生徒の活動
FESTAT キックオフイベント
日 時:令和2年7月24日(金)9:30~12:30
場 所:脇町高校
参加者:今年度FESTAT出場者(2年),1・2年生希望者,昨年度FESTAT出場者
日 程: 9:30 開会行事
9:50 昨年度参加者からのメッセージ
10:30 FESTAT出場自己紹介
11:00 講演 (講師:慶應義塾大学 教授 安宅和人 氏
12:00 FESTAT参加者自己紹介
12:30 閉会
主 催:香川県立観音寺第一高校
統計・データを用いて数理的に分析する課題研究の発表・交流会「FESTAT2020」のキックオフイベントが,ZoomやYoutubeを活用したリモート形式で実施され,FESTAT出場者やデータサイエンスに関心のある希望者が参加しました。
今年度は,Webによるアンケート調査などのデータを活用した地域活性化に関わる課題研究の成果を発表予定としてり,出場メンバーがその意気込みを語りました。
また,昨年度FESTATに参加したメンバーを代表して,3年生の喜多さん,柴田さん,難波さん,松永さんがFESTATに参加して学んだことをメッセージとして語ってくれました。なお,発表会は9月13日にリモート形式で行われます。
講演徒感想
〇未来は目指すものであり,そのために自主性や創造性がとても大切であることを学んだ。
〇私たちが最大限にAIを活用することで,よりよい社会を創り上げることができると思う。
〇未来をよりよいものにするため,今からたくさんのことに挑戦し,データを上手に活用し問題解できる人になりたい。
3年生Sコース プレ課題研究発表会
日 時:令和2年7月22日(水) 13:10~14:30
場 所:脇町高校小体育館
参加者:3年生Sコース(38名)2年生Sコース(38名)
自然科学分野の課題研究に取り組んでいる3年Sコースの生徒は,7月30日に校内課題研究発表会を行い,約1年間にわたる課題研究の成果を発表します。そのリハーサルとして,2年生Sコースの生徒に対してプレ発表会を実施しました。3月の徳島県SSH合同発表会と4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となった3年生にとって,聞き手を前にして発表するのは本日が初めてでした。聴衆を見ながら大きな声で発表するのはもちろんのこと,2年生からの質問にも的確に答えるなど,日頃の成果を遺憾なく発揮していました。
また,プレ発表会の後,「グラフを説明するときは,どこに注目してもらうか強調した方がよい」「もう少し説明を詳しくした方がいいのでは」などお互いに気づいた事を共有していました。更なるブラッシュアップを行い,7月30日の本番に臨みたいと思います。
【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -日本語教室での実践ー
日 時:令和2年7月19日(日)10:00~12:00
場 所:小野コミュニティーセンター(つるぎ町半田)
参加者:佐竹さん(3年)那須さん(3年)
主 催:多文化共生を考える会「ともに」(つるぎ町で生活している外国人の方々に日本語を教えたり,お互いの国の文化を学びあう活動を行っているボランティアグループ)
小野コミュニティーセンターで毎週日曜日に行われている,多文化共生を考える会「ともに」日本語教室に,本校生2名が参加しました。
今回は,生徒たちが自ら作成した「やさしい日本語のゴミの出し方のちらし」を教材に活用してもらい,実際に外国人の方がゴミ出しの際どんなことに困っているか,また,どんな表現がわかりにくいか直接聞かせてもらいました。
「ビデオデッキは粗大ごみなのか?」「障子と襖は何がちがうのか?」「缶を出すとき,なぜ潰したらいけないのか?」「服は燃やせるのに,なぜ毛布は粗大ごみなのか?」など,自分たちがあまり意識しないことが,外国人の方々にとっては疑問であることを改めて実感することができました。
生徒感想
〇自分たちが簡単と思っていた表現が外国人にとって難しい場合や,逆に,難しいと思っていたものがやさしいなど,自分たちの考えとのギャップに気づかされた。
〇「燃える」「燃やせる」「燃やす」など些細な表現でも,外国人の方々にとっては重要であることを学んだ。
【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動
日 時:令和2年7月13日(月)15:00~17:00
場 所:脇町高校地学準備室
講 師:村上敬一 氏(徳島大学総合科学部 教授)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)那須さん(3年)
3年生の4名の生徒が取り組んでいる「地方における外国人労働者の支援を考える」をテーマにした探究活動の成果を論文にまとめるため,徳島大学の村上先生を交えてミーティングを行いました。
今回は,ホワイトボードを活用し,村上先生の助言をもらいながら全員で論点を整理しながら章立てを行い,それぞれのタスクを確認しました。今回できた論文は第64回全国学芸サイエンスコンクール(旺文社主催)に応募します。
生徒感想
・村上先生に加わってもらうことで,文章の構成の流れを掴むことができやるべきことが明確になった。
・課題研究を進めていくことで,いろいろな知識がつながっていくことが実感できた。
令和2年度 第1回SW-ingアカデミー
演 題:「新聞記者から見たデータサイエンスの将来」
実施日:令和2年6月30日(火)
講 師:日本経済新聞社編集局データ報道部次長 黄田和宏 氏(平成8年卒)
対 象:全生徒 554名
SW-ingアカデミーでは,最新の知識に触れ,学習や進路選択に対する意欲を喚起するため,各分野の最先端で活躍されている専門家による講演会等を実施します。
第1回のSW-ingアカデミーは,本校の卒業生でもある黄田和宏 氏を講師に,各教室の電子黒板とzoomを活用しリモート形式で行いました。
講演では,コロナ感染症に関する最新のデータや,マスメディアによる世論のミスリードの事例,脇町と全国のマクドナルドの時給の比較,AIを活用した文書解析などのお話を進路選択も踏まえながらしていただきました。
講演後の質疑応答では,生徒から「どのようなプログラミング言語がいいのか」「プログラミングをごのように学べばいいのか」などの質問に,予定時間を超えてご対応いただきました。
Society5.0社会を生きる上で,データサイエンスやプログラミングは文系・理系問わず必要なスキルであることを学ぶことができました。
生徒感想(一部抜粋)
・データサイエンスは,理系分野だけでなく,文系分野においても影響力を持つのだと思った。IT社会の中で,文系の職種は立場がないと思っていたけど,目的を持ってデータサイエンスやプログラミングを学べば,新しい領域を開けるのだと希望を持てた。
・「将来の職業は絶対これ!!」と決めていたけど,データサイエンスを活用する仕事に就くのも楽しそうだと思いました。