SSH 生徒の活動

2023年10月の記事一覧

カヤ刈体験/にし阿波傾斜地農法について

日時:令和5年10月29日(日)

場所:にし阿波(家賀地区)

指導者:徳島大学理工学部 准教授 平田章先生

内容:課題研究として世界農業遺産である【にし阿波の傾斜地農法】で使用される「コエグロ」の菌について研究するため,にし阿波の家賀地区にて調査を行いました。

コエグロとは,カヤをテント場にして畑で発酵させることによって肥料として農業に活かそうとするものです。現地では〈カヤ刈り体験〉,〈にし阿波の傾斜地農法についてのお話〉,〈藍畑の調査〉を行いました。今回同行,指導していただいた平田先生から,味噌石という家賀地区でみられる石のお話も聞かせて頂き,今後の研究がさらに広がりのある興味深いものになりそうです。それとともにわたしたちが住む徳島では,【にし阿波の傾斜地農法】という素晴らしい世界農業遺産が存在することを知り,誇りに思うとともにそれが伝承されていることに感動しました。

今回同行・ご指導していただきました徳島大学理工学部 准教授平田章先生,家賀地区の皆様ありがとうございました。

第2回サイエンスカフェ

日 時:令和5年10月24日(火)16:00~17:30
講 師:長谷 栄治 氏
    徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)
    特任助教 
演 題:「見えないものを見える化する光学研究」
参加者:希望生徒(32名)
内 容:
 講師として徳島大学ストLEDフォトニクス研究所(pLED) ・ 長谷 栄治 氏を,グラフィックファシリテーターとして玉有 朋子 氏を迎えて,サイエンスカフェを実施しました。玉有先生の進行のもと和やかな雰囲気で始まりました。長谷先生からは「見えないものを『見える化』する光学研究の紹介」をしていただき,高校の範囲では学習することのない非線形光学現象を利用して、皮膚内のコラーゲンを見える化する観察方法について興味深く聞くことができました。その後は,参加生徒同士のグループワークや生徒からの質問をもとに進行し、楽しく有意義なサイエンスカフェとなりました。その様子は写真でご覧ください。

 

     

 

 

 

 

農業遺産認定地域の高校生による意見交換会(ユースセッション)事前研修

日 時:令和5年10月19日(日)16:30~18:00
場 所:オンライン
参加者:1年生1名 2年生2名
内 容:
 石川県で行われる世界農業遺産シンポジウムにおけるユースセッションの参加に向けて事前研修が行われ、本校からは3名が参加しました。まず、世界農業遺産についての講義が行われました。次にグループに分かれ自己紹介ののちに11月10日に向けての意見交換会を行いました。世界における農業遺産について知ることができる貴重な機会となりました。

 

 

令和5年度「聞き書き」事業 事後研修

日 時:令和5年10月16日(月) 16:30〜18:00
場 所:脇町高校およびオンライン
参加者:探究部聞き書きグループ 1年生 7名
講 師:國金重光さん(ニシアワアカデミア)岩男望さん(京都大学)藤原さん 福永さん(そらの郷)

内 容:
 夏休みに地域の名人に取材を行ってきた内容をまとめるための事後研修が開催されました。大まかな章立ての方法や聞いたことをまとめる方法などを講義いただいた後、実際にグループに分かれ実践を行いました。今後、文集としてまとめ製本される予定です。

 

サワガニの分布調査〈生物班〉

サワガニの調査

日時:令和5年10月5日(木)

場所:大谷川上流

参加生徒:サワガニの分布調査班(2年生3名)

内容:課題研究として本校周辺を流れる大谷川では,色の異なるサワガ二がみられます。サワガニの色の分布調査や原因については研究がされていますが,大谷川でのサワガニの色の違いや分布調査についてカニの採集,調査にいきました。沢山のカニが収穫できましたが,個体数やデータをとったあとは,必要最低限の個体以外は元の場所に戻しました。

今後どのような研究になっていくのかが楽しみです。