SSH 生徒の活動

生徒の活動

令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会 受賞結果の報告

 令和4年3月19日(土)に行われた、令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会において、3年生Sコースの中で、次の3チームが表彰されました。

優秀賞
「透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明」
紀伊さん、立石さん、友行さん

優良賞
「振動で変位するソフトロボットの開発」
石川さん、大西さん、茅野さん、岸上さん

奨励賞
「ヨシノボリの吸盤によるバイオミメティックス」
井上さん、西田さん、吉川さん

 なお、優秀賞の「透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明」はR4年度SSH生徒研究発表会(神戸市)に、優良賞の「振動で変異するソフトロボットの開発」は令和4年度全国高等学校総合文化祭自然科学部門(東京都)に、それぞれ出場します。

 

  

イノベーション教育の実践(4月)

 小松崎先生(東京大学)や北岡先生(徳島大学)の指導のもと,地域課題を含む社会課題解決の手法を学ぶプログラムです。将来的には,ここで学んだ生徒が,大学生や社会人として後輩たちの学びをサポートする仕組みを構築していきます。

 4月に行ったプログラムは以下の通りです。

●4月15日(金)16:30-18:30
 Apisnoteを活用したワークショップの実施可能性を確認しながら,初回は対面で生徒の方との距離を近づけることを目的として,徳島大学北岡先生と脇高生が対面,東京大学小松崎先生、徳島大学玉有先生と大学生メンター(脇町高校卒業生4名)はオンラインで参加しました。3教室に分かれて感染症対策をしながらの活動となりました。85名の参加でした。

 ●4月20日(水)16:30-18:30
 オンラインで玉有先生がワークショップを実施しました。グラフィックレコーディングの手法を学びました。今回は63名の参加でした。

●4月22日(金)16:30-18:30
 オンラインで小松崎先生がワークショップを実施しました。バイアスブレイキングの手法を学びました。今回は54名の参加でした。

 ●4月27日(水)16:30-18:30
 オンラインで小松崎先生がワークショップを実施しました。バイアスブレイキング演習を行いました。今回は66名の参加でした。

  

  

 

 

【SW-ingゼミ】Sコース課題研究に対する専門家からの指導助言

日 時:令和4年5月23日(月)16:00~17:00
助言者:田中 好幸 氏(徳島文理大学)
    久保 美和 氏(徳島文理大学)
参加者:3年Sコース4名
内 容

 探究科学Ⅱにおいて,「タバコシバンムシの墨に対する​採餌行動について​」をテーマに研究している3年生Sコースの4名が,オンラインで徳島文理大学の田中先生と久保先生の指導を受けました。

 墨に含まれる膠(にかわ)を,水に溶かしたときに発生する硫化水素やアンモニアなどの濃度をいかに測定すればよいかなど,具体的な実験方法について学ぶことができました。

 また,実験系で不足している対照実験などについても,様々な視点から指導・助言をいただき、これからやるべきことが明確になりました。

 

 

【SW-ingアカデミー】講演会

日 時:令和4年4月25日(金)14:10~16:00
講 師:吉田 大作 氏
    京都芸術大学クロステックデザインコース准教授
    株式会社クロステック・マネジメント取締役
演 題:大学と社会とつながる高校時代の「探究」の学びとは?
参加者:全生徒
内 容
 京都芸術大学の吉田大作氏に講師をお願いし,令和4年度最初のSW-ingアカデミーをオンラインで実施しました。探究活動の流れである「課題発見→情報収集→情報分析→まとめ」の中で、特に、課題発見と情報収集の重要性をお話しいただきました。また、世界情勢の変化を踏まえながら、なぜ探究活動の学びが重要なのか、具体的に教えていただきました。答えのないことに取り組むことはとてもエネルギーを使いますが,本日の学びを課題研究などに役立てていきたいと思います。

生徒感想(一部抜粋)
〇アイディアは才能などではなく既存の情報の組み合わせだということを知り自分の引き出しを増やすことの大切さを知れた。
〇今までの探究では情報収集が足りていなかったなと思った。今日の学びを活かしてこれからの探究活動や受験勉強に活かしていきたい。
〇探究活動はただ単に目標を設定して行うのではなく、二次、一次、基礎情報を集めた上で何回も考え直して目標を設定し、解決していくことが大切であるということがわかりました。ありがとうございました。
〇探究を進める上で、「どこの、誰の、どんな」を意識することがいかに重要かがわかりました。

 

令和4年度電気学会U-21学生研究発表会 【佳作】

日にち:令和4年3月19日(土)       
場 所:オンラインで実施
参加者:津村さん(3年)、平尾さん(3年)、藤川さん(3年)
発表タイトル:「加速効率の比較と宇宙開発への応用」
内 容:
令和4年度電気学会U-21学生研究発表会に参加し、津村さん、平尾さん、藤川さんのチームが佳作に入賞しました。大学生なども参加する学会で発表できたことは、参加者にとって大きな自信になりました。
感 想:
〇専門家の先生からのアドバイスがとてもためになった。そして、この受賞を通して、ますます工学系に進みたいという意欲が高まった。

〇発表内容だけでなく、話す態度や質疑応答の仕方などがとても参考になった。同世代の人たちから刺激を受けることができたので、今後も積極的に発表会などに参加したい。

〇審査員の先生から、「わかりやすいスライドになっている。」と言われたことは自信に繋がった。タイトルの付け方などの指摘も受けたので、改めてタイトルを考えたい。

 

令和4年度 第10回四国地区SSH生徒研究発表会

日 時:令和4年4月10日(日)13:00~16:30

場 所:脇町高校他(動画発表及びZOOMによるオンライン発表) 
参加者:3年Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 観音寺第一高校 高松第一高校 富岡西高校 高知小津高校 宇和島東高校 西条高校 松山南高校 徳島県教育委員会 他 

 3年生Sコースの生徒が令和4年度四国地区SSH生徒研究発表会に参加しました。徳島県の合同発表会と同様に新型コロナ感染症対策のため,YouTubeによる動画発表とZOOMミーティングによるオンライン形式で発表を行いました。専門家からの質疑やアドバイスだけでなく、生徒相互の科学的なコミュニケーションの場として,例年に増して積極的な意見交換が行われ,新たな視点や研究のヒントが得られました。今後これまでの質疑・助言等を生かしてさらに課題研究を進めていく予定です。

<発表タイトル>

【動画発表】
〇ソフトロボット開発
〇加速度の比較~宇宙デプリの除去に挑戦~
〇手の内による的中率
〇ヨシノボリの吸盤によるバイオミメティクス
〇タバコシバンムシの墨に対する採餌行動について
〇ダンゴムシの起き上がりに関する研究
〇水温の変化がアルテミアの光走性に与える影響について
〇透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明
〇カヤの保水効果の検証
〇藍の魅力を発信しよう!~アンケート分析をもとに~
【オンライン発表】
〇麦飯石の新たな効果を探る

 

令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会

日 時:令和4年3月19日(土)13:00~17:00
場 所:脇町高校他(oViceによるオンライン発表) 
参加者:運営指導委員 徳島県教育委員会 2年Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 城北高校 富岡東高校 富岡西高校 徳島市立高校 

 2年生Sコースの生徒が令和3年度徳島県SSH生徒研究合同発表会に参加しました。新型コロナ感染症対策のため,ヴァーチャルメタバースoViceを使用したオンライン形式で行われました。審査の結果,優秀賞・優良賞・奨励賞をそれぞれ1グループが受賞しました。先月行った本校での成果発表会の反省を活かしつつ,課題研究の成果を落ち着いて発表するとともに,校外の専門家等からの質疑やアドバイスを通して研究の深化を図ることができる貴重な機会となりました。

<発表タイトル>
〇ソフトロボット開発(優良賞)
〇加速度の比較~宇宙デプリの除去に挑戦~
〇手の内による的中率
〇ヨシノボリの吸盤によるバイオミメティクス(奨励賞)
〇タバコシバンムシの墨に対する採餌行動について
〇ダンゴムシの起き上がりに関する研究
〇水温の変化がアルテミアの光走性に与える影響について
〇透明標本を活用したカワヨシノボリの吸盤の形状変化の解明(優秀賞)
〇麦飯石の新たな効果を探る
〇カヤの保水効果の検証
〇藍の魅力を発信しよう!~アンケート分析をもとに~

 

徳島県高校生ビッグデータ活用コンテスト 【最優秀賞・優秀賞】

日 時:{発表 }令和4年2月4日(金)       10:40〜11:00
    {表彰式}令和4年2月24日(木) 13:00~13:30

場 所:オンラインで実施
参加者:科学部6名 1年生3名 

 本校科学部6名と1年生3名が高校生ビッグデータ活用コンテスト1次審査を通過し、2次審査で発表をZOOMによるオンラインで行いました。それぞれのグループがNTTdocomoのモバイル空間統計をもとに「新型コロナの流行と外食自粛の効果の検証」「美馬市の人の動きからハザードマップを見る」といったテーマでデータを分析し、アイデアを提案しました。

 そして、審査の結果、「新型コロナの流行と外食自粛の効果の検証」のグループが最優秀賞、「美馬市の人の動きからハザードマップを見る」のグループが優秀賞を受賞することができました。表彰式は徳島県「教育の情報化」推進フォーラムの開会行事の一環として行われました。

 入賞作品一覧  最優秀作品「新型コロナと外食自粛の効果」

 

【SW-ingリサーチグローバルアクト④】外部への発表

日 時:令和4年1月21日(金)15:00~16:00
参加者:2年生1組~4組  そらの郷 松浦さん 福永さん
内 容:
 2年生1~4組の生徒がこれまで取り組んできたSDGsをテーマとした課題研究について、前回のクラス内発表の結果から選ばれた代表グループがそれぞれそらの郷の職員の皆さんにプレゼンテーションを行いました。そして、「一般社団法人そらの郷」課長 松浦さんより講評をいただき、優れたアイデアや取組は「そらの郷賞」として表彰を受けました。各グループの発表タイトルは以下の通りです。

<発表タイトル>

〇美馬市活性化プロジェクト
〇沖縄の子供たちにイミ(夢)を~なんくるないさ~
〇こどものために待機児童ZERO大作戦
〇STOP! 糖尿病

【SW-ingアカデミー】講演会及びサイエンスカフェ

日 時:令和4年2月24日(木)14:10~17:10
講 師:川竹 一 氏(ソースネクスト株式会社 常務執行役員兼CTO)
演 題:挑戦を楽しむ
参加者:講演会1年生2年生340名 サイエンスカフェ希望者9名
内 容
 AI翻訳機のポケトークの開発に携わられた川竹氏をお招きし、講演会とサイエンスカフェを実施しました。講演会では、ポケトークの実演を交えながらお話をいただきました。特に、「失敗をおそれるのはもったいない。何事にも積極的に挑戦しよう」というメッセージは生徒に強く残ったようです。また、質疑応答では、「同音異義語をどう認識しているのか」「今まで一番の失敗は何か」「高校時代に挑戦したことは何か」など多岐にわたる質問が出されました。

 サイエンスカフェでは、どのようにポケトークが開発されたかについて簡単にお話しいただき、そこからはフリーで川竹氏に生徒が質問を投げかけました。その中で、さまざまなエンジンを組み合わせることで効果的な商品開発を行うお話は、生徒にとって極めて有意義なものとなりました。

  

 

生徒感想
・新しい製品を自ら開発するということは誰にもできることではないけれど、川竹先生が仰っていた、「やり始めを簡単にする」ということは日常で誰にでもできることなので、取り入れたいと思いました。
・今の時代チャレンジすることはリスクが少なくメリットが多いと聞いたのでこれからもチャレンジし続けていきたいと思う。挑戦を楽しみたい。
・今回の公演の中の「スキルは1つだけに頼りきるのではなく、複数持っていた方が良い」と言う言葉がとても印象に残りました。また、安定が1番良い
・社会の役に立っている商品の開発に実際に携わっている人の話をきけることはめったにないのでいい機会だった。

美馬市未来創造アカデミー【第8回】への参加

日 時:令和4年2月19日(土)  11:00~14:00
場 所:美馬市役所
参加者:1年生2名 2年生2名
内 容
 昨年の5月から行われてきた美馬市未来創造アカデミーもいよいよ最終回となりました。今回は、「美馬市発 新規事業プレゼンテーション」が行われ、美馬市を活性化させる新規事業について、1年生の小川さんと國見さんのグループがアスレチックをテーマに、また、2年生の土井さんと眞鍋さんのグループが宣伝・広告をテーマに発表を行いました。
 生徒たちのスライドは、第7回のアカデミーにおいて、株式会社マイナビの池本氏から教えていただいた、フレームワークとしてリーンキャンバスを活用すること、ビジョン・ミッション・バリューを明確にすることなどをきちんと踏まえおり、行政からの視点と企業からの視点の両方から高い評価をいただくことができ、生徒にとって有意義な時間となりました。

  

 

 

令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会 第3位及び奨励賞

令和3年11月20日(土)に徳島県立総合教育センターで行われた令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会において,本校の工藤さん、岸上さん、尾崎さん、井上さん、三木さん、大西さんのグループが「第3位」に入賞しました。

また、石川さん、大山さん、茅野さん、喜多さん、平尾さん、藤井さんのグループが「奨励賞」を受賞したまし。

目標であった全国大会出場を叶えることはできませんでしたが、チーム一丸となって難問に取り組んだ経験は、大きな財産となりました。          

 

受賞者コメント
・仲間と協力し取り組めたことが、この結果につながった。この経験を課題研究にもいかしたい。
・じっくり考えることがとても楽しかった。思考体力が必要なことを学んだ。

【SW-ingキャンプオンライン】桃園高校とのオンライン交流

日 時:令和4年1月6日(木)  14:00~16:00
場 所:脇町高校及びZOOMによるオンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 (育達大学)黄先生
    (桃園高校) 日本語学科生徒39名
内 容:①文化・学校紹介
    ②グループに分かれての交流及びディスカッション


 オンラインでの海外研修の最後の取組として台湾の桃園高校とオンラインによる交流を行いました。今回は日本語学科の生徒の皆さんと日本語と英語を交えてお互いの学校や文化の紹介を行い、その後、育達大学の黄先生のファシリテーションのもと、グループにわかれてそれぞれのテーマごとにディスカッション等をしました。最後に連絡先を交換するなど研修を締めくくるにふさわしい和気あいあいとした交流となりました。

生徒の感想

・台湾の学生は積極的です。たとえ日本語を上手に話せなくても、頑張って自分が伝えたいことを言います。私たちも見習いたい。

・日本人は辛抱強く私たちが話したことを聞きます。

・I enjoy sharing things about each other's countries the most.

・思想とか習慣が一番違う、特に校則の違いには驚いた。

【SW-ingキャンプオンライン】淡江大学・台北大学とのオンライン講義

日 時:令和3年12月27日(月)  14:00~18:00
場 所:脇町高校及びZOOMによるオンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 
    (徳島大学) 村上先生
    (淡江大学)冨田先生(台北大学)山口先生 
内 容:①台湾の食事を食べてみよう!
    ②淡江大学・台北大学オンライン講義
    ③台湾在住の日本人研究者への発表及び質疑・助言


 今回は訪問できなかった台湾の料理を食べてみようと本場からネットショッピングした小籠包やルーローハン、台湾カステラを食べました。先日のNEHSの高校生との交流から見聞きした味を楽しむことができました。
 その後、今回の海外研修における探究活動のについて淡江大学の冨田先生と台北大学の山口先生に講義・指導・助言をいただくとともに「海外ではたらくこと」についてもお話しいただき、2グループに分かれて質疑にも応じていただきました。海外から考える地元のことやこれからの将来について考える非常に貴重な時間となりました。

 

【SW-ingリサーチグローバルアクト③】プレゼン発表会

日 時:令和3年12月17日(金)12:50~14:40
発表者:2年生1組~4組
内 容:
 2年生1~4組の生徒がこれまで取り組んできたSDGsをテーマとした課題研究について各クラスで発表会を行いました。グループごとに様々な視点から課題に向き合い、その解決策や改善のアイデアを考えてきました。それらの成果を各グループが工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。そして、ルーブリックに基づいた相互評価を行い、クラス代表を決定しました。また、一部の発表はZOOMで1年生にも視聴してもらい、これから行う地域課題研究の参考にしてもらいました。

使用したルーブリックはこちら → ルーブリック

【SW-ingキャンプオンライン】NEHSとの交流・研修

日 時:令和3年12月14日(火) 15:00〜17:00
           15日(水)10:00~12:00
場 所:脇町高校 化学講義室他 オンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 (NEHS) 2年生1クラス
内 容:自己紹介 学校紹介 異文化交流 SDGsをテーマにしたディスカッション

 新型コロナウイルスの影響で本年度の台湾での現地研修は中止になりました。しかし、昨年度に続き、訪問予定先であった国立科学工業圓区実験高級中学(NEHS)の2年生1クラスとオンラインで2日間にわたって交流及び研修を行いました。

第1日目
 NEHSの生徒さんの司会のもと、両校の学校長のあいさつの後お互いに学校紹介を行い、その後、ブレイクアウトルームで6つのグループに分かれて自己紹介や日本・台湾の文化や流行について質問し合いました。英語での意思疎通の難しさを感じながらも、事前に送りあったお菓子のおかげもあり、どのグループも非常に盛り上がっていました。

第2日目

 事前に金沢工業大学開発の英語版SDGsカードゲームを利用して、与えられたリソースカードを活用して、トレードオフカードに記載されたSDGsに関する課題を解決する方法を日本・台湾それぞれの視点から考えておきました。そして当日は前日と同じ日台混合グループで個々に考えたアイデアを共有し、その後ディスカッションを行い、1つの解決策をまとめ、全体で発表及び質疑を行いました。

感想

・台湾の生徒の英語力の高さに驚きました。チャットやジェスチャーを使い、コミュニケーションをとることができました。

・It was wonderful. We chatted so much and discussed widely. I learned many things like Japanese culture from them. It's quite interesting that we have so many difference but having hobbies in common at the same time.

It's great! Japanese students are easy-going and have various and creative idea on the second day sdgs. We really have a great time

【SW-ingアカデミー】サイエンスカフェ

日 時:令和3年12月15日(水)15:00~16:00
講 師:徳島大学特別招聘教授 理化学研究所主任研究員
    田中 拓男 氏
演 題:光のサイエンスカフェ
参加者:17名(1・2年生希望者)
場 所:脇町高校 図書室
内 容:
 サイエンスカフェは,カフェのような雰囲気の中で,科学者と市民が科学について語り合います。本校では,研究者とのよりインタラクティブか交流を通して,「学ぶ」ことのおもしろさや「科学」の大切さを実感することを目的に実施しています。

 徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所のご協力のもと、田中拓男 先生をお招きし、サイエンスカフェを行いました。 光技術を活用することで、角砂糖程度の大きさのキューブに100TBの情報を安全に記録できる技術や、特定の波長を効率的に透過させる冷房システム、アルミニウムの表面を加工し色を再現する微細絵画など、実物に触れながら先端の話を聞くことができました。物理において「光分野」を学習していない生徒ばかりでしたが、田中先生のお話はとてもわかりやすく、1時間があっという間に経過していました。特に、大容量メモリーへの関心が高く、生徒からは「なぜキューブ状にしたのか」「どのように情報を取り出すのか」「情報の消去はできるのか」など質問が多く出されました。
  最後に,研究者になるためのアドバイスとして、成果を相手にきちんと伝えることが大切なので、国語が重要であることを教えていただきました。また、田中先生の定年までの年数と、参加者が最短で研究者になるまでに年数が同じであり、一緒に研究者として働けることを楽しみにしているというメッセージをいただき、生徒たちのモチベーションが大きく上がった1日となりました。
  なお、今回は徳島大学ファシリテーターの玉有朋子氏によるグラフィックレコーディングも同時進行で行われました。サイエンスカフェ後、出来上がった記録のわかりやすさや見やすさに驚いたのと同時に、情報を可視化する重要性を学ぶことができました。

生徒感想:
・学問分野としての「光」は難しい印象しかなかったのですが、私たちの日常生活に大きく関係していることを知り、親近感がわきました。進路は文系を考えているのですが、これからもサイエンスカフェに参加して科学技術への知識を増やしていきたいと思います。
・普段は何も思わず「物体」を見ているが、「物体」を見る原理を知ることができた。また、人の一生を記録できるほどの大容量の記録媒体が開発されていることに驚いた。これらが実用化された社会がどうなるかとても楽しみだ。
・光を利用した技術がさまざまな最先端の技術が実用化に近づいていることを知り、早く日常生活で使ってみたいと思った。自分もこのような研究をして、生活を便利にしたり、人の命を救う技術開発に携わりたいと改めて思った。

   

 

 

 

京都大学とのオンライン連携②

日 時:2021年12月9日(木)18:00~20:00
講 師:常見 俊直 氏(京都大学大学院理学研究科)
    京都大学理学部大学生 大学院生5名
参加者:脇町高校2年生Sコース 37名
内 容:
 今年度も夏休みに京都大学での実験・研修は新型コロナウイルスの影響で開催できませんでした。そして前回に続きオンラインではありますが、課題研究で取り組んできた内容についてプレゼンテーションを行い、京都大学の学生・大学院生とディスカッションを行いました。今回いただいたご意見・ご助言をいかし、中間発表に向け課題研究を進めていきます。また、あわせてFormsによるアンケートやルーブリックによる評価も行い、指導方法の振り返りや研究の進捗状況の確認も行うことができました。 使用したルーブリックはこちらです。

テーマ一覧
物理グループ
「手の内について」「振動で動くロボット」「ヨシノボリの吸盤の流水に対する吸着度の測定」「加速度の比較(宇宙デブリに除去に挑戦)」「ダンゴムシの起き上がりに関する動作解析」
化学・情報グループ
「麦飯石の浄水効果」「藍の魅力を伝える(シングルソースパネル調査による検証)」「水分センサーを用いたカヤの保水効果の検証」
生物グループ
「アルテミアの光走性について」「タバコシバンムシの食性について」「ヨシノボリの吸盤の硬骨と体長の関係」

高校生「聞き書き」事業 第2回聞き書きワークショップ

日 時:令和3年11月29日(月)16:30~17:30
場 所:本校21HR教室及びZOOMによるオンライン
参加者:2年生8名
講 師:ニシアワアカデミア 國金重光氏 京都大学大学院 岩男望氏
オブザーバー:徳島県西部総合県民局 山内さん 

内 容:

 2年生8名が対面とオンラインの併用型ハイブリット形式で行われた聞き書きワークショップの2回目に参加しました。これまでにそれぞれのグループが「地域の名人」を取材し、レポートを作成していました。今回はそのレポートの添削と今後の方向性を立て修正を行いました。年明けにはそれぞれの「聞き書き」をまとめたものが発刊される予定です。

 

【SW-ingキャンプオンライン】中国語講座②

日 時:令和3年11月26日(金)16:30~17:30
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
    徳島大学留学生 楊さん 韓さん 鄒さん
参加者:台湾海外研修参加者 18名

 台湾の高校とのオンラインでの交流学習の前に、お互いの国の食べ物やお菓子を交換することになりました。そこであいさつや内容物の説明を加えたメッセージカードを中国語と英語で作成し、同封することになりました。前回に続き、徳島大学の留学生の皆さんに中国語でのメッセージカードの指導や添削をいただきながら、他言語における伝え方のポイントについてもご教授いただきました。

【SW-ingアカデミー】講演会及びサイエンスカフェ

日 時:令和3年11月26日(金)15:00~17:30
講 師:竹田 美文 氏(野口英世記念館 前理事長)
演 題:わが国の近代医学の幕開けの頃に活躍した先人達
参加者:講演会1年生165名 サイエンスカフェ希望者15名
内 容
 本校のOBで,野口英世記念館 前理事長である竹田美文 氏をお招きし,1年生対象の講演会と希望者対象のサイエンスカフェを行いました。

 講演会では,パスツールやコッホなど業績だけでなく,北里柴三郎や志賀潔,秦佐八浪,野口英世など近代医学の礎を築いた方々の功績をわかりやすくお話しいただきました。特に,伝記などに書かれていない野口英世のエピソードは初めて聞く話ばかりで,野口英世の墓石に刻まれている
      Through devotion to science
      He lived and died for humanity
      科学への献身を通じ
      人類のために生き人類のために死せり
という言葉をより深く理解することにつなげることができました。
そして,最後にしていただいた,美馬市三島出身である医師 三宅速とアインシュタインとの交流の話は,生徒にとってとても印象深いものとなりました。

 サイエンスカフェは,竹田先生のファシリテーションによって,対話的に進められました。ウイルスが生物なのか無生物なのか,ウイルスの増殖システム,ワクチンの歴史や仕組みなど,講演会よりもより専門的な話になりましたが,参加者からは「ワクチン量を増やせば,免疫効果は高まるのか」「ウイルスは細胞内のどこで増殖するのか」「メッセンジャ-RNAワクチンは今後ワクチンの主流になるのか」などの質問が出ました。
 ユーモアを交え,わかりやすくウイルスやワクチンについて説明いただき,生徒の生物への知的好奇心が喚起される貴重な時間となりました。
生徒感想(サイエンスカフェ)
・マスクをする理由がきちんと理解できていなかったことに気づけた。「なぜ?」という疑問を常に持つようにしたい。
・コロナ感染症について興味を持ち「知る」ことが,本当に大切だと思った。1時間があっという間だった。
・ウイルスが生物と無生物の間であるという意味をきちんと理解できて,とても嬉しかった。竹田先生の本が図書室に多くあるので,ぜひ読んでみたい。

  

 

高校生「聞き書き」事業 聞き書き調査③

日 時:令和3年11月14日(日)10:00~12:00
場 所:つるぎ町貞光 西岡田さん宅
参加者:2年生5名
聞き書き対象者:西岡田氏 
内容:

 今年度本校の生徒が関わらせていただいている,「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝える「聞き書き」事業2回目インタビュー「傾斜地農業編」の報告をさせていただきます。

 8月の調査に引き続き,11月14日に本校2年生5名が,世界農業遺産に登録されている「にし阿波地域の傾斜地農業」の名人である西岡田さんご夫婦にインタビューをしてきました。前回のお話を踏まえた質問に加えて,「傾斜地農業」で使われる農具や農作物を通したつながりについてなど,今回もたくさんの魅力を語っていただきました。

 お宅の庭にはたくさんのそば米が干されており,その量にただ驚くばかり。今年は台風の影響がほとんどなかったため豊作のようです。周囲を見渡せば一面に広がる紅葉。美しい秋の風景に見とれ,何とも穏やかな気持ちになりました。

 素敵なお話と美しい景色に触れられる貴重な経験をさせていただきました。今後私たちの活動は2回のインタビューにもとづく「聞き書き」の原稿作成に移ります。発表に向けて皆で協力して準備をしていきます。

令和3年度科学の甲子園徳島県大会

日 時:令和3年11月20日(土)9:30~12:30
参加者:1年生1チーム 2年生5チーム 計6チーム(36名)
場 所:徳島県立総合教育センター
内 容:
 6校から17チームが参加した令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会に,本校からは6チームが参加し,筆記試験(物理・化学・生物・地学・数学・情報分野)に挑戦しました。
 今までに見たことがない問題も多くありましたが,帰りのバスの中では問題の解き方についてお互いに意見を述べ合うなど,今回の経験を活かそうというポジティブな発言がなされていました。

生徒感想:
・公式を暗記するのではなく,なぜそうなるのか論理的に理解することや基本的事項を徹底することが重要であることがよくわかった。
・いつもと違う問題で,とてもおもしろかった。
・バスで移動し,いつもと違う場所や雰囲気で問題に取り組め,受験に向けていいリハーサルになった。
・チーム戦だったため、いつもよりも他のチームに負けたくないという思いが強く持てた。

  

 

【SW-ingアカデミー】サイエンスカフェ

日 時:令和3年11月19日(金)16:20~17:30
講 師:徳島文理大学 薬学部 教授 深田 俊幸 氏
演 題:「亜鉛の温故知新」 なぜ亜鉛は健康の維持に必要なのか?
参加者:18名(1・2年生希望者)
場 所:脇町高校 図書室
内 容:
 サイエンスカフェとは,カフェのような雰囲気の中で,科学者と市民が科学について語り合います。本校では,研究者とのよりインタラクティブか交流を通して,「学ぶ」ことのおもしろさや「科学」の大切さを実感することを目的に実施しています。
 今回は,深田先生をお招きし,「亜鉛が不足するとどうなるか」「亜鉛はどのように発見されたか」「医学・薬学の研究に必要な使命感と倫理観とは」についてお話しいただきました。亜鉛トランスポーターの変異により,細胞内へ亜鉛の輸送が行えないことで引き起こされる亜鉛欠乏症の具体例や亜鉛命名の歴史など,専門的な知識を学べただけでなく,基礎研究を通して人を救いたいという研究者としての使命感を学ぶことができました。サイエンスカフェ終了後も,「何の肉に亜鉛は多いのですか?」など深田先生に尋ねている姿が印象的でした。
生徒感想:
・探究心とは,心から本当に追求したいと思うものを見つけて,「成し遂げたい」ではなく,「成し遂げなければならない」と強く思うことだと,この講義から学んだ。

・これまで大学を目指す目的がはっきりしていなかったが,大学は自分なりの目標を見つけ研究する場所だとわかった。

・亜鉛についての話を聞くまでは,鉄やカルシウムなどのように体にとって亜鉛が不可欠な元素であるということを知らなかったので,今日の話は自分にとって全く新しい知識ばかりだった。亜鉛そのものについて,とても興味が湧きました。

 

  

【科学部】サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室への参加

日 時:令和3年11月7日(日)10:00~16:00
場 所:あすたむランド
参加者:科学部15名
内 容
 あすたむランドで開催された「サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室」に本校科学部の生徒が参加しました。会場を訪れた子ども達に、空気砲の体験やスライム作りを体験してもらいました。コロナ感染症拡大防止のため、昨年度から多くの科学イベントが中止となり、部員にとって初めての取組となりました。子ども達にわかりやすく伝える難しさを実感するとともに、伝えることを通して科学のおもしろさを再認識できる機会となりました。

 

第2回SW-ingアカデミー(講演会)

日 時:2021年11月11日(木)14:10~15:50
方 法:リモート形式
講 師:伊勢武史 氏(京都大学)
演 題:環境問題の目のツケドコロ
参加者:1年生・2年生

  京都大学の伊勢武史先生を講師にお迎えし,2回目のSW-ingアカデミー(講演会)を実施しました。ご自身の海外での大学生活からの気付き、ご専門であるコンピューターシミュレーションの手法、外来生物の捉え方等について、わかりやすく教えていただきました。また、チャットに書き込まれる質問に講演の途中でもリアルタイムにお答えいただき、生徒もすぐに疑問点をかいけつすることができました。今後、環境問題はますます重要な社会課題になります。本日の講演で学んだことをいかし、よりよい社会になるよう努力をしたいと思います。

 生徒感想
〇1つの問題について考える上で、1つの角度から決めつけるのではなく、色々な角度で物を見て考えることが大切だと思った。

〇今回の講演会で「外来種いけばな」に興味を持ちました。テレビを見ていると、「外来種は環境に悪いものだ」と一方的に悪と決めつけ、自分もそうだと思っていましたが、今回の講演会を通して人間がもたらしたものなのに駆除しないといけないというのは本当に一方的だなと思いました。外来種が完全に良いものだとは思いませんが、解決のために深く考えることが大切だなと思いました。また、海外の大学も魅力的だなと思いました。

〇「いろんな人に何かを伝えるのが科学者の使命」とおっしゃっていたことが素直に格好良いと思った。また、人間に生まれてきた以上、あとさまを考えて行動したいと思った。最後に、自分にとって良い講演会になったと実感することが出来ました。

 

i-IGP 2021 TOKUSHIMA 最終発表会 

日 時:令和3年11月3日(水) 13:00~18:00
場 所:徳島大学蔵本キャンパス 大塚講堂
参加者:岡田さん(2年)高田さん(2年)福田さん(2年)
    大西さん(1年)住友さん(1年)真鍋さん(1年)
内 容
 I-IGP(inochi Gakusei Innovators’ Program)とは、中高・高専生のチームが大学生とともにヘルスケア課題解決プランを創出・実行し合うプログラムで、今年度のテーマは「産後うつ」です。

 参加チームは、約4ヶ月に渡り、メンターからの指導や多様なワークショップ等を受けながらプランを練り、その集大成として最終発表会に臨みました。2チームとも、多くの聴衆を前にして、発表時間6分、質疑応答9分の中で、自分たちの考えを丁寧に説明する姿勢がとても印象的でした。また、実際に困っている人の声を聞くことで課題設定を行うことや、アイデアを出すだけでなく社会へ実装することの重要性を学ぶことができました。

 結果は、岡田さん、高田さん、福田さんのチームが第3位に入賞しました。

 

【SW-ingチャレンジ】グリフィス大学オンライン授業

日 時:令和3年10月30日(土)14:00~16:00
場 所:本校視聴覚教室
参加者:2年生8名
講 師:Dr Francesco Olivieri
演 題:Open Problems in AI Nowadays
内 容:

 東京都立多摩科学技術高校が主催する「オーストラリアのグリフィス大学オンライン授業」に本校の8名の生徒が参加しました。すべて英語での授業でしたが,ゆっくりと何回かくり返し発言してもらえたお陰で,なんとなく話の内容を理解することができました。講義の中で,AIにより世界がどのように変わろうとしているのか,そして職業はどうなっていくのか学ぶことができました。次回は,質問ができるよう頑張りたいと思います。

  

徳島科学技術大賞表彰式

日 時:令和3年10月23日(土)10:15~12:15
場 所:アスティとくしま2Fブライダルコアときわホール
参加者:課題研究 ディープラーニング班(代表:森川)、にし阿波調査隊(池北、小原、川人)

 徳島県主催の科学技術・未来シンポジウムの第1部として実施された徳島科学技術大賞の表彰式に参加しました。本校からは課題研究ディープラーニング班とにし阿波調査隊がこども科学部門で大賞に選ばれました。ディープラーニング班は代表として卒業生の森川君が、にし阿波調査隊は3年生の池北君、小原さん、川人さんが知事より表彰を受けました。その後、科学技術が拓く『未知なる世界』への挑戦」をテーマとした、DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)による持続的な社会を築くため、目指すべきとくしまの将来ビジョンとその実現に向けた処方箋についてのパネルディスカッションに参加しました。これまでの取組が評価された喜びとともに各界のトップランナーからの刺激を受ける良い機会となりました。

【SW-ingキャンプオンライン】中国語講座

日 時:令和3年10月22日(金)16:30~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
    徳島大学留学生 楊さん 韓さん 鄒さん
参加者:台湾海外研修参加者 18

 今年度の海外研修も昨年度に続き、残念ながら新型コロナウイルスの影響で現地研修は中止となりました。しかし、昨年度同様オンラインでの交流や学習を予定しています。今回はその事前研修として、徳島大学の留学生の皆さんから中国語による簡単なあいさつや自己紹介などを教えていただきました。中国語特有の発音に苦戦しながらも、自分の名前の中国語読みや簡単な構文を理解していました。また、あわせて発表や伝え方のポイントについてもご教授いただきました。

【SW-ingリサーチグローバルアクト②】講義・ワークショップ

日 時:令和3年10月8日(金)14:00~16:00
講 師:蒲原 慎志 氏(株式会社ニューズピックス)
参加者:2年生1組~4組
内 容:
 「モノの見方が変わると、世界は変わる」というタイトルで株式会社ニューズピックスの蒲原慎志氏に講演と簡単なワークショップを行っていただきました。本校は今年度よりニュースサイトであるNewsPicksを全生徒で使用しています。それを踏まえ、今回の講演が行われました。どのように情報と向き合い、どのように世の中に向き合うかを知る機会となりました。また、1学期から取り組んでいますSDGsを主テーマとした探究活動についてシステム思考の観点から見つめなおし、これからアイデアのプレゼンテーションを行う予定です。

感 想:
・私は何かあるとすぐに自分のせいにしてしまっていたけれど、システム思考のことを今回知ることができたので、考え方を変えてみようと思った。

・ものごとの見えていること見えていない部分があることがよくわかった。その見えない部分にどれだけ自分は考えが及んでいないかもわかった。

 

【SW-ingリサーチ】地域課題レクチャー

日 時:令和3年10月1日(金)14:00~15:00
講 師:藤本晋一郎 氏(美馬市 経済部 企業応援課)
参加者:1年生
内 容
 1年生はSW-ingリサーチ グローバルアクトととして,地域課題解決型の課題研究に取り組みます。その導入として,美馬市から藤本晋一郎 氏を講師にお招きし,美馬市の現状、美馬市が実施している施策、また、美馬市活性化に取り組んでいる方々の活動などについてレクチャーしていただきました。
 データを活用し課題を明確にするプロセスや、それに対する解決案のプランニング方法など、具体的に課題研究の手法について学べただけでなく,自分たちの住む地域のことについて知らなかったことが多いということを気づかせてもらえる貴重な機会となりました。今回学んだことを、課題研究に活かしていきたいと思います。
感 想
・いつも通っている美馬市に、いろいろな取り組みをしている人がいることがわかった。まず、私たちが美馬市の魅力を知り、広めていくことが大切なんだと思った。
・講演を聴いて、活性化のためには、まず原因を探して、行動することが大切だと思った。そして、地域の人や県外の人など、誰かと一緒になって考えることが大切だと思った。
・講演を聴いて、自分の地元にはどんな魅力があるのか、また町外の人からどう思われているのか、知りたいと思った。今後、若者が働きやすい環境づくりをすることが大切だが、高齢者の住みやすさも考えるべきだ。自分に何ができるか、考えたい。
・今日の講演を聴いて、私の地元でも、自分の知らない取り組みが行われているかもしれないと思いました。
・美馬市在住なのに、サテライトオフィスや、うだつの町並みの中の魅力的なお店など、たくさんあると知らなかった。自分の生まれ育った故郷で、地元の人や移住してきた人などが、町の活性化のためにできることは何か考えて、実行していることが素敵だと思った。若者の雇用や関係人口が増えていけば、美馬市はもっと魅力的になると思った。
・今まで地域課題などについて考えていなかったが、交通手段のなど自分たちの身近にも課題があることを意識できるようになった。

  

高校生「聞き書き」事業 聞き書き調査②

日 時:令和3年8月23日(月)13:30~16:00
場 所:つるぎ町半田 西岡田さん宅
参加者:2年生5名 
オブザーバー:そらの郷 園原さん、西部県民局 山内さん

内 容:

 今年度本校の生徒が関わらせていただいている,「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝える「聞き書き」事業の第二弾の報告をさせていただきます。

去る8月23日,本校2年生5名が,世界農業遺産に登録されている「にし阿波地域の傾斜地農業」の名人である西岡田さんご夫婦にインタビューをしてきました。西岡田さんの畑を拝見し,「傾斜地農業」の魅力についてお話を聞かせていただきました。私たちが学校給食でおいしくいただいていたそば米をはじめ,自然環境を活かした数々の作物の栽培や調理の仕方など貴重なお話をたくさん伺い,自然の豊かさを改めて感じました。作物を慈しみ,常に話しかけながら大切に育てられている西岡田さん。お二人の愛情をたくさん受けて作物もさらに美味しく実っていくことでしょう。

 先日「聞き書き」を行ったグループと同じく,10月までにレポートをまとめて12月にはインタビューした内容を元に発表をする予定です。

徳島未来創造 アップデートコンテスト最終審査会

日 時:令和3年8月29日(日)13:00~15:00
形 態:リモート形式
参加者:チーム名『みーすとん』 大西さん 住友さん 眞鍋さん
    チーム名『阿波の魅力伝え隊』逢坂さん 重田さん 高田さん
内 容:
 徳島県が主催する「徳島未来創造 アップデートコンテスト」の一次審査(参加319チーム)を通過した10チームによる最終審査会が行われ、本校からは『みーすとん』と『阿波の魅力伝え隊』の2チームが、4分間のスライド発表に挑みました。『みーすとん』は、産後うつ解消のために、子育てしている方々に情報を正しく伝えるアプリ開発について、また、『阿波の魅力伝え隊』は、交流人口を増やすために、県内高校生と県外高校生の交換留学システムについて発表しました。残念ながら入賞はできませんでしたが、審査員の先生方からの助言も踏まえ、もう一度プランをブラッシュアップしたいと思います。

感 想:
〇インタビューなどを通して、本当に困っている事や一人ひとりで考え方や見方が違うことに改めて気づけた。リアルな声を聞くことの大切さを学んだ。
〇発表時間が4分と短いので、要点をまとめるいい勉強になった。
〇地域活性化=人口増加という単純な構図ではないことを、インタビューを通して学んだ。
〇他の学校の発表を聞け、とても刺激を受けた。アイデアだけでなく、すでに取組を実践しているところもあり、私もすぐに行動してみようと思った。

  

 

 

【SW-ingキャンプ】事前研修

日 時:令和3年8月23日(金)13:00~15:00
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
参加者:台湾海外研修参加者 18名

 今年度もSSH海外研修を計画し、参加する生徒が選抜されました。今回は台湾海外研修の事前研修第1弾として,台湾の歴史や文化を学ぶ出張講義を行いました。ファシリテーターとして本研修に関わっていただく徳島大学村上先生をお招きし、台湾の文化や言語について広い視点から講義いただきました。また、合わせて研修に向けての心構えなどもお話しいただき、研修に向けたモチベーションが非常に高まりました。

高校生「聞き書き」事業 聞き書き調査①

日 時:令和3年8月20日(金)13:30~16:00
場 所:つるぎ町半田 高木さん宅
参加者:2年生2名
聞き書き対象者:高木 一永氏 
オブザーバー:そらの郷 園原さん 福永さん

内 容:

 今回は,前回8月6日のワークショップに続き,「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝えることを目的として,本校2年生2名がにし阿波地域の作業歌の名人である高木さんにインタビューをしてきました。高木さんからは実際に歌っている作業歌を披露していただき,文化継承の重要性を再確認するきっかけとなりました。

 10月までにレポートをまとめ,12月にはインタビューした内容を元に発表をする予定です。

FESTAT2021

日 時:令和3年8月21日(土)13:00~17:00
場 所:脇町高校(オンライン開催ZOOMウェビナー及びoVice)
参加者:FESTAT2021出場者(3年生3名)
日 程: 

  13:00 開会行事(ZOOM ウェビナー)
  13:15 記念講演

    演題「データ分析実践入門-その統計知識、正しく使えてますか?-」
    講師 板井光輝氏 株式会社日立システムズ データサイエンティスト

   14:20 研究発表

   17:00 交流会
主 催:香川県立観音寺第一高校 
共 催:JDSSP高等学校データサイエンス教育研究会

内 容:

 統計・データを用いて数理的に分析する課題研究の発表・交流会「FESTAT2021」が、ZoomやoViceを活用したオンライン形式で実施され、本校からは3年生3名が参加しました。地域創生に関することから葬儀のことまで幅広いテーマがあり、全国から40チームが参加し、プレゼンテーションを行いました。現役で活躍しているデータサイエンティストや大学の先生からデータ分析の実践的なアドバイスや激励をいただき、これまでとは違った切り口からアプローチすることの大切さも気が付くことができました。

高校生「聞き書き」事業 第1回聞き書きワークショップ

日 時:令和3年8月6日(金)13:00~15:00
場 所:本校化学講義室及びZOOM
参加者:2年生8名
講 師:ニシアワアカデミア 國金重光氏 京都大学大学院 岩男望氏
オブザーバー:そらの郷 園原さん つるぎ町 大島さん 徳島県西部総合県民局 山内さん

日 程: 
 ①聞き書きワークショップについて
 ②自己紹介等
 ③聞き書きの方法について
 ④インタビュー実践
 ⑤振り返り

内 容:

 2年生希望者8名が対面とオンラインの併用型ハイブリット形式で行われた聞き書きワークショップに参加しました。聞き書きとは語り手の話を聞き、その人の話し言葉で書いて活字に残すことであり、この取組は地元「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝えるために、高校生が「地域の名人」を取材・記録します。今回はその事前研修会として「聞き書き」の手法について2名の講師による対面とオンラインでの開催となりました。語り手の気持ちを理解し共有することや編集作業の方法など具体的なやり方の説明を受けた後、実践としてオブザーバーの方々をインタビューし報告し合いました。そして、「地域の名人」の情報共有や実施計画を作成し、振り返りを行いました。初めて行う、「聞き書き」に戸惑いながらも、新しいアウトプットの方法を得る良い機会となりました。今後それぞれのグループが「地域の名人」を取材し、レポートを作成予定です。

 

 

【SW-ingチャレンジ】屋久島研修

日 時:2021年7月29日(木)~8月1日(日)

場 所:屋久島

参加者:屋久島研修参加生徒8名、引率2名

内 容:

7月29日(木) 鹿児島まで陸路にて移動

7月30日(金) 研修Ⅰ「シュノーケリング」、研修Ⅱ「屋久島の概要」、

        研修Ⅲ「星空観測」

7月31日(土) 研修Ⅳ「白谷雲水峡山行」、研修Ⅴ「山行の振り返り」

8月1日(日) 研修Ⅵ「地域産業見学」、海路・陸路にて移動

  

[生徒感想]

研修Ⅰ

 屋久島に着いた時、目に入ったのは透き通った海です!シュノーケルとフィンを使ってとても深いところまで海の中を観察しました。残念ながらウミガメには会えませんでしたが、天候に恵まれ海底の白い砂、ほかの魚たちは見ることが出来ました。海が透き通って見えるのは白い砂のおかげだそうです。魚も屋久島の固有種やクマノミなど、有名な魚を沢山観察できました。とても貴重な体験をさせていただきました。

 

研修Ⅲ

 夜の星空観察ではなにも考えず、なにも聞かず、なにも触らず、ただ寝転がって星を眺めることができました。いつでもできる簡単なことですが、徳島で星を眺めるのと、屋久島で星を眺めることには明らかな違いがありました。夜空の鮮明度合いです。徳島に比べて、屋久島は自然が自然のままに残り、とても空気が清んでいます。これにより星がきれいに、空を透かすように見えたのだと思います。生まれてからの16年間、あれほどきれいな星をみたことはありません。「あの星を徳島でも眺められるようにしたい。」そんなことを今は考えています。

 

 研修Ⅳ

 屋久島はほとんど花崗岩からできていて、土が少ないので土の代わりにいろいろな苔が絨毯のように広がっていました。時間帯や木漏れ日の量によっても雰囲気が変わっていたので写真を撮りましたが、写真では伝わらない美しさがあると思いました。屋久島は水力発電100%の島で人と自然が共存していると感じました。しかし、観光客による環境問題が発生しているので、屋久島での自然との接し方を伝えていきたいと思いました。

 

研修Ⅵ

 長い歴史を感じさせる年輪。屋久島の壮大な自然を感じることが出来る工芸品。このような、屋久杉からできた工芸品を目の当たりにした時、僕はただただ驚く事しかできませんでした。何十年もかけて乾燥された屋久杉を、工芸品に作り替える。気が遠くなりそうな程大変な作業だと思いますが、僕には、作業員の方の姿がとても楽しそうに見えました。屋久島の自然を生かした仕事が出来ていることに誇りを持っているように作業員の方から感じとる事ができたからです。最後に、産業見学から学んだこと。それは、僕たち人間が住むのに必要な物は、自然が与えてくれていることだと分かりました。しかし、現在では森林伐採が環境問題としてあります。人と自然が共生できるような事後研修にしていきたいと思いました。

令和3年度SSH生徒研究発表会-第1部-

日 時:令和3年8月5日(木)9:00~16:00
場 所:神戸国際展示場
参加者:3年生Sコース3名(池北、川人、小原)
日 程: 9:00 開会行事
     9:15 ポスター発表
    11:30 SSH指定校卒業生からのメッセージ
    12:30 ポスター発表
    15:15 全体会
          代表校選出 分野別講評

内容:

 全国のSSH指定校が集まり、神戸国際展示場で行われた令和3年度SSH生徒研究発表会に3年生Sコースの3名が参加しました。今年度は新型コロナウイルス対策を十分に行っての参集開催となりました。分野ごとに分散開催し、ポスター発表もブース内外で密にならないように工夫がなされ活発な議論が行われました。本校からは「リモートセンシング技術を活用した伝統農法の効果の検証」のポスター発表を行い、たくさんの生徒や先生、専門家の方々から質問やアドバイスをいただきました。残念ながら各分野ごとに代表に選ばれることはありませんでしたが、参加した生徒からは「やっぱり人が集まって交流できることのありがたさが再認識された」や「全国の発表はすごい、いい刺激を受けた」などの感想があり、貴重な経験を得ることができました。また、この場をお借りしましてコロナ禍でありながら開催にご尽力いただいた関係者の方々への感謝を申し上げます。

【SW-ingチャレンジ】プログラミング教室①

日 時:2021年7月27日(火)13:00~15:00
参加者:本校1年生5名
場所:脇町高校化学講義室
内 容:
 本校1年生5名が本校教諭津川の指導のもと初心者から職業プログラマーまでに広く使われているPythonを用いたプログラミング を体験しました。今回は基本的なコードの入力やturtle モジュールを利用して幾何学模様を作図したりしました。コードエラーや初めて聞く専門用語に苦戦しながらも全員が予定していた作業を終えることができました。今後定期的にプログラミング教室を行い、簡単な人工知能アプリを作成予定です。

科学への誘い(物理)

科学への誘い(物理)を本校で実施しました。

 日時: 7月29日(木) 9:00~12:00

 場所: 本校第2講義室

 参加者:本校1,2年生,計3名。

 

「光の性質を体験してみよう!」というタイトルで

 徳島大学 久田旭彦 先生の講義(DVD)を元に実施しました。

光の屈折や分散について,バブルゼリーやプリズム,回折格子やテレビ石などを使って学びました。福井大学の先生が考案した簡易分光器も作成しました。

 

 

令和3年度脇町高校SSH生徒研究発表会

日 時:令和3年7月28日(水) 14:00~15:30
場 所:本校及びZOOMによるオンライン
発表者:3年生Sコース37名   
参加者:本校教職員、1、2年生希望者及び周辺高校、中学校の教員、生徒
内 容:
 3年生Sコースの生徒が昨年度から取り組んできた課題研究の発表を行いました。新型コロナウイルス感染防止の観点から本校生は専攻ごとに3つに分かれ教室で、近隣中学校の先生や生徒、本校運営指導委員及び県内高校の方々はZOOMによるオンライン参加となりました。音声の不具合等のトラブルもありご迷惑をおかけしましたが、たくさんの方々にご視聴いただき、非常に良い経験となりました。今回いただいたアドバイス等をいかして論文の作成をすすめていきます。

<発表テーマ一覧>

【物理分野】
〇救援物資の落下速度低減
〇コイントスって公平なの?
〇足音は語る-足音による個別識別-
〇固体粒子の流体的性質と物体に与える影響について
【生物分野】 
〇コオロギの求愛鳴きとそれに対する反応に関する研究
〇植物の力
〇ヨシノボリの体長と吸盤の関係性
〇ワラが土壌に与える影響
【化学・情報分野】
〇ガムがチョコで溶けるってどうして
〇阿波番茶の究極の淹れ方
〇リグニンによる紙の強度の向上について
〇リモートセンシング技術を用いた伝統農法の効果の検証

科学への誘い 地学への参加

日 時:令和3年7月26日(月) 18:00~21:00
場 所:徳島県立総合教育センター
参加者:科学部2年生 2名
テーマ:太陽系と恒星の世界を探究してみよう!
内 容:
 総合教育センターにおいて、科学への誘い~地学~が行われ、本校からは科学部の生徒2名が参加しました。講座では、太陽から地球までの距離(1天文単位)を2mと見なし、太陽系の惑星の配置を廊下で再現したり、屈折望遠鏡を用いた天体観測や大型望遠鏡による木星等の観察を行いました。

感 想:
写真で木星を見ても、あまり興味は持てなかった。しかし、望遠鏡で木星を見て、純粋に感動した。また、他の惑星についても、いろいろ知りたいことが出てきたので、天体について勉強をしようと思う。

  

徳島大学医学部授業体験

日 時:2021年7月19日(月)15:00~17:00
講 師:勢井 宏義 氏(徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授)
参加者:脇町高校3年生1名 2年生7名
方 法:ZOOMによるリモート形式(GIGA端末を使用し自宅から参加)
内 容:
 徳島大学医学部高大連携事業 Jr.Student Labの一環で,徳島大学医学部医学科1年生が受ける授業を,本校希望者8名がリモートで体験しました。実際の授業は反転学習で行われるそうですが,今回は勢井先生の講義の後,自分たちで身の回りにある誤ったエビデンスの事例や,運動習慣の有無とと風邪のひきやすさの表から読み取れることなどをテーマにディスカッションを行いました。

「法事などでお坊さんから聞く話は,当たり前のことでもありがたいと感じることが多い。」「そもそも運動習慣のある人は,健康への意識が高いのではないか。」「運動習慣の有無と風邪のひきやすさに因果関係はあるのか。」など活発な話し合いが行われました。

 生徒達は,エビデンスやバイアスなどについて意識することで,論理的思考の重要性を学ぶことができました。

科学への誘い 生物への参加

日 時:令和3年7月24日(土) 13:30~16:30
場 所:徳島県立総合教育センター
参加者:科学部2年生 2名
テーマ:植物の緑色について探究してみよう!
内 容:
 総合教育センターにおいて、科学への誘い~生物~が行われ、本校からは科学部の生徒2名が参加しました。講座では、「薄層クロマトグラフィーを使った光合成色素の抽出」や「簡易分光器による緑色の分析」を行い、「なぜ植物の葉の色が緑色なのか」、さらに、「なぜ植物は緑の波長を利用しないのか」などの、普段の授業では取り組まない本質的な科学の問いについて考察しました。

感 想:
・授業でクロマトグラフィーの原理は勉強していたが、実験したことで理解が深まった。また、自然現象に対して、「なぜ?」という気持ちを持ち続けることで、新しい発見につながることを実感することができた。
・物理で学習する光の性質がと生物の光合成を理解する上で重要であることを知った。様々な知識を有機的につなげることで、現象を深く理解できることがわかった。

  

【SW-ingチャレンジ】屋久島研修 事前調査発表会

日 時:2021年7月20日(火)13:30~14:30
参加者:屋久島研修参加生徒8名 見学者23名
会次第:学校長挨拶
    生徒発表及び質疑応答
    参加生徒代表
内 容
 屋久島研修に参加する8名が,事前研修の一環で調べた屋久島に関わる次の事柄を,スライドにまとめ発表を行いました。
  ① 屋久島と自然遺産について
  ② 屋久島とオーバーツーリズムについて
  ③ 屋久島とヤクシカについて
  ④ 屋久島の気候と植生について
  ⑤ 屋久島とヤクシマリンドウについて
  ⑥ 屋久島に生息する昆虫について
  ⑦ 屋久島と外来種被害について
  ⑧ 屋久島の歴史や文化について

 その後の質疑応答では,「なぜヤクシカの個体数が増えたのか?」「ヤクシマリンドウを見る機会が少ない理由は何か?」「なぜ屋久島の昆虫の種数は多いのか?」などの質問があり,参加者は自分の知識の範囲で精一杯質問に答えていました。今回の発表や質疑応答で生じた新たな疑問などについて,現地でしっかり勉強してきます。

  

 

 

【SW-ingリサーチグローバルアクト①】

 今年度から2年生はSDGsの視点とRESASを代表とする公的データを活用した探究活動として「SW-ingリサーチグローバルアクト」を総合的な探究の時間や社会と情報の時間を中心に取り組んでいます。主に地域のリソースを活用して持続可能な社会の実現に向け、有効な解決策の提示や活動を行う予定です。

 1学期はまずデータを分析したり、インターネットを通して調べてきた内容をまとめ、グループで地域の現状を把握し、その課題や問題点を洗い出し、クラス内で発表を行いました。これからさらなる調査のために聞き取り調査やフィールドワーク等を通し、地域に出ていき解決のためのアイデアを考え、実践していく予定です。

FESTAT2021キックオフイベント

日 時:令和3年7月18日(日)9:00~12:00
場 所:脇町高校(オンライン開催ZOOMウェビナー及びoVice)
参加者:FESTAT2021出場者(3年生3名)
日 程: 

9:00 開会行事(ZOOM ウェビナー)
 ・挨拶 土井 理裕 先生 香川県立観音寺第一高等学校校長
 ・応援メッセージ
  長尾 篤志 氏 文部科学省初等中等教育局主任視学官
  渡辺美智子 氏 立正大学教授・本校 SSH 運営指導委員
 ・メッセージ 大学生(8名)からの応援メッセージ
10:00 記念講演(ZOOM ウェビナー)
 演題「AI・データサイエンスの可能性と未来」
  講師 松尾 豊 氏 東京大学大学院工学研究科 教授
11時10分 交流行事(oVice 使用 )
・課題研究発表(大学生が高校時代に取り組んだ課題研究を発表)
  ①「アシスト力が香川ファイブアローズの勝利の鍵」
    大塚功太郎さん 筑波大学理工学群数学類
  ②「無難に外角一辺倒を統計的に検証する ~勝てる配球の提案~
    三宅 純矢さん 九州大学理学部数学科
・参加者交流
主 催:香川県立観音寺第一高校 

 統計・データを用いて数理的に分析する課題研究の発表・交流会「FESTAT2021」のキックオフイベントが、ZoomやoViceを活用したオンライン形式で実施され、本校からは3年生が3名参加しました。オンラインでありながらアバターを通して個別の交流もでき、統計学やデータ分析を学んでいる大学生から刺激を得られ、非常に良い機会となりました。
なお、発表会は8月21日にリモート形式で行われます。

詳細はこちらに → FESTAT2021

 

 

京都大学とのオンライン連携①

日 時:2021年7月15日(木)18:00~20:00
講 師:常見 俊直 氏(京都大学大学院理学研究科)
    京都大学理学部大学生 大学院生6名
参加者:脇町高校2年生Sコース 37名
内 容:
 本校Sコースの2年生がこれまでに考えた課題研究のテーマや実験計画についてZOOMを用いたオンラインでプレゼンテーションを行い、京都大学の学生・大学院生から意見や助言をいただきました。知識や準備の不足を痛感しながらも大学生等とのやりとりから新たな気づきを得ることができました。今後は、今日の助言を活かし、課題研究の実験計画をブラッシュアップさせ、課題研究を進めていきます。

テーマ一覧
物理グループ
「加速効率と衝突実験」「ヨシノボリの吸盤と実用化」「手の内による的中率の違い」「柔軟生物の歩容解析とその応用」
化学・情報グループ
「麦飯石の浄水効果」「藍の魅力を発信する方法」「リモートセンシング技術を活用した水分量の調査」
生物グループ
「ヨシノボリのヒレによる分類」「ダンゴムシの起き上がり動作の解析」「アルテミアの光走性」「書道作品の食害とシバンムシの関係性」