開発教材等
令和6年度 SSH授業研究会教材資料
令和6年9月27日の「SSH生徒発表及び授業研究会」で使用された教材・資料です。ご活用ください。
1.数学Ⅱ
「関数とグラフの見方・考え方」(授業者:奥村瑞歩)
2.英語コミュニケーションⅡ+家庭基礎
「食品ロスを削減する仕組みを考えよう」(授業者:種盛浩士・金丸ひとみ)
指導案(英語+家庭).pdf 研究授業スライド(英語+家庭).pdf
3.総合的な探究の時間
「AIで創る地域の未来」(授業者:大久保邦博)
授業スライド(大久保).pdf 前時のスライド(大久保).pdf
教科横断「マシュマロ・チャレンジ」
2年生物理の授業で実施した英語でのチーム・ビルディング「マシュマロ・チャレンジ」の教材です。振り返りの一部まで英語で実施しました。海外研修(台湾)での協働実験を想定した教材をアレンジしています。
令和5年度SSH授業研究会資料
令和5年9月22日の「SSH生徒発表及び授業研究会」で使用された教材・資料です。
1.物理「力学の演習」2023.9.22指導案(物理).pdf 使用問題(物理).pdf
2.地理総合「さまざまな交通網の発達」2022.9.22指導案(地理総合).pdf
3.総合的な探究の時間「通いたくなる地方空港にする」2023.9.22指導案(探究).pdf 2023.9.22スライド資料(探究).pdf
課題研究メソッド 「MicrosoftOffice365を使用した指導」
Sコースによる課題研究ではMicrosoftOffice365サービスを用いて日常的な指導を行っています。ここではTeamsによる課題管理やフィードバックとファイル共有によるスライド指導を紹介します。
①ミニ課題研究におけるTeams課題管理
・課題を配布し、ルーブリックを掲示します。
・ルーブリックに基づき、評価を行い、コメントによるフィードバックを行います。
・課題の提出管理が容易であり、複数の担当者が確認できます。
②OneDriveによるファイル共有
・生徒作成の発表用スライドをグループ内及び担当教員とOneDriveにより共有します。
・生徒は各端末で同時に編集可能で、随時更新することができます。
・担当教員はスライドにコメント機能で、いつでもアドバイスを行うことができます。
課題研究メソッド(探究科学)
2、3年生Sコースでは毎週木曜日3時間連続で学校設定科目「探究科学」として文系・理系関係なく、課題研究に取り組んでいます。ここでは探究科学のオリエンテーションとミニ課題研究について紹介します。本校では個人でミニ課題研究を行ったあと、グループで各テーマを設定し、課題研究に取り組む流れとなっています。
以前に作成した実験レポートについても掲載します。参考にしてください。
SW-ing教材「情報の整理~バタフライチャート~」
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,情報を整理するためにシンキングツール(バタフライチャート)を活用する教材です。
情報を整理することで、思考を深めたり、議論のポイントを焦点化するなどの習慣を育成します。
SW-ing教材「事実と意見」
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,根拠のない情報に惑わされないために、事実と意見を区別するための教材です。
図や文章など、さまざまな試料を用いて、事実なのか意見なのかを意識する習慣を育成します。
[探究活動] Sw-ing教材 「地域が抱える問題解決」
「Sw-ingリサーチローカルアクト」では1年生が地域が抱える問題をテーマとして探究活動を実施します。RESASやe-statのデータ等を根拠として地域が抱える問題点を見つけ,その解決方法を考え提案させます。全13時間の授業計画の流れと教材等です。
SW-ing教材「批判的思考②」
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回は,CMなどで日常的に用いられる数字をどのように捉えるのか考えるための教材です。
「〇〇%の人が痩せました。」などの数値は、いつ、誰が、どのような方法でデータ化したのか,考える習慣を育成します。
SW-ing教材「批判的思考①」
1年生が実践する「SW-ingリサーチ ローカルアクト」では,本校が独自に開発した「SW-ing教材」を活用して,課題研究に取り組むための基礎力を育成します。
今回の教材は,課題研究に取り組むために必要となる「批判的思考」について理解を深めることを目的としています。
マイナスイオンや血液型診断など,生徒にとってなじみ深いキーワードを出発点に,批判的思考について考えます。
[物理] 単振動(単振り子・ばね振り子)エクセルワークシート
単振り子とばね振り子の実験のワークシート(エクセル)です。
実験データの分析と考察の仕方を学ばせるための教材です。単振り子の実験ワークシートには生徒がどのようなことを書いたらいいかがわかるように工夫をしています。
「実験レポートの書き方」も参考にしてください。
RESASを活用した教材について
本校ではRESASを活用した教材を開発し、美馬市のご協力をいただきながら授業等で使用してきました。RESAS(地域経済分析システム)は、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)および経済産業省が、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のビッグデータを集約し、可視化するシステムとして提供しています。英語の〔Regional Economy(and)Society Analyzing System〕の頭文字を取って、「RESAS(リーサス)」と呼ばれています。本校の職員が開発に携わったRESASを活用した教材と本校の取組が以下のサイトに紹介されています。ぜひご覧ください。
本校における「科学的思考力(SW-ing SLC)」について
2期目のSSH事業において「全生徒対象の科学技術人材の育成」をテーマに掲げ,全教科・科目で授業研究を進めてきました。その共通目標として「科学的思考力(SW-ing SLC)」を設定し,活用してきました。本校の「科学的思考力(SW-ingSLC)」は,「社会の様々な問題について,知識と収集した情報を組み合わせることで分析し,論理的に本質を見極め,解決方法を見いだし,さらには自分の考えを適切にわかりやすく表現する能力や態度」をまとめたもので,論理的思考力や情報分析力にとどまらず,表現力や協働力も含めた総合的な学力として設定したものです。各項目・内容については生徒の実態や教員の意見を反映して毎年少しずつ整理・改訂を行いました。この設定・改訂にあたっては鳴門教育大学 川上綾子教授よりご指導・ご助言をいただきました。 3期目の採択を受けた本年度のSW-ing SLCは,昨年度のものをベースに,各教科での学びを統合して思考したり,課題解決に向けて適切に計画し,適宜振り返りつつ調整したりできる力など,質の高い探究活動を実践し,変化の激しい社会を主体的に生き抜くために必要な汎用的能力を意識して設定しています。SW-ing SLCを中核にカリキュラム・マネジメントをデザインすることで生徒主体のPDCAサイクルを確立するとともに,全教員が共通意識を持って授業作りに取り組み,教科を超えた活発な授業参観・授業研究を促進することも狙っています。