SSH 生徒の活動

生徒の活動

令和2年度 「科学の甲子園」徳島県大会

日 時:令和2年11月21日(土)
場 所:徳島県立脇町高等学校
参加者:2年生42名(7チーム)
日 程:  9:30~  9:45 受付
      9:50~10:00 開会・オリエンテーション
    10:00~10:20 競技会場への移動・準備
    10:20~10:30 問題配布
    10:30~12:30 筆記競技
    12:30~12:40 閉会
主 催:徳島県教育委員会

 本校2年生の42名が「科学の甲子園」徳島県大会に出場しました。今年の「科学の甲子園」はコロナ感染症対策のため,実技競技がなくなり筆記競技のみとなりました。生徒達は,直前まで教科書や資料集で勉強をして,6名1チームで物理・化学・生物・地学・数学・情報の問題に挑戦しました。

 

   
  
生徒感想

・物理の問題は,公式は与えてくれていたが,どう公式を使うかが難しかった。公式を覚えるだけでなく,公式の成り立ちを理解することを意識し,実践(模試)で使えるようにしたい。
・数学は証明する問題が多かった。今後は記述式の問題をしっかりといていく必要があると思った。

自宅 de 地域探究~地域応援アイデアコネクトEXPO2020~受賞者発表

日 時:令和2年11月16日(月) 19:30〜21:00
場 所:オンライン開催
参加者:32HR 釜谷駿

 今年度新型コロナの影響で休校になった期間に自分たちが何ができるかを考える機会として「自宅de地域探究」という取組が行われました。その内容はRESAS等のデータを基に身近な地域をテーマに未来を創り出すアイデアを提案するというものです。今回全国から集まった90ほどのアイデアの中から本校の釜谷くんのアイデアが優秀賞として選出され、その発表会がオンラインで行われました。発表後は審査員の方々から質疑やさらによくするにはというアドバイス等もいただけ、将来のアイデアの実現について具体的なヴィジョンを描くことができました。

 

令和2年度 第2回SW-ingアカデミー

演 題:「サイエンスってなんだろう?」
実施日:令和2年11月13日(金)
講 師:鹿児島大学農学部 准教授 吉﨑由美子 氏 (平成9年度卒)
対 象:1年生及び2年生

 第2回のSW-ingアカデミーは,本校の卒業生である吉﨑由美子 氏をお招きし,コロナ感染症対策のため学年毎の対面形式で実施しました。
 吉﨑先生は,焼酎の発酵の研究をされており,焼酎の製造過程などを科学的に説明していただきました。また,大学教員の仕事の内容や科学者にとって必要なコンピテンシー,実験データの見方など,ご自身のご経験を踏まえながらお話しいただき,生徒だけでなく,教員にとっても有意義な講演会となりました。
 講演後には,「論理的な文章を作成するには何を意識したらよいか。」「研究者として最もやりがいを感じる時はいつか。」などの質問がなされるなど,活発な質疑応答となりました。

 

 

生徒感想(一部抜粋)
・特に印象に残ったのが,「発言・表現することを恐れない。」「サイエンスに嘘や妥協は許されない。」とということです。科学に携わる心構えを知ることができました。
・文系だから数学苦手でもいいかと思っていたが,全ての学問はどこかで繋がっていることを学び,これからは目を背けずに勉強しようと思った。今の勉強を頑張ろう!!
・研究を行う上での心構え(実験・観察・考察の繰り返し)や研究以外での行動(疑問をもつ・客観視する・考えて行動する)など,さまざまな大切なことを知ることができました。

 

【令和2年度 SW-ingキャンプ】 TV会議①

日 時:令和2年11月11日(水) 16:00〜17:00
場 所:脇町高校化学講義室他
参加者:(本校)海外研修参加者 (NEHS) 2年生1クラス
内 容:自己紹介 学校紹介 異文化交流

 新型コロナウイルスの影響で本年度の台湾での現地研修は中止になりました。しかし、昨年度に続き、訪問予定先であった国立科学工業圓区実験高級中学(NEHS)の2年生1クラスとTV会議を行いました。
 両校の学校長のあいさつの後お互いに学校紹介を英語で行い、その後、自己紹介や日本・台湾の文化や流行についてブレイクアウトルームで分かれて質問し合いました。英語での意思疎通の難しさを感じながらも、終始和やかなムードで交流が行われました。

 

【SW-ingリサーチ】美馬女子プロジェクト

実施日:令和2年10月20日(火)
場 所:本校化学講義室
参加者:チーム「針と糸」

 昨年度地方創生☆政策アイデアコンテストで全国入賞したチーム「針と糸」のアイデアが今年度「美馬女子プロジェクト」として動き始めました。本校とJA美馬女性部を中心とした地域の方々と美馬女子の魅力を、美馬のポテンシャルと全国に発信するプロジェクトです。今回はその中心的役割を果たすコーディネーターである中川みどりさんが来校し、美馬女子のキャラクター化のための写真撮影等を行いました。併せて芳越歴史館も見学していただきました。プロジェクトについては随時報告予定です。

 

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」フィールドワーク

日 時:令和2年10月18日(日)
場 所:三好市西祖谷山村
参加者:本校2年生3名 3年生2名
内 容:①農業体験「コエグロつくり」
    ②古民家を利用した交流施設の取組について
    ③地域住民が提供する交流体験と観光客のおもてなしについて
    ④「四国まんなか千年ものがたり」お出迎え体験及び観光列車の見学

  本校2年生3名と3年生2名が「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」フィールドワークに参加しました。まず初めに「WAKUWAKU HOUSE MATOBA」オーナーの井上さんの指導のもとコエグロづくりを体験し、古民家を利用した交流施設を見学しました。そして、大歩危駅では「JR大歩危駅活性化協議会」山口さんから地域の方々が提供する交流体験プログラムについての説明と祖谷そばの試食、観光おもてなし体験を行いました。地域の取組を知り、自分たちにできることを考える非常に貴重な体験となりました。

 

 

 

令和2年度「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップ

日 時:令和2年10月2日(金)16:00~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
参加者:文化庁文化財産調査官(食文化担当) 大石 和男 氏
    徳島県西部県民局 高木さん、藤原さん、平野さん
    ファシリテーター ニシアワアカデミア 國金重光 氏
    24HR 臼杵さん 重長さん 吉見さん
内 容:①にし阿波の世界農業遺産について
    ②「皆さんはどう思いますか?」
    ③グループディスカッション

  2年生3名が「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップに参加しました。まず初めに西部県民局の高木さんから世界農業遺産に登録されているにし阿波地域の説明がありました。そして、文化庁の大石氏から地元地域に着目することの大切さとポストコロナ時代に求められることのお話がありました。その後、「にし阿波の世界遺産をどのように残していくのか」をテーマにグループディスカッションを行いました。

 

【SW-ingリサーチ】 地方のチェンジメーカー育成プログラム②

日 時:令和2年9月25日(金) 6・7時限目
場 所:2年生各教室
参加者:21HR 22HR 23HR 24HRの生徒及び担任・副担任

「地域の活性化」に関するプレゼンテーション大会クラス内予選を行いました。
 2年生は3~4人で1チームをつくり,それぞれの視点でRESASのデータをもとに地域の活性化についての課題研究を行ってきました。今回はその発表会になります。優勝したチームはさらにブラッシュアップを図り,地方創生☆政策アイデアコンテスト2020に応募します。各クラスの優勝チームは以下の通りです。

21HR 1班「高齢者が元気な町づくり~糖尿病などの生活習慣病を減らそう~
22HR 8班「高校生と作るサテライトオフィスのススメ」
23HR 10班「三好市の林業を救おう!~ありあまった木材でわたしたちができること~
24HR 10班「魅力再発見!~三好市ってこんなとこ~」

 

【SW-ingリサーチ】地方のチェンジメーカー育成プログラム①

 今年度の2年生もRESASを活用した探究活動に取り組んでいます。

 コロナウイルスの影響による休校のため、今年度は在宅での研究をスタートさせました。教材はRESAS活用副教材の1つである「地方のチェンジメーカー育成プログラム」を活用して進めています。学校再開後は「総合的な探究の時間」や「社会と情報」を活用して研究を進めてきました。また、各グループにはレンタルPCを配布し、CAI教室(コンピュータ教室)以外でも休日や放課後等にも発表に向け準備を進めています。

 

 

【SW-ingキャンプ】事前研修①

日 時:令和2年9月11日(金)16:30~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
    徳島大学総合科学部 武田さん 真椙さん
参加者:台湾海外研修参加者 20名

 台湾海外研修の事前研修として,台湾の歴史や文化を学ぶ出張講義を行いました。ファシリテーターとして本研修に関わっていただく徳島大学村上先生から台湾の文化や言語について、合わせて研修に向けての心構えなどを講義していただきました。また、本校OBで台湾での研修に参加経験のある大学生、武田さんと真椙さんにも参加いただき生徒たちに質疑やアドバイスをしていただきました。

 

世界農業遺産フィールドワーク 東みよし町西庄地区

日 時:令和2年8月23日(日)9:00~16:00
場 所:東みよし町西庄地区
参加者:3年生7名 1年生9名
主 催:徳島剣山世界農業遺産推進協議会
日 程: 9:00~ 10:00  脇町高校発 車内で世界農業遺産に関する解説
      10:00~ 11:00  共同圃場での農業体験
      11:10~ 12:00  西庄泉野集落フィールドワーク
      12:00~ 13:00  西庄良所会提供による昼食
      13:15~ 15:00  ディスカッション 住民との意見交換会 
      15:00~ 16:00  販売所等見学、解散

 世界農業遺産に認定されているにし阿波、その中の東みよし町西庄地区にてフィールドワークを行い、本校生16名が参加しました。
 午前中は地元の農家の方々に指導いただきながらそばの種まき体験を行い、平野さん、田口さんの案内のもと傾斜地農耕システムの説明やコエグロの見学等この地域の農業遺産について優れている点や厳しい点について、フィールドワークを行いました。そして、地元の食材をいかした昼食をいただき、午後からは西庄良所会の方々とグループに分かれ、「世界農業遺産×関係人口~山間部の農業を未来につなぐには~」をテーマにパネルディスカッションや意見交換を行いました。実際に地域を訪れ問題を発見、解決の方法を探る貴重な機会となりました。

 

生徒感想

・農作業は大変でしたが、農家の方々は優しく、食事もおいしく第2の故郷になりました。
・先人の知恵を活かした農法はすごいと思いました。農家の方々の話から人がいなくなってしまうことへの危機感が伝わり、どうやったらこれを残せるか、自分たちになにができるか、たくさん考えましたが実現の可能性も大事だと思いました。
・農学に興味があったけれど、農業って作物を育てるだけでも大変なのに売れそうな作物を選んだり、どこで売るかなど考えなくてはいけない、もっと広く考える知識が必要だなと気づきました。将来の進路のヒントになった気がします。

 

 

 

【SW-ingゼミ】2年生Sコース 京都大学とのTV会議①

日 時:令和2年8月20日(木) 13:00~15:00
場 所:脇町高校 京都大学 他
指導者:京都大学大学院理学研究科 常見俊直 氏
参加者:脇町高校2年生Sコース
     *物理班4グループ 化学班4グループ 生物班4グループ
    京都大学学生スタッフ 6名

 2年生Sコースの生徒が自分たちが設定した課題研究のテーマについて,ZOOMを活用し京都大学の学生や院生と研究の内容や方向性について話し合いました。生徒からは,動機や目的,大まかな実験の方法などを報告しました。また,京都大学の学生からは,対照実験や先行研究について質問やアドバイスをいただきました。これからしっかりと研究計画を立て,課題研究を進めていきます。

テーマ一覧
 物理グループ
  「コイントス」「ブラジリアンナッツ効果」「足音による人の識別」
  「落下速度の制御方法」
 化学・情報グループ
  「リグニン」「阿波番茶の出がらしの活用」「ガムとチョコ」
  「農地の水分量の計測」
 生物グループ
  「ヨシノボリの生態」「コオロギの音に対する反応」「雑草ののびる力」
  「稲から発酵促進条件を探す」

 

 

令和2年度SSH生徒研究発表会 二次審査

日 時:令和2年8月17日(月)14:15~14:45
内 容:事前提出したポスター発表(動画)に対する質疑応答
形 態:Zoomを利用したリモート形式
参加者:東さん,寒川さん,小松さん,近藤さん(3年生)

 令和2年度SSH生徒研究発表会に出場した本校代表の「柔軟生物の歩容解析とロボットによる再現」が,事前に提出したポスター発表(動画)などによる一次審査を通過し,二次審査に臨みました。二次審査はZoomを活用した質疑応答で,20分間行われました。
 小松さんは,「質問をしっかり聞き,質問者ときちんとコミュニケーションをとることができた。自分たちが工夫した機体作成やプログラミングなどについて話すこともできた。楽しみながら質疑応答ができたので,良かった。」と感想を語ってくれました。

今回提出したポスターは次の通りです。→ポスターデータ.pdf

3年生Sコース 生徒研究発表会

日 時:令和2年7月30日(木)14:00~15:15
場 所:脇町高校 第2~第4講義室 
参加者:運営指導委員 徳島県教育委員会 京都大学大学生及び院生 2・3年Sコース 本校教職員

 3年生Sコースの生徒研究発表会を行いました。7月22日のプレ発表会から流れやスライドを変更し発表会に臨み,1年間の成果を発表することができました。コロナ感染症対策のため,3月の徳島県SSH合同発表会や4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となり、生徒にとっては校外の専門家を前にした初めての発表会となりましたが,質疑応答にも落ち着いて対応することができました。

発表タイトル【発表者】
 〇ディープラーニングと精度とデータ量の関係
 〇テントウムシのはねの 構造を用いた傘づくり
 〇再生チョークの品質に関する研究 ~持続可能な社会に向けて~
 〇柔軟生物の歩容解析と ソフトロボットによる再現
  *SSH生徒研究発表会出場作品
 〇ミカンの洗浄効果 ~果物の皮が世界を救う~
 〇活性炭の賦活 ~洗浄効果を高めるために~
 〇効率の良いチキソ性液体の作成について
 〇竹炭電池で日本を救え ~電力の安定供給を目指して~
 〇ヨシノボリの生息場所と吸盤の 大きさに関する研究
  *全国総文祭出場作品 
 〇タイリクバラタナゴの 成長における水温、 飼育空間の大きさとの関係
 〇納豆菌による土壌の粒子構造の変化 ~砂漠の緑化計画~
 〇コウジカビの菌体量に 過重力が与える影響

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -蓬莱荘での実践-

日 時:令和2年7月27日(月)16:30~17:00
場 所:特別養護老人ホーム蓬莱荘(阿波市)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)

  多文化共生を考える会「ともに」に引き続き,蓬莱荘で介護職員として働かれているインドネシア出身のアントンさんとムニルさんに,自分たちが作成した「やさしい日本語のゴミ出し表」を見てもらいました。その中で,「プランターの土はどうするのか。」「使用するゴミ袋の写真があればわかりやすいのでは。」「住所などの個人情報は破ってから捨てるなどの注意書きがあった方がよい。」「文字だけでなくイラストが多い方がわかりやすい。」などの質問や助言をいただくことができました。
 この取組が,外国人の方が地域に溶け込む一助になればと思います。

 

FESTAT キックオフイベント

日 時:令和2年7月24日(金)9:30~12:30
場 所:脇町高校
参加者:今年度FESTAT出場者(2年),1・2年生希望者,昨年度FESTAT出場者
日 程: 9:30 開会行事
     9:50 昨年度参加者からのメッセージ
    10:30 FESTAT出場自己紹介
    11:00 講演 (講師:慶應義塾大学 教授 安宅和人 氏
    12:00 FESTAT参加者自己紹介
    12:30 閉会
主 催:香川県立観音寺第一高校

 統計・データを用いて数理的に分析する課題研究の発表・交流会「FESTAT2020」のキックオフイベントが,ZoomやYoutubeを活用したリモート形式で実施され,FESTAT出場者やデータサイエンスに関心のある希望者が参加しました。
 今年度は,Webによるアンケート調査などのデータを活用した地域活性化に関わる課題研究の成果を発表予定としてり,出場メンバーがその意気込みを語りました。
 また,昨年度FESTATに参加したメンバーを代表して,3年生の喜多さん,柴田さん,難波さん,松永さんがFESTATに参加して学んだことをメッセージとして語ってくれました。なお,発表会は9月13日にリモート形式で行われます。

 

講演徒感想
〇未来は目指すものであり,そのために自主性や創造性がとても大切であることを学んだ。
〇私たちが最大限にAIを活用することで,よりよい社会を創り上げることができると思う。
〇未来をよりよいものにするため,今からたくさんのことに挑戦し,データを上手に活用し問題解できる人になりたい。

 

3年生Sコース プレ課題研究発表会

日 時:令和2年7月22日(水) 13:10~14:30
場 所:脇町高校小体育館
参加者:3年生Sコース(38名)2年生Sコース(38名)

 自然科学分野の課題研究に取り組んでいる3年Sコースの生徒は,7月30日に校内課題研究発表会を行い,約1年間にわたる課題研究の成果を発表します。そのリハーサルとして,2年生Sコースの生徒に対してプレ発表会を実施しました。3月の徳島県SSH合同発表会と4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となった3年生にとって,聞き手を前にして発表するのは本日が初めてでした。聴衆を見ながら大きな声で発表するのはもちろんのこと,2年生からの質問にも的確に答えるなど,日頃の成果を遺憾なく発揮していました。
 また,プレ発表会の後,「グラフを説明するときは,どこに注目してもらうか強調した方がよい」「もう少し説明を詳しくした方がいいのでは」などお互いに気づいた事を共有していました。更なるブラッシュアップを行い,7月30日の本番に臨みたいと思います。

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -日本語教室での実践ー

日 時:令和2年7月19日(日)10:00~12:00
場 所:小野コミュニティーセンター(つるぎ町半田)
参加者:佐竹さん(3年)那須さん(3年)
主 催:多文化共生を考える会「ともに」(つるぎ町で生活している外国人の方々に日本語を教えたり,お互いの国の文化を学びあう活動を行っているボランティアグループ)

  小野コミュニティーセンターで毎週日曜日に行われている,多文化共生を考える会「ともに」日本語教室に,本校生2名が参加しました。
 今回は,生徒たちが自ら作成した「やさしい日本語のゴミの出し方のちらし」を教材に活用してもらい,実際に外国人の方がゴミ出しの際どんなことに困っているか,また,どんな表現がわかりにくいか直接聞かせてもらいました。
 「ビデオデッキは粗大ごみなのか?」「障子と襖は何がちがうのか?」「缶を出すとき,なぜ潰したらいけないのか?」「服は燃やせるのに,なぜ毛布は粗大ごみなのか?」など,自分たちがあまり意識しないことが,外国人の方々にとっては疑問であることを改めて実感することができました。

 

生徒感想

〇自分たちが簡単と思っていた表現が外国人にとって難しい場合や,逆に,難しいと思っていたものがやさしいなど,自分たちの考えとのギャップに気づかされた。
〇「燃える」「燃やせる」「燃やす」など些細な表現でも,外国人の方々にとっては重要であることを学んだ。

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動

日 時:令和2年7月13日(月)15:00~17:00
場 所:脇町高校地学準備室
講 師:村上敬一 氏(徳島大学総合科学部 教授)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)那須さん(3年)  

 3年生の4名の生徒が取り組んでいる「地方における外国人労働者の支援を考える」をテーマにした探究活動の成果を論文にまとめるため,徳島大学の村上先生を交えてミーティングを行いました。
今回は,ホワイトボードを活用し,村上先生の助言をもらいながら全員で論点を整理しながら章立てを行い,それぞれのタスクを確認しました。今回できた論文は第64回全国学芸サイエンスコンクール(旺文社主催)に応募します。

 

生徒感想
・村上先生に加わってもらうことで,文章の構成の流れを掴むことができやるべきことが明確になった。
・課題研究を進めていくことで,いろいろな知識がつながっていくことが実感できた。

  

令和2年度 第1回SW-ingアカデミー 

演 題:「新聞記者から見たデータサイエンスの将来」
実施日:令和2年6月30日(火)
講 師:日本経済新聞社編集局データ報道部次長 黄田和宏 氏(平成8年卒)
対 象:全生徒 554名

 

 SW-ingアカデミーでは,最新の知識に触れ,学習や進路選択に対する意欲を喚起するため,各分野の最先端で活躍されている専門家による講演会等を実施します。

 

第1回のSW-ingアカデミーは,本校の卒業生でもある黄田和宏 氏を講師に,各教室の電子黒板とzoomを活用しリモート形式で行いました。
 講演では,コロナ感染症に関する最新のデータや,マスメディアによる世論のミスリードの事例,脇町と全国のマクドナルドの時給の比較,AIを活用した文書解析などのお話を進路選択も踏まえながらしていただきました。
 講演後の質疑応答では,生徒から「どのようなプログラミング言語がいいのか」「プログラミングをごのように学べばいいのか」などの質問に,予定時間を超えてご対応いただきました。
 Society5.0社会を生きる上で,データサイエンスやプログラミングは文系・理系問わず必要なスキルであることを学ぶことができました。

 

生徒感想(一部抜粋)
・データサイエンスは,理系分野だけでなく,文系分野においても影響力を持つのだと思った。IT社会の中で,文系の職種は立場がないと思っていたけど,目的を持ってデータサイエンスやプログラミングを学べば,新しい領域を開けるのだと希望を持てた。
・「将来の職業は絶対これ!!」と決めていたけど,データサイエンスを活用する仕事に就くのも楽しそうだと思いました。