生徒の活動
第67回日本学生科学賞徳島県審査の結果
第67回日本学生科学賞の徳島県審査会が行われ、本校からはこれまで行ってきた課題研究の成果として3年生Sコース11グループが出品しました。
審査の結果、最優秀賞に1グループ、優秀賞に3グループ、2グループが入賞となりました。最優秀賞のグループと情報分野の1グループが中央審査に出品されます。
最優秀賞(県知事賞)
「ヨシノボリの吸盤について」 佐古さん、逢坂さん、湯藤さん
優秀賞(教育長賞)
「カマキリの腿節のトゲの違いと餌の保持能力」 高井さん、三好さん、繁本さん
「納豆の保水力」 工藤さん、新居さん、岩浅さん
「未来を継ぐ伝統技法」 大塚さん、前田さん、西條さん
入賞
「保水性に着目した伝統農法の効果の検証」 森西さん、小川さん、金崎さん
「葉の開花からみるフロリゲンの移動」 逸見さん、松村さん、片山さん
脇町高校SSHカヤ農法研究畑~家賀地区~
脇町高校SSHカヤ農法研究畑~家賀地区~
日時:令和5年11月2日(木)
場所:にし阿波(家賀地区)
指導者:家賀地区ボランティア 石田様
参加生徒:コエグロと味噌石についての研究班(2年生3名)
内容:前回,にし阿波の傾斜地農法で使用されている〈コエグロの菌〉と前回,徳島大学理工学部准教授平田章先生からお話頂いた味噌石との関係を調べるために再度,現地に向かいました。今回は,家賀地区の地域ボランティア石田さんが同行してくださり,わたしたちSSHの研究グループのために,藍畑に〈脇町高校SSHカヤ農法研究畑〉を準備してくださいました。
そこにカヤからの菌の発生や菌の種類をみるため,畑に前回刈り取ったカヤを敷き詰めたり,味噌石の採取を行いました。
今回同行・ご指導していただきました家賀地区の地域ボランティア石田様ありがとうございました。
カヤ刈体験/にし阿波傾斜地農法について
日時:令和5年10月29日(日)
場所:にし阿波(家賀地区)
指導者:徳島大学理工学部 准教授 平田章先生
内容:課題研究として世界農業遺産である【にし阿波の傾斜地農法】で使用される「コエグロ」の菌について研究するため,にし阿波の家賀地区にて調査を行いました。
コエグロとは,カヤをテント場にして畑で発酵させることによって肥料として農業に活かそうとするものです。現地では〈カヤ刈り体験〉,〈にし阿波の傾斜地農法についてのお話〉,〈藍畑の調査〉を行いました。今回同行,指導していただいた平田先生から,味噌石という家賀地区でみられる石のお話も聞かせて頂き,今後の研究がさらに広がりのある興味深いものになりそうです。それとともにわたしたちが住む徳島では,【にし阿波の傾斜地農法】という素晴らしい世界農業遺産が存在することを知り,誇りに思うとともにそれが伝承されていることに感動しました。
今回同行・ご指導していただきました徳島大学理工学部 准教授平田章先生,家賀地区の皆様ありがとうございました。
第2回サイエンスカフェ
日 時:令和5年10月24日(火)16:00~17:30
講 師:長谷 栄治 氏
徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)
特任助教
演 題:「見えないものを見える化する光学研究」
参加者:希望生徒(32名)
内 容:
講師として徳島大学ストLEDフォトニクス研究所(pLED) ・ 長谷 栄治 氏を,グラフィックファシリテーターとして玉有 朋子 氏を迎えて,サイエンスカフェを実施しました。玉有先生の進行のもと和やかな雰囲気で始まりました。長谷先生からは「見えないものを『見える化』する光学研究の紹介」をしていただき,高校の範囲では学習することのない非線形光学現象を利用して、皮膚内のコラーゲンを見える化する観察方法について興味深く聞くことができました。その後は,参加生徒同士のグループワークや生徒からの質問をもとに進行し、楽しく有意義なサイエンスカフェとなりました。その様子は写真でご覧ください。
農業遺産認定地域の高校生による意見交換会(ユースセッション)事前研修
日 時:令和5年10月19日(日)16:30~18:00
場 所:オンライン
参加者:1年生1名 2年生2名
内 容:
石川県で行われる世界農業遺産シンポジウムにおけるユースセッションの参加に向けて事前研修が行われ、本校からは3名が参加しました。まず、世界農業遺産についての講義が行われました。次にグループに分かれ自己紹介ののちに11月10日に向けての意見交換会を行いました。世界における農業遺産について知ることができる貴重な機会となりました。