップの実施可能性を確認しながら,初回は対面で生徒の方との距離を近づけることを目的として,徳島大学北岡先生と脇高生が対面,東京大学小松崎先生、徳島大学玉有先生と大学生メンター(脇町高校卒業生4名)はオンラインで参加しました。3教室に分かれて感染症対策をしながらの活動となりました。85名の参加でした。

 ●4月20日(水)16:30-18:30
 オンラインで玉有先生がワークショップを実施しました。グラフィックレコーディングの手法を学びました。今回は63名の参加でした。

●4月22日(金)16:30-18:30
 オンラインで小松崎先生がワークショップを実施しました。バイアスブレイキングの手法を学びました。今回は54名の参加でした。

 ●4月27日(水)16:30-18:30
 オンラインで小松崎先生がワークショップを実施しました。バイアスブレイキング演習を行いました。今回は66名の参加でした。

  

  

 

 

【SW-ingゼミ】Sコース課題研究に対する専門家からの指導助言

日 時:令和4年5月23日(月)16:00~17:00
助言者:田中 好幸 氏(徳島文理大学)
    久保 美和 氏(徳島文理大学)
参加者:3年Sコース4名
内 容

 探究科学Ⅱにおいて,「タバコシバンムシの墨に対する​採餌行動について​」をテーマに研究している3年生Sコースの4名が,オンラインで徳島文理大学の田中先生と久保先生の指導を受けました。

 墨に含まれる膠(にかわ)を,水に溶かしたときに発生する硫化水素やアンモニアなどの濃度をいかに測定すればよいかなど,具体的な実験方法について学ぶことができました。

 また,実験系で不足している対照実験などについても,様々な視点から指導・助言をいただき、これからやるべきことが明確になりました。