SSH 生徒の活動

生徒の活動

【SW-ingリサーチグローバルアクト④】外部への発表

日 時:令和4年1月21日(金)15:00~16:00
参加者:2年生1組~4組  そらの郷 松浦さん 福永さん
内 容:
 2年生1~4組の生徒がこれまで取り組んできたSDGsをテーマとした課題研究について、前回のクラス内発表の結果から選ばれた代表グループがそれぞれそらの郷の職員の皆さんにプレゼンテーションを行いました。そして、「一般社団法人そらの郷」課長 松浦さんより講評をいただき、優れたアイデアや取組は「そらの郷賞」として表彰を受けました。各グループの発表タイトルは以下の通りです。

<発表タイトル>

〇美馬市活性化プロジェクト
〇沖縄の子供たちにイミ(夢)を~なんくるないさ~
〇こどものために待機児童ZERO大作戦
〇STOP! 糖尿病

【SW-ingアカデミー】講演会及びサイエンスカフェ

日 時:令和4年2月24日(木)14:10~17:10
講 師:川竹 一 氏(ソースネクスト株式会社 常務執行役員兼CTO)
演 題:挑戦を楽しむ
参加者:講演会1年生2年生340名 サイエンスカフェ希望者9名
内 容
 AI翻訳機のポケトークの開発に携わられた川竹氏をお招きし、講演会とサイエンスカフェを実施しました。講演会では、ポケトークの実演を交えながらお話をいただきました。特に、「失敗をおそれるのはもったいない。何事にも積極的に挑戦しよう」というメッセージは生徒に強く残ったようです。また、質疑応答では、「同音異義語をどう認識しているのか」「今まで一番の失敗は何か」「高校時代に挑戦したことは何か」など多岐にわたる質問が出されました。

 サイエンスカフェでは、どのようにポケトークが開発されたかについて簡単にお話しいただき、そこからはフリーで川竹氏に生徒が質問を投げかけました。その中で、さまざまなエンジンを組み合わせることで効果的な商品開発を行うお話は、生徒にとって極めて有意義なものとなりました。

  

 

生徒感想
・新しい製品を自ら開発するということは誰にもできることではないけれど、川竹先生が仰っていた、「やり始めを簡単にする」ということは日常で誰にでもできることなので、取り入れたいと思いました。
・今の時代チャレンジすることはリスクが少なくメリットが多いと聞いたのでこれからもチャレンジし続けていきたいと思う。挑戦を楽しみたい。
・今回の公演の中の「スキルは1つだけに頼りきるのではなく、複数持っていた方が良い」と言う言葉がとても印象に残りました。また、安定が1番良い
・社会の役に立っている商品の開発に実際に携わっている人の話をきけることはめったにないのでいい機会だった。

美馬市未来創造アカデミー【第8回】への参加

日 時:令和4年2月19日(土)  11:00~14:00
場 所:美馬市役所
参加者:1年生2名 2年生2名
内 容
 昨年の5月から行われてきた美馬市未来創造アカデミーもいよいよ最終回となりました。今回は、「美馬市発 新規事業プレゼンテーション」が行われ、美馬市を活性化させる新規事業について、1年生の小川さんと國見さんのグループがアスレチックをテーマに、また、2年生の土井さんと眞鍋さんのグループが宣伝・広告をテーマに発表を行いました。
 生徒たちのスライドは、第7回のアカデミーにおいて、株式会社マイナビの池本氏から教えていただいた、フレームワークとしてリーンキャンバスを活用すること、ビジョン・ミッション・バリューを明確にすることなどをきちんと踏まえおり、行政からの視点と企業からの視点の両方から高い評価をいただくことができ、生徒にとって有意義な時間となりました。

  

 

 

令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会 第3位及び奨励賞

令和3年11月20日(土)に徳島県立総合教育センターで行われた令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会において,本校の工藤さん、岸上さん、尾崎さん、井上さん、三木さん、大西さんのグループが「第3位」に入賞しました。

また、石川さん、大山さん、茅野さん、喜多さん、平尾さん、藤井さんのグループが「奨励賞」を受賞したまし。

目標であった全国大会出場を叶えることはできませんでしたが、チーム一丸となって難問に取り組んだ経験は、大きな財産となりました。          

 

受賞者コメント
・仲間と協力し取り組めたことが、この結果につながった。この経験を課題研究にもいかしたい。
・じっくり考えることがとても楽しかった。思考体力が必要なことを学んだ。

【SW-ingキャンプオンライン】桃園高校とのオンライン交流

日 時:令和4年1月6日(木)  14:00~16:00
場 所:脇町高校及びZOOMによるオンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 (育達大学)黄先生
    (桃園高校) 日本語学科生徒39名
内 容:①文化・学校紹介
    ②グループに分かれての交流及びディスカッション


 オンラインでの海外研修の最後の取組として台湾の桃園高校とオンラインによる交流を行いました。今回は日本語学科の生徒の皆さんと日本語と英語を交えてお互いの学校や文化の紹介を行い、その後、育達大学の黄先生のファシリテーションのもと、グループにわかれてそれぞれのテーマごとにディスカッション等をしました。最後に連絡先を交換するなど研修を締めくくるにふさわしい和気あいあいとした交流となりました。

生徒の感想

・台湾の学生は積極的です。たとえ日本語を上手に話せなくても、頑張って自分が伝えたいことを言います。私たちも見習いたい。

・日本人は辛抱強く私たちが話したことを聞きます。

・I enjoy sharing things about each other's countries the most.

・思想とか習慣が一番違う、特に校則の違いには驚いた。

【SW-ingキャンプオンライン】淡江大学・台北大学とのオンライン講義

日 時:令和3年12月27日(月)  14:00~18:00
場 所:脇町高校及びZOOMによるオンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 
    (徳島大学) 村上先生
    (淡江大学)冨田先生(台北大学)山口先生 
内 容:①台湾の食事を食べてみよう!
    ②淡江大学・台北大学オンライン講義
    ③台湾在住の日本人研究者への発表及び質疑・助言


 今回は訪問できなかった台湾の料理を食べてみようと本場からネットショッピングした小籠包やルーローハン、台湾カステラを食べました。先日のNEHSの高校生との交流から見聞きした味を楽しむことができました。
 その後、今回の海外研修における探究活動のについて淡江大学の冨田先生と台北大学の山口先生に講義・指導・助言をいただくとともに「海外ではたらくこと」についてもお話しいただき、2グループに分かれて質疑にも応じていただきました。海外から考える地元のことやこれからの将来について考える非常に貴重な時間となりました。

 

【SW-ingリサーチグローバルアクト③】プレゼン発表会

日 時:令和3年12月17日(金)12:50~14:40
発表者:2年生1組~4組
内 容:
 2年生1~4組の生徒がこれまで取り組んできたSDGsをテーマとした課題研究について各クラスで発表会を行いました。グループごとに様々な視点から課題に向き合い、その解決策や改善のアイデアを考えてきました。それらの成果を各グループが工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。そして、ルーブリックに基づいた相互評価を行い、クラス代表を決定しました。また、一部の発表はZOOMで1年生にも視聴してもらい、これから行う地域課題研究の参考にしてもらいました。

使用したルーブリックはこちら → ルーブリック

【SW-ingキャンプオンライン】NEHSとの交流・研修

日 時:令和3年12月14日(火) 15:00〜17:00
           15日(水)10:00~12:00
場 所:脇町高校 化学講義室他 オンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 (NEHS) 2年生1クラス
内 容:自己紹介 学校紹介 異文化交流 SDGsをテーマにしたディスカッション

 新型コロナウイルスの影響で本年度の台湾での現地研修は中止になりました。しかし、昨年度に続き、訪問予定先であった国立科学工業圓区実験高級中学(NEHS)の2年生1クラスとオンラインで2日間にわたって交流及び研修を行いました。

第1日目
 NEHSの生徒さんの司会のもと、両校の学校長のあいさつの後お互いに学校紹介を行い、その後、ブレイクアウトルームで6つのグループに分かれて自己紹介や日本・台湾の文化や流行について質問し合いました。英語での意思疎通の難しさを感じながらも、事前に送りあったお菓子のおかげもあり、どのグループも非常に盛り上がっていました。

第2日目

 事前に金沢工業大学開発の英語版SDGsカードゲームを利用して、与えられたリソースカードを活用して、トレードオフカードに記載されたSDGsに関する課題を解決する方法を日本・台湾それぞれの視点から考えておきました。そして当日は前日と同じ日台混合グループで個々に考えたアイデアを共有し、その後ディスカッションを行い、1つの解決策をまとめ、全体で発表及び質疑を行いました。

感想

・台湾の生徒の英語力の高さに驚きました。チャットやジェスチャーを使い、コミュニケーションをとることができました。

・It was wonderful. We chatted so much and discussed widely. I learned many things like Japanese culture from them. It's quite interesting that we have so many difference but having hobbies in common at the same time.

It's great! Japanese students are easy-going and have various and creative idea on the second day sdgs. We really have a great time

【SW-ingアカデミー】サイエンスカフェ

日 時:令和3年12月15日(水)15:00~16:00
講 師:徳島大学特別招聘教授 理化学研究所主任研究員
    田中 拓男 氏
演 題:光のサイエンスカフェ
参加者:17名(1・2年生希望者)
場 所:脇町高校 図書室
内 容:
 サイエンスカフェは,カフェのような雰囲気の中で,科学者と市民が科学について語り合います。本校では,研究者とのよりインタラクティブか交流を通して,「学ぶ」ことのおもしろさや「科学」の大切さを実感することを目的に実施しています。

 徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所のご協力のもと、田中拓男 先生をお招きし、サイエンスカフェを行いました。 光技術を活用することで、角砂糖程度の大きさのキューブに100TBの情報を安全に記録できる技術や、特定の波長を効率的に透過させる冷房システム、アルミニウムの表面を加工し色を再現する微細絵画など、実物に触れながら先端の話を聞くことができました。物理において「光分野」を学習していない生徒ばかりでしたが、田中先生のお話はとてもわかりやすく、1時間があっという間に経過していました。特に、大容量メモリーへの関心が高く、生徒からは「なぜキューブ状にしたのか」「どのように情報を取り出すのか」「情報の消去はできるのか」など質問が多く出されました。
  最後に,研究者になるためのアドバイスとして、成果を相手にきちんと伝えることが大切なので、国語が重要であることを教えていただきました。また、田中先生の定年までの年数と、参加者が最短で研究者になるまでに年数が同じであり、一緒に研究者として働けることを楽しみにしているというメッセージをいただき、生徒たちのモチベーションが大きく上がった1日となりました。
  なお、今回は徳島大学ファシリテーターの玉有朋子氏によるグラフィックレコーディングも同時進行で行われました。サイエンスカフェ後、出来上がった記録のわかりやすさや見やすさに驚いたのと同時に、情報を可視化する重要性を学ぶことができました。

生徒感想:
・学問分野としての「光」は難しい印象しかなかったのですが、私たちの日常生活に大きく関係していることを知り、親近感がわきました。進路は文系を考えているのですが、これからもサイエンスカフェに参加して科学技術への知識を増やしていきたいと思います。
・普段は何も思わず「物体」を見ているが、「物体」を見る原理を知ることができた。また、人の一生を記録できるほどの大容量の記録媒体が開発されていることに驚いた。これらが実用化された社会がどうなるかとても楽しみだ。
・光を利用した技術がさまざまな最先端の技術が実用化に近づいていることを知り、早く日常生活で使ってみたいと思った。自分もこのような研究をして、生活を便利にしたり、人の命を救う技術開発に携わりたいと改めて思った。

   

 

 

 

京都大学とのオンライン連携②

日 時:2021年12月9日(木)18:00~20:00
講 師:常見 俊直 氏(京都大学大学院理学研究科)
    京都大学理学部大学生 大学院生5名
参加者:脇町高校2年生Sコース 37名
内 容:
 今年度も夏休みに京都大学での実験・研修は新型コロナウイルスの影響で開催できませんでした。そして前回に続きオンラインではありますが、課題研究で取り組んできた内容についてプレゼンテーションを行い、京都大学の学生・大学院生とディスカッションを行いました。今回いただいたご意見・ご助言をいかし、中間発表に向け課題研究を進めていきます。また、あわせてFormsによるアンケートやルーブリックによる評価も行い、指導方法の振り返りや研究の進捗状況の確認も行うことができました。 使用したルーブリックはこちらです。

テーマ一覧
物理グループ
「手の内について」「振動で動くロボット」「ヨシノボリの吸盤の流水に対する吸着度の測定」「加速度の比較(宇宙デブリに除去に挑戦)」「ダンゴムシの起き上がりに関する動作解析」
化学・情報グループ
「麦飯石の浄水効果」「藍の魅力を伝える(シングルソースパネル調査による検証)」「水分センサーを用いたカヤの保水効果の検証」
生物グループ
「アルテミアの光走性について」「タバコシバンムシの食性について」「ヨシノボリの吸盤の硬骨と体長の関係」

高校生「聞き書き」事業 第2回聞き書きワークショップ

日 時:令和3年11月29日(月)16:30~17:30
場 所:本校21HR教室及びZOOMによるオンライン
参加者:2年生8名
講 師:ニシアワアカデミア 國金重光氏 京都大学大学院 岩男望氏
オブザーバー:徳島県西部総合県民局 山内さん 

内 容:

 2年生8名が対面とオンラインの併用型ハイブリット形式で行われた聞き書きワークショップの2回目に参加しました。これまでにそれぞれのグループが「地域の名人」を取材し、レポートを作成していました。今回はそのレポートの添削と今後の方向性を立て修正を行いました。年明けにはそれぞれの「聞き書き」をまとめたものが発刊される予定です。

 

【SW-ingキャンプオンライン】中国語講座②

日 時:令和3年11月26日(金)16:30~17:30
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
    徳島大学留学生 楊さん 韓さん 鄒さん
参加者:台湾海外研修参加者 18名

 台湾の高校とのオンラインでの交流学習の前に、お互いの国の食べ物やお菓子を交換することになりました。そこであいさつや内容物の説明を加えたメッセージカードを中国語と英語で作成し、同封することになりました。前回に続き、徳島大学の留学生の皆さんに中国語でのメッセージカードの指導や添削をいただきながら、他言語における伝え方のポイントについてもご教授いただきました。

【SW-ingアカデミー】講演会及びサイエンスカフェ

日 時:令和3年11月26日(金)15:00~17:30
講 師:竹田 美文 氏(野口英世記念館 前理事長)
演 題:わが国の近代医学の幕開けの頃に活躍した先人達
参加者:講演会1年生165名 サイエンスカフェ希望者15名
内 容
 本校のOBで,野口英世記念館 前理事長である竹田美文 氏をお招きし,1年生対象の講演会と希望者対象のサイエンスカフェを行いました。

 講演会では,パスツールやコッホなど業績だけでなく,北里柴三郎や志賀潔,秦佐八浪,野口英世など近代医学の礎を築いた方々の功績をわかりやすくお話しいただきました。特に,伝記などに書かれていない野口英世のエピソードは初めて聞く話ばかりで,野口英世の墓石に刻まれている
      Through devotion to science
      He lived and died for humanity
      科学への献身を通じ
      人類のために生き人類のために死せり
という言葉をより深く理解することにつなげることができました。
そして,最後にしていただいた,美馬市三島出身である医師 三宅速とアインシュタインとの交流の話は,生徒にとってとても印象深いものとなりました。

 サイエンスカフェは,竹田先生のファシリテーションによって,対話的に進められました。ウイルスが生物なのか無生物なのか,ウイルスの増殖システム,ワクチンの歴史や仕組みなど,講演会よりもより専門的な話になりましたが,参加者からは「ワクチン量を増やせば,免疫効果は高まるのか」「ウイルスは細胞内のどこで増殖するのか」「メッセンジャ-RNAワクチンは今後ワクチンの主流になるのか」などの質問が出ました。
 ユーモアを交え,わかりやすくウイルスやワクチンについて説明いただき,生徒の生物への知的好奇心が喚起される貴重な時間となりました。
生徒感想(サイエンスカフェ)
・マスクをする理由がきちんと理解できていなかったことに気づけた。「なぜ?」という疑問を常に持つようにしたい。
・コロナ感染症について興味を持ち「知る」ことが,本当に大切だと思った。1時間があっという間だった。
・ウイルスが生物と無生物の間であるという意味をきちんと理解できて,とても嬉しかった。竹田先生の本が図書室に多くあるので,ぜひ読んでみたい。

  

 

高校生「聞き書き」事業 聞き書き調査③

日 時:令和3年11月14日(日)10:00~12:00
場 所:つるぎ町貞光 西岡田さん宅
参加者:2年生5名
聞き書き対象者:西岡田氏 
内容:

 今年度本校の生徒が関わらせていただいている,「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝える「聞き書き」事業2回目インタビュー「傾斜地農業編」の報告をさせていただきます。

 8月の調査に引き続き,11月14日に本校2年生5名が,世界農業遺産に登録されている「にし阿波地域の傾斜地農業」の名人である西岡田さんご夫婦にインタビューをしてきました。前回のお話を踏まえた質問に加えて,「傾斜地農業」で使われる農具や農作物を通したつながりについてなど,今回もたくさんの魅力を語っていただきました。

 お宅の庭にはたくさんのそば米が干されており,その量にただ驚くばかり。今年は台風の影響がほとんどなかったため豊作のようです。周囲を見渡せば一面に広がる紅葉。美しい秋の風景に見とれ,何とも穏やかな気持ちになりました。

 素敵なお話と美しい景色に触れられる貴重な経験をさせていただきました。今後私たちの活動は2回のインタビューにもとづく「聞き書き」の原稿作成に移ります。発表に向けて皆で協力して準備をしていきます。

令和3年度科学の甲子園徳島県大会

日 時:令和3年11月20日(土)9:30~12:30
参加者:1年生1チーム 2年生5チーム 計6チーム(36名)
場 所:徳島県立総合教育センター
内 容:
 6校から17チームが参加した令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会に,本校からは6チームが参加し,筆記試験(物理・化学・生物・地学・数学・情報分野)に挑戦しました。
 今までに見たことがない問題も多くありましたが,帰りのバスの中では問題の解き方についてお互いに意見を述べ合うなど,今回の経験を活かそうというポジティブな発言がなされていました。

生徒感想:
・公式を暗記するのではなく,なぜそうなるのか論理的に理解することや基本的事項を徹底することが重要であることがよくわかった。
・いつもと違う問題で,とてもおもしろかった。
・バスで移動し,いつもと違う場所や雰囲気で問題に取り組め,受験に向けていいリハーサルになった。
・チーム戦だったため、いつもよりも他のチームに負けたくないという思いが強く持てた。

  

 

【SW-ingアカデミー】サイエンスカフェ

日 時:令和3年11月19日(金)16:20~17:30
講 師:徳島文理大学 薬学部 教授 深田 俊幸 氏
演 題:「亜鉛の温故知新」 なぜ亜鉛は健康の維持に必要なのか?
参加者:18名(1・2年生希望者)
場 所:脇町高校 図書室
内 容:
 サイエンスカフェとは,カフェのような雰囲気の中で,科学者と市民が科学について語り合います。本校では,研究者とのよりインタラクティブか交流を通して,「学ぶ」ことのおもしろさや「科学」の大切さを実感することを目的に実施しています。
 今回は,深田先生をお招きし,「亜鉛が不足するとどうなるか」「亜鉛はどのように発見されたか」「医学・薬学の研究に必要な使命感と倫理観とは」についてお話しいただきました。亜鉛トランスポーターの変異により,細胞内へ亜鉛の輸送が行えないことで引き起こされる亜鉛欠乏症の具体例や亜鉛命名の歴史など,専門的な知識を学べただけでなく,基礎研究を通して人を救いたいという研究者としての使命感を学ぶことができました。サイエンスカフェ終了後も,「何の肉に亜鉛は多いのですか?」など深田先生に尋ねている姿が印象的でした。
生徒感想:
・探究心とは,心から本当に追求したいと思うものを見つけて,「成し遂げたい」ではなく,「成し遂げなければならない」と強く思うことだと,この講義から学んだ。

・これまで大学を目指す目的がはっきりしていなかったが,大学は自分なりの目標を見つけ研究する場所だとわかった。

・亜鉛についての話を聞くまでは,鉄やカルシウムなどのように体にとって亜鉛が不可欠な元素であるということを知らなかったので,今日の話は自分にとって全く新しい知識ばかりだった。亜鉛そのものについて,とても興味が湧きました。

 

  

【科学部】サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室への参加

日 時:令和3年11月7日(日)10:00~16:00
場 所:あすたむランド
参加者:科学部15名
内 容
 あすたむランドで開催された「サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室」に本校科学部の生徒が参加しました。会場を訪れた子ども達に、空気砲の体験やスライム作りを体験してもらいました。コロナ感染症拡大防止のため、昨年度から多くの科学イベントが中止となり、部員にとって初めての取組となりました。子ども達にわかりやすく伝える難しさを実感するとともに、伝えることを通して科学のおもしろさを再認識できる機会となりました。

 

第2回SW-ingアカデミー(講演会)

日 時:2021年11月11日(木)14:10~15:50
方 法:リモート形式
講 師:伊勢武史 氏(京都大学)
演 題:環境問題の目のツケドコロ
参加者:1年生・2年生

  京都大学の伊勢武史先生を講師にお迎えし,2回目のSW-ingアカデミー(講演会)を実施しました。ご自身の海外での大学生活からの気付き、ご専門であるコンピューターシミュレーションの手法、外来生物の捉え方等について、わかりやすく教えていただきました。また、チャットに書き込まれる質問に講演の途中でもリアルタイムにお答えいただき、生徒もすぐに疑問点をかいけつすることができました。今後、環境問題はますます重要な社会課題になります。本日の講演で学んだことをいかし、よりよい社会になるよう努力をしたいと思います。

 生徒感想
〇1つの問題について考える上で、1つの角度から決めつけるのではなく、色々な角度で物を見て考えることが大切だと思った。

〇今回の講演会で「外来種いけばな」に興味を持ちました。テレビを見ていると、「外来種は環境に悪いものだ」と一方的に悪と決めつけ、自分もそうだと思っていましたが、今回の講演会を通して人間がもたらしたものなのに駆除しないといけないというのは本当に一方的だなと思いました。外来種が完全に良いものだとは思いませんが、解決のために深く考えることが大切だなと思いました。また、海外の大学も魅力的だなと思いました。

〇「いろんな人に何かを伝えるのが科学者の使命」とおっしゃっていたことが素直に格好良いと思った。また、人間に生まれてきた以上、あとさまを考えて行動したいと思った。最後に、自分にとって良い講演会になったと実感することが出来ました。

 

i-IGP 2021 TOKUSHIMA 最終発表会 

日 時:令和3年11月3日(水) 13:00~18:00
場 所:徳島大学蔵本キャンパス 大塚講堂
参加者:岡田さん(2年)高田さん(2年)福田さん(2年)
    大西さん(1年)住友さん(1年)真鍋さん(1年)
内 容
 I-IGP(inochi Gakusei Innovators’ Program)とは、中高・高専生のチームが大学生とともにヘルスケア課題解決プランを創出・実行し合うプログラムで、今年度のテーマは「産後うつ」です。

 参加チームは、約4ヶ月に渡り、メンターからの指導や多様なワークショップ等を受けながらプランを練り、その集大成として最終発表会に臨みました。2チームとも、多くの聴衆を前にして、発表時間6分、質疑応答9分の中で、自分たちの考えを丁寧に説明する姿勢がとても印象的でした。また、実際に困っている人の声を聞くことで課題設定を行うことや、アイデアを出すだけでなく社会へ実装することの重要性を学ぶことができました。

 結果は、岡田さん、高田さん、福田さんのチームが第3位に入賞しました。

 

【SW-ingチャレンジ】グリフィス大学オンライン授業

日 時:令和3年10月30日(土)14:00~16:00
場 所:本校視聴覚教室
参加者:2年生8名
講 師:Dr Francesco Olivieri
演 題:Open Problems in AI Nowadays
内 容:

 東京都立多摩科学技術高校が主催する「オーストラリアのグリフィス大学オンライン授業」に本校の8名の生徒が参加しました。すべて英語での授業でしたが,ゆっくりと何回かくり返し発言してもらえたお陰で,なんとなく話の内容を理解することができました。講義の中で,AIにより世界がどのように変わろうとしているのか,そして職業はどうなっていくのか学ぶことができました。次回は,質問ができるよう頑張りたいと思います。