SSH 生徒の活動

生徒の活動

SW-ingリサーチローカルアクト(中間発表)

日時:令和6年11月15日

場所:各HR

内容:

 地域課題解決型の課題研究を行っている1年生が、各クラス4~6人班に分かれて班内で中間発表を行いました。ルーブリックを使って相互評価を行い、生徒同士だからこそ感じることや気づきがあり、今後の研究に活かすことのできる貴重な意見を得ることができました。また、自己評価を行うことで、研究の方向性を再確認でき、この中間発表を活かして、クラス内発表・校内発表に向けて研究を進めていきたいと思います。

   

   

アース製薬赤穂研究所訪問研修

日 時:令和6年12月24日(火)
場 所:アース製薬赤穂研究所
参加者:1・2年希望者15名
講 師:アース製薬株式会社赤穂研究所 研究員 浅井様 有吉様 

内 容:
 アース製薬の製品開発プロセスや研究手法を直接学び、科学的探求への理解を深めることを目的とし、害虫の研究施設として国内外で最大規模を誇るアース製薬研究所にて研究員の方と一緒に見学や実験を行いました。午前中は「生物飼育室見学」や「製品の効力試験」を行い、昨年新しくなった社員食堂で昼食後、「研究員との座談会」。その後バスでモンダミン工場へ移動し、「工場見学と製品の体験」を行いました。 

生徒感想(抜粋):

■特定の害虫に特化した成分や噴射方法など、多くの努力や失敗を繰り返すことでより良い製品が開発されているのだなと感じた。

■最も印象的だったのは、商品の案を考えても6・7割しか実際に発売されず、発案から店頭販売まで最短でも1年はかかってしまうということだった。「商品は我が子同然です」という研究者の方の言葉にとても感動した。研究者、飼育者の方々に話を伺うことで、自分の進路について、「好きなことをもっと突き詰めたい」と思うようになると同時に、苦手なことも将来のために頑張ろうと思えるようになった。

■新たな製品の研究や虫の飼育など、自分が知らなかった職業で一言に研究や飼育といっても想像と違った内容ばかりでした。またどの職業も根気よく地道な作業が必要なのだとわかりました。

■座談会では、研究面と飼育面の両方の面からお話を聞くことができて、今後の課題研究活動への意欲が高まりました。

■効力実験では、害虫の種類に応じた噴射パターンや成分が使われていることを知って研究員さんの研究の努力が伺えました。今後の進路や研究に生かし、さらに学んでいきたいです。

■モンダミン発売当初、日本人に馴染みのない生活習慣だったため売れなかったが、キャッチコピーを変えたり、色やフレーバーを工夫するなど試行錯誤を重ねたことで成功へ繋がったそうです。新しいことへの挑戦や試行錯誤は、成功する上でとても大事なことだと分かりました。

■一番楽しみにしていた飼育施設の見学では、日常生活でなかなか見ることができない脱皮直後の白いゴキブリや、色の薄いゴキブリを見ることができ大満足です。来年も絶対参加したいと思いました。

■座談会で死んだ虫を供養する虫供養の話を聞き、午前の効力実験で死んだ虫や研究で使用された虫は私たちが生活を送りやすくするための犠牲だと考えると、私もちゃんと今回の実験という貴重な体験を無駄にせず、ゴキブリたちへの感謝の気持ちを忘れないようにしないといけないな、と思いました。また、見学を通して企業で働くことや福利厚生の大切さを考えることができました。社員同士のコミュニケーションを促す不思議な自動販売機や社員食堂の雰囲気から、企業で働くこと、企業の役割などを考えるきっかけになりました。

■アース製薬は虫のことをより知ろうと努め、虫に感謝し、自然環境をとても大切にしながら、人間の生活を安心安全で便利にする製品を開発しているのだと知った。虫は嫌なものとして見られがちだが、大体の虫は「益虫と害虫の両方の側面」を持っていることも知れた。

■8月にZOOMで見たアース製薬の飼育研究所を今回見学しました。前回と同じ内容のはずなのに、モニターではなく直接だったので何倍もワクワクしました。

■研究施設で働く人も工場で働く人も自らの仕事に誇りを持っているようでした。私もその方たちのように身の回りの生活を少しでも豊かにし、社会に貢献できるように努力しようと思いました。

 

【SW-ingキャンプ】SSH台湾 現地研修

日 時:令和6年12月9日(月)~12月14日(土)
場 所:台湾(新竹市、台北市)
参加者:(本校)海外研修参加者18名 (徳島大学)村上敬一先生

令和6年12月9日(月)から14日(土)の5泊6日で、2年生18名(男子6名女子12名)の生徒が、グローバル社会で活躍する科学技術人材に必要な資質の向上を図るため、台湾研修に参加しました。なお、今回の研修は、徳島大学総合科学部教授村上敬一氏にコーディネーターとして同行していただきました。

1日目:(結団式)⇒関西国際空港⇒(台湾)桃園国際空港⇒夕食⇒ホテル

 初日は、結団式後に関空までバスで移動し、出国。桃園国際空港から台湾に無事入境。ツアーガイドさんに出会えてほっとしました。移動中のバスから見えたバイクの数の多さ、建物や看板、バスを降りた瞬間の街の雰囲気など、驚きの連続でした。夕食は、昭和スタイルのお店で客家料理をいただきました。  

【生徒の感想】

・飛行機で到着した時には海外に来たという実感が湧かなかったが、看板や標識が全て中国語で表記されているのを見てそれを強く感じた。今日は初めて海外での食事や宿泊を経験し、新しい体験をすることができた。また、日本との時差を感じる瞬間もあり、とても不思議だった。

・まず、台湾のバイクの多さに驚いた。予め、現地ガイドのふうさんから日本の100倍バイクが多いことを聞いていたが、実際目にすると想像以上に多かった。また、ナンバープレートは違うが日本の会社の車が多くて親近感を感じた。また料理は、初め見た目や味に衝撃を受けたが、とても美味しかった。

 

2日目:朝食⇒NEHS(国立新竹科学工業圓区実験高級中学)⇒国立陽明交通大学⇒夕食⇒ホテル

 NEHSでは歓迎行事の後、英語でのポスターセッションを行いました。グループごとに親睦を兼ねた昼食、球技大会の見学等の交流を経て、互いのアイディアを出し合って厚紙で作った構造物にビー玉を転がして時間と技術を競う協働実験(ペーパーローラーコースターコンテスト)に取り組みました。また、陽明交通大学では、日本人大学生の方々のお話をうかがい、「学ぶ」ということについて考えました。

【生徒の感想】

・印象に残っていることはNEHSでの出来事である。まず驚いたことの1つ目はNEHSの生徒たちの英語の流暢さである。詰まることなく流れるような英語にとても驚いた。ポスター発表では自分たちの発表に対しすごく興味を持って話を聞いてくれ、沢山の質問をしてくれた。質問をしてくれている際の楽しそうな感じや質問の内容の深さを考えるとやはり自分たちが思っているよりも海外の人がもつ日本への興味はとても大きいものであるのだと実感した。ペーパーローラーコースターコンテストではギミックの作成や組み立てなどを一緒に行った。英語は流暢に話せないが同じ作業をみんなで一生懸命に行うことで絆が深まり、終盤ではたくさんの笑顔が生まれた。コンテストを行っている際に感じた日本と海外の大きな違いは主張である。日本は海外と比べると主張をしない、周りと異なることを恐れ周りの意見に合わせようとする、とよく言われるが今日それが深くわかった気がする。日本で実際に本番を想定し作成した時はお互いの意見を待ち、結局YouTubeにあるそのままのものができた。しかし台湾に来て作成すると班員の全員がそれぞれに思う意見をぶつけ合い調整を沢山重ねていた。否定したり肯定したり、日本では考えられない光景であった。それによりリハーサルよりも早く正確により高い点数を獲得できた。海外に出て得た収穫は現時点でいくつもあるが、個々の主張の大切さを今日は学べた。

・陽明交通大の千年さんのお話では、台湾の大学のことや留学について、知ることができた。自分の興味のある話題にとらわれずに、様々な情報を取り入れることが未来の選択肢を増やす方法であり、まずは自分の価値観に従って、後先考えずに行動することも大切だということがわかった。海外留学や国外受験のハードルが下がって、興味を持つことができた。そして、自分を分析する(自分は何がやりたいのか、どうしてやりたいのか、何が苦手なのか、など)ことで、現状を知り、理想像とのギャップを埋めることが学習であり、しっかりと目標をもって、ポジティブ思考で行動することが成功の元だということを学んだ。

  

3日目:朝食⇒NEHS⇒昼食⇒君毅高校(苗栗縣私立君毅高級中学校)⇒台北市移動⇒夕食⇒ホテル

 NEHSでは、物理実験に取り組みました。偏光板の光の屈折を効果的に利用し、アクリル板の中心に1枚の仕切りがあるように見せて、その仕切りをボールが通過する仕組みを作ったり、ストローを使って音波の速度を測り、楽器を作成してグループで音楽を奏でたりしました。昼食は傅家生活小館で台湾料理を食べ、君毅高校へ移動しました。そこでは、歓迎行事、グループで「地震・災害」に関するディスカッション、言語学習をしました。

【生徒の感想】 

・君毅高校での交流で、災害のことについて話し合ったとき、文化や避難所の違いから意見の意図が理解しにくいことがあった。その際、質疑応答を通して互いの価値観を共有でき、とても有意義な時間を過ごすことができた。

・NEHSの方々と実験できて楽しかった。光の反射の実験やストローの演奏は大失敗だったけど頑張って吹いた。NEHSの方々とまた交流したいと思った。君毅高校の方々との交流も楽しかった。防災について意見交換できて、私も災害時に備えて準備を怠らないようにしたいと感じた。

   

4日目:朝食⇒故宮博物館⇒昼食⇒黄金博物館⇒夕食⇒ホテル

 故宮博物館と黄金博物館を訪れました。

【生徒の感想】

・今日故宮博物館に行った。世界四大博物館ということもあり多くの観光客がいた。故宮博物館には中国清代の宝物が多くあった。ヒスイでできた作品や大きな仏像、一本造りで作った塔、清代皇帝の生活様式などさまざまな作品があった。また、中国春秋時代や古代の作品もあった。漢字の元になった字を彫ってある皿もあり面白かった。龍をモチーフにした作品があったが当時の中国は身分によって作っても良い龍が決まっており皇帝は龍の指が5本だが、庶民は3本のものしか作れず、身分によって龍の指が変わっており面白かった。

・黄金博物館では、実際に金を採掘していた洞窟や採掘場の責任者が住んでいた家屋を見学した。採掘場で日本が台湾人を強制的に働かせていたという事実を風化させないようにするべきだと感じた。

 

5日目:朝食⇒幼華高校(台北市幼華高級中学校)⇒台北城市科技大学⇒夕食⇒ホテル

幼華高校では、歓迎行事の後、日本と台湾の違いについてグループでディスカッションをしました。城市科技大学へ移動後、昼食をとり、ロボット博物館やE-スポーツ教室を見学し、茶文化の体験もしました。その後、淡江大学の富田先生、台北大学の山口先生、城市科技大学の陳先生、施先生を囲んでの座談会を行いました。

【生徒の感想】

・今日は幼華高校にいき、高校生と交流した。みんな、僕たちに積極的に話しかけにきてくれてとても助かった。自分もこのような場面のときには自分からいけるようになりたい。台湾の人の話を聞くと、自分たち日本人とは違う話が多く、新しいことをたくさん知ることができた。

・座談会について。富田先生は弓道を長い間していないということでしたが、生徒が弓道についてたくさんの質問をした際に、思い出しながら丁寧に答えてくださって、ひとつひとつを疎かにしないことが、歴史の研究という分野にもつながっているのだと感じました。私は中国史に苦手意識をもっていたけれど、山口先生の、中国人のことを知ることは日本人のことを知ることだから学ぶべきなんだという話を聞いて、納得し、興味が沸きました。施先生はガイドから転職なさって先生になられたということで、話がお上手なのはガイドをしていたおかげでもあるのかと勝手ながら推測し、合わないと思って仕事をやめても、やってみたことに価値があり、身につくものがあるのだと思いました。陳先生には教育についてたくさんのことを教えていただき、台湾と日本の違いを感じることができました。台湾では生徒のメイクや染髪を禁止しない方針ですが、先生の立場からすると思うところがあるようで、どちらがよいのかというのは難しい話だと思いました。

・大学生と交流したのが1番楽しかった。みんな日本語が上手で自分も英語を少なからず応答ができるようにまで上達させたいと思った。

   

6日目:朝食⇒桃園国際空港⇒関西国際空港⇒脇町高校

 朝食後、桃園国際空港へ移動しました。航空機の遅延もほとんどなく、脇町高校への到着が22時30分頃となりましたが、無事に全員帰校しました。

 【生徒の感想】

・今日で台湾研修が終わった。日本と海外の性格の差、食文化の違い、価値観の違いを大きく学べた。長所、短所は各国それぞれにあり、今回交流したことでそれぞれを補完しあい、長所を取り入れてこれからの生活に活かして行きたいと思った。有意義な研修であったと思う。

 

農林水産省主催「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」表彰式

日 時:令和6年12月12日(木)16:00~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
内 容:

 農林水産省主催の「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」に全国から出品された69件の中から、本校1年國安美樹さんの作品が全国第2位相当の「シルバー賞」を受賞しました。

 このコンテストは『農業遺産地域の魅力を広く発信し、地域活性化を図る取組の一環として、農業遺産地域の高校生による、当該地域の産品を使った食品又は料理のアイデアコンテスト』であり、本校では1年生165名全員が夏休みの課題として取り組みました。

 12月12日16時からオンライン開催された表彰式には受賞校5校が参加し、本校のプレゼンターである山下裕士様(徳島剣山世界農業遺産推進協議会事務局長)より、表彰状と副賞の目録を贈呈していただきました。

 

 

金丸先生(指導担当)コメント

 食に目を向ける機会になればと思い、1年生全員にフードコンテストの応募作品を考えてもらいました。作品を考えていく中で、農業遺産について触れ、また県内の物だけでなく、他の地域の食材にも触れることもでき、生徒たちにとって食に向き合う貴重な経験ができたと考えています。國安さんの作品に関しては、徳島の農業遺産の食品であるそば米に日頃から触れているという家庭環境を活かし、他の地域の農業遺産の特産品と家庭の食卓とをつなぐ素晴らしい作品を考えてくれたと感じています。
 今後、この作品を通して、生徒たちに農業遺産について学ぶとともに、食への関心を高められるような機会を作っていきたいと思います。
 


↓農林水産省プレスリリース
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/241205.html

 

SW-ingリサーチ NEWS部 from NewsPicks Education

日 時:令和6年11月9日(土)取材日 (月1回不定期開催)
場 所:本校(ZOOMによるオンライン)
内 容:

 本校の生徒が、NewsPicks Educationの「ニュース部」に参加し、その活動が同サイトのMAGAZINEで紹介されました。「ニュース部」は、全国の中高生が学校や地域を越えてニュースを共有し、対話を通じて学び合う場です。今回、世代交代を機に取材いただいた3年生の3人は昨年度から月1の活動に参加してきました。この活動を通じて、多様な視点を学び、課題解決に向けた新たな視点を得つつ、他者との交流を深めました。今後は2年生1名、1年生の3名が引き続き、参加予定です。

 また詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

https://education.newspicks.com/education-magazine/newsclub-wakimachi

【SW-ingキャンプ】SSH台湾 海外研修 事前研修⑥

日 時:令和6年11月29日(金)  16:30~18:00
場 所:脇町高校
参加者:(本校)海外研修参加者18名 (徳島大学)村上敬一先生
    (留学生)学生4名
内 容:①グループに分かれて中国語講座
    ②英語でポスタープレゼンテーション

 今回は、徳島大学で学んでいる留学生の方々から中国語を学びました。前回に引き続き、今回も台湾で使えそうな中国語を教わりました。その後、留学生の方々に英語のポスタープレゼンテーションを聞いていただき、質問もしていただきました。

  

 

【SW-ingキャンプ】SSH台湾 海外研修 事前研修⑤

日 時:令和6年11月28日(木)  17:00~18:00
場 所:脇町高校
参加者:(本校)海外研修参加者18名 
        教員、参観希望生徒
内 容:英語でポスタープレゼンテーション

 今回は、台湾の高校で行うポスタープレゼンテーションを、校内でリハーサルをかねて行いました。英語での発表、質疑応答などに一生懸命取り組みました。約3ヶ月かけて準備を行ってきました。台湾でもうまくやってくれることを期待しています。

  

SW-ingリサーチローカルアクトwith徳島県庁

日 時:令和6年11月29日(金)14:10~15:50
場 所:本校化学講義室
講 師:徳島県 知事戦略公室 松田 誉史 氏
内 容:

 本校の卒業生であり、現在は徳島県庁で活躍されている松田誉史氏を講師にお迎えし、「あなたはタイプはどのタイプ?」というテーマで特別講義を行いました。松田氏は、岡山大学を卒業後、岡山の地盤対策企業に入社。その後、インターネット業界への関心から2004年にメールマガジン配信サービス「まぐまぐ」に転職し、事業開発やシステム開発に従事されました。さらに、ITベンチャー企業「ウノウ」への転職や起業を経て、2015年には「まぐまぐ」の代表取締役社長に就任されるなど、多彩な経歴をお持ちです。
 講義では、政策や課題解決を進めるうえで、理想だけでなく現実を数字に基づいて分析することの重要性について、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。生徒たちは、数字を通じて物事の背景を深く理解する姿勢を学び、自分たちの探究活動にも役立つ示唆を得た様子でした。また、講義後には松田氏が生徒たちの探究活動やプレゼンテーション内容のブラッシュアップをお手伝いくださいました。専門的な視点からのアドバイスを受け、生徒たちは課題に対するアプローチをさらに洗練させる貴重な機会を得ることができました。この特別講義を通じて、数字やデータに基づいた思考の重要性を再認識するとともに、松田氏のように社会で活躍されるOBの姿を間近に見ることで、生徒にとって将来へのモチベーションを高める良い機会となりました。

 

SW-ingリサーチローカルアクトwithパナソニックサイクルテック株式会社

日 時:令和6年11月15日(金)14:10~16:00

場 所:本校化学講義室
講 師:パナソニックサイクルテック株式会社 田村 祥浩 氏 他8名
演 題:「電動アシスト自転車で解決できることを考えよう」
内 容:  

 前回のカンコーマナボネクト様による授業を受けて、今回はパナソニックサイクルテック株式会社の田村祥浩氏をお招きし、「電動アシスト自転車で解決できることを考えよう」と題した探究学習を実施しました。最初に、同社の会社紹介や電動アシスト自転車の可能性について講義いただき、電動アシスト自転車のさまざまな用途や地域課題への活用事例が紹介されました。その後、生徒たちは地域の現状を分析しながら、電動アシスト自転車を活用した解決策を考案しました。さらに、実際に電動アシスト自転車に乗る機会をいただき、その快適さを体感することで、具体的なイメージを深めました。また、アイデアを考える際には、パナソニックサイクルテック株式会社の社員の方々が各グループに入り、サポートを行ってくださいました。最後には、各グループが考案したアイデアを発表し合い、田村氏からフィードバックをいただきました。

生徒たちからは、「地域の課題を新しい視点で捉えることができた」「電動アシスト自転車の可能性を初めて知った」といった声が寄せられました。今回の学びを基に、今後も地域社会の発展に向けた探究活動を継続していきます。

SW-ingリサーチグローバルアクト「にし阿波の魅力を発信」

 10月26日(土)と27日(日)の2日間、本校の2年生女子生徒3名が、地域活性化を目的としたアクティビティの動画撮影に出かけました。今回の動画撮影は「データプロ」様にご協力いただき、地域の魅力を発信するための貴重な機会となりました。

 あいにくの悪天候により予定していたサイクリングはできませんでしたが、代わりに地域ならではのさまざまなアクティビティを体験しました。まず、地元の人気スイーツを堪能し、その後そば打ちに挑戦し、自分たちで作ったそばを味わうという貴重な体験も楽しみました。また、祖谷のかずら橋を渡り、そのスリルを感じながら地域の歴史に触れました。さらに、ジップラインにも挑戦し、自然の中でアクティブに体を動かす体験を満喫しました。

 今回の活動を通じて、地域の伝統や自然の魅力に触れることができ、生徒たちは地域活性化の大切さを改めて実感していました。動画は後日公開予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。