SSH 生徒の活動

生徒の活動

SW-ingリサーチローカルアクトwithパナソニックサイクルテック株式会社

日 時:令和6年11月15日(金)14:10~16:00

場 所:本校化学講義室
講 師:パナソニックサイクルテック株式会社 田村 祥浩 氏 他8名
演 題:「電動アシスト自転車で解決できることを考えよう」
内 容:  

 前回のカンコーマナボネクト様による授業を受けて、今回はパナソニックサイクルテック株式会社の田村祥浩氏をお招きし、「電動アシスト自転車で解決できることを考えよう」と題した探究学習を実施しました。最初に、同社の会社紹介や電動アシスト自転車の可能性について講義いただき、電動アシスト自転車のさまざまな用途や地域課題への活用事例が紹介されました。その後、生徒たちは地域の現状を分析しながら、電動アシスト自転車を活用した解決策を考案しました。さらに、実際に電動アシスト自転車に乗る機会をいただき、その快適さを体感することで、具体的なイメージを深めました。また、アイデアを考える際には、パナソニックサイクルテック株式会社の社員の方々が各グループに入り、サポートを行ってくださいました。最後には、各グループが考案したアイデアを発表し合い、田村氏からフィードバックをいただきました。

生徒たちからは、「地域の課題を新しい視点で捉えることができた」「電動アシスト自転車の可能性を初めて知った」といった声が寄せられました。今回の学びを基に、今後も地域社会の発展に向けた探究活動を継続していきます。

SW-ingリサーチグローバルアクト「にし阿波の魅力を発信」

 10月26日(土)と27日(日)の2日間、本校の2年生女子生徒3名が、地域活性化を目的としたアクティビティの動画撮影に出かけました。今回の動画撮影は「データプロ」様にご協力いただき、地域の魅力を発信するための貴重な機会となりました。

 あいにくの悪天候により予定していたサイクリングはできませんでしたが、代わりに地域ならではのさまざまなアクティビティを体験しました。まず、地元の人気スイーツを堪能し、その後そば打ちに挑戦し、自分たちで作ったそばを味わうという貴重な体験も楽しみました。また、祖谷のかずら橋を渡り、そのスリルを感じながら地域の歴史に触れました。さらに、ジップラインにも挑戦し、自然の中でアクティブに体を動かす体験を満喫しました。

 今回の活動を通じて、地域の伝統や自然の魅力に触れることができ、生徒たちは地域活性化の大切さを改めて実感していました。動画は後日公開予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 

第2回SW-ingアカデミー+サイエンスカフェ

日 時:令和6年11月8日(金)14:10~17:30

場 所:本校体育館及び化学講義室
講 師:徳島県立三好病院 医師 前川 裕子 氏
演 題:「後悔しない人生を 〜夢、使命感、生き甲斐〜」
内 容: 14:10~15:40 講演及び質疑
     16:00~17:30 サイエンスカフェ 

 本校卒業生であり、現在徳島県立三好病院で循環器内科の医師として勤務されている前川裕子先生をお迎えして、「後悔しない人生を 〜夢、使命感、生き甲斐〜」と題して講演いただき、その後、サイエンスカフェを実施しました。女性のキャリア形成や東日本大震災後の被災地での医療について、そして、現在携わっている僻地医療についてなど様々な内容をご自身のキャリアとともにお話しくださいました。放課後に行われたサイエンスカフェでは実際の被災地であったエピソードや患者に寄り添った医療のお話などより具体的かつ感動的なお話もしていただき、生徒にとってこれからの自身の在り方や進路について考える良い機会となりました。

<生徒の感想>~一部抜粋~

 ・挫折しても自分の夢のためにたくさん努力をしてきた姿勢がとても素晴らしいと思いました。何事に対してもすぐに諦めたりせず自分の納得がいくまで頑張れるようになりたいと思いました。どんな場面でも行動力は大切なんだなと感じました。

・僻地医療の話は自分の将来の夢の一つとしてとても興味深く、また震災が転機となり様々な経験をしたという話を聞いて何が人生の転機になるかはわからないが迷った時には進んでみようと思った。

・将来医師を目指しているので、今回の講義は進路を考える上でとても参考になった。また、医学部への道のりは挫折を乗り越えなければいけないとしれたので、今後の生活に活かしていきたい。

 第68回日本学生科学賞の徳島県審査会結果

 第68回日本学生科学賞の徳島県審査会が行われ、本校からはこれまで行ってきた課題研究の成果として3年生Sコース10グループが出品しました。(情報分野の2グループは中央審査から参加)

 審査の結果、優秀賞に3グループ、5グループが入賞となりました。

優秀賞(教育長賞)

「クマリン誘導体の合成と蛍光特性の解析」 浦川さん、津村さん、 古澤さん

「世界農業遺産!傾斜地農耕システムの秘密 ~コエグロ利用の可能性を探る!!~」 内田さん、瀬野さん、木南さん

「サワガニの体色と分布について」 新開さん、東原さん、稲井さん

入賞

「スダチチンの抗酸化作用の優位性」大島さん、重田さん、三好さん

「カワヨシノボリの吸着力と吸盤の関係」 井上さん、逢坂さん、後藤田さん

「静かに動かせる椅子の構造」 土井さん、中田さん、山崎さん

「チュウゴクスジエビの大冒険~分布調査と在来種への影響~」 井上さん、細野さん、松尾さん

「木組みのねじりからの耐性」尾花さん、山下さん、脇川さん

サイエンスフェア2024

日 時:令和6年11月3日(日)10:00~16:00
場 所:あすたむらんど徳島
参加者:探究部19名
内 容:

 あすたむらんど徳島において開催された「サイエンスフェア2024」に、本校の探究部から19名の生徒が参加しました。今回のサイエンスフェアでは、「楽しい実験教室」というテーマで、訪れた子どもたちにさまざまな科学体験を楽しんでもらうためのブースを展開しました。空気砲を用いた実験体験や、スライム作りのワークショップ、さらに、教育用ロボットである「mbot」を使用した簡易プログラミングの体験や、ロボットを操作する実演など、多彩なアクティビティを通じて子どもたちと直接ふれあう機会を持つことができました。

 子どもたちが目を輝かせながら実験に挑戦する姿を目の当たりにし、科学に対する興味や探求心を育む大切さを改めて実感しました。同時に、アウトリーチ活動において、いかに科学の知識をわかりやすく、かつ興味深く伝えるかという難しさを痛感し、貴重な学びの場となりました。今後もこのような活動を通して、多くの方々に科学の楽しさを伝えていけるよう努力してまいります。ご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。