SSH 生徒の活動

生徒の活動

世界農業遺産フィールドワーク 東みよし町西庄地区

日 時:令和2年8月23日(日)9:00~16:00
場 所:東みよし町西庄地区
参加者:3年生7名 1年生9名
主 催:徳島剣山世界農業遺産推進協議会
日 程: 9:00~ 10:00  脇町高校発 車内で世界農業遺産に関する解説
      10:00~ 11:00  共同圃場での農業体験
      11:10~ 12:00  西庄泉野集落フィールドワーク
      12:00~ 13:00  西庄良所会提供による昼食
      13:15~ 15:00  ディスカッション 住民との意見交換会 
      15:00~ 16:00  販売所等見学、解散

 世界農業遺産に認定されているにし阿波、その中の東みよし町西庄地区にてフィールドワークを行い、本校生16名が参加しました。
 午前中は地元の農家の方々に指導いただきながらそばの種まき体験を行い、平野さん、田口さんの案内のもと傾斜地農耕システムの説明やコエグロの見学等この地域の農業遺産について優れている点や厳しい点について、フィールドワークを行いました。そして、地元の食材をいかした昼食をいただき、午後からは西庄良所会の方々とグループに分かれ、「世界農業遺産×関係人口~山間部の農業を未来につなぐには~」をテーマにパネルディスカッションや意見交換を行いました。実際に地域を訪れ問題を発見、解決の方法を探る貴重な機会となりました。

 

生徒感想

・農作業は大変でしたが、農家の方々は優しく、食事もおいしく第2の故郷になりました。
・先人の知恵を活かした農法はすごいと思いました。農家の方々の話から人がいなくなってしまうことへの危機感が伝わり、どうやったらこれを残せるか、自分たちになにができるか、たくさん考えましたが実現の可能性も大事だと思いました。
・農学に興味があったけれど、農業って作物を育てるだけでも大変なのに売れそうな作物を選んだり、どこで売るかなど考えなくてはいけない、もっと広く考える知識が必要だなと気づきました。将来の進路のヒントになった気がします。

 

 

 

【SW-ingゼミ】2年生Sコース 京都大学とのTV会議①

日 時:令和2年8月20日(木) 13:00~15:00
場 所:脇町高校 京都大学 他
指導者:京都大学大学院理学研究科 常見俊直 氏
参加者:脇町高校2年生Sコース
     *物理班4グループ 化学班4グループ 生物班4グループ
    京都大学学生スタッフ 6名

 2年生Sコースの生徒が自分たちが設定した課題研究のテーマについて,ZOOMを活用し京都大学の学生や院生と研究の内容や方向性について話し合いました。生徒からは,動機や目的,大まかな実験の方法などを報告しました。また,京都大学の学生からは,対照実験や先行研究について質問やアドバイスをいただきました。これからしっかりと研究計画を立て,課題研究を進めていきます。

テーマ一覧
 物理グループ
  「コイントス」「ブラジリアンナッツ効果」「足音による人の識別」
  「落下速度の制御方法」
 化学・情報グループ
  「リグニン」「阿波番茶の出がらしの活用」「ガムとチョコ」
  「農地の水分量の計測」
 生物グループ
  「ヨシノボリの生態」「コオロギの音に対する反応」「雑草ののびる力」
  「稲から発酵促進条件を探す」

 

 

令和2年度SSH生徒研究発表会 二次審査

日 時:令和2年8月17日(月)14:15~14:45
内 容:事前提出したポスター発表(動画)に対する質疑応答
形 態:Zoomを利用したリモート形式
参加者:東さん,寒川さん,小松さん,近藤さん(3年生)

 令和2年度SSH生徒研究発表会に出場した本校代表の「柔軟生物の歩容解析とロボットによる再現」が,事前に提出したポスター発表(動画)などによる一次審査を通過し,二次審査に臨みました。二次審査はZoomを活用した質疑応答で,20分間行われました。
 小松さんは,「質問をしっかり聞き,質問者ときちんとコミュニケーションをとることができた。自分たちが工夫した機体作成やプログラミングなどについて話すこともできた。楽しみながら質疑応答ができたので,良かった。」と感想を語ってくれました。

今回提出したポスターは次の通りです。→ポスターデータ.pdf

3年生Sコース 生徒研究発表会

日 時:令和2年7月30日(木)14:00~15:15
場 所:脇町高校 第2~第4講義室 
参加者:運営指導委員 徳島県教育委員会 京都大学大学生及び院生 2・3年Sコース 本校教職員

 3年生Sコースの生徒研究発表会を行いました。7月22日のプレ発表会から流れやスライドを変更し発表会に臨み,1年間の成果を発表することができました。コロナ感染症対策のため,3月の徳島県SSH合同発表会や4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となり、生徒にとっては校外の専門家を前にした初めての発表会となりましたが,質疑応答にも落ち着いて対応することができました。

発表タイトル【発表者】
 〇ディープラーニングと精度とデータ量の関係
 〇テントウムシのはねの 構造を用いた傘づくり
 〇再生チョークの品質に関する研究 ~持続可能な社会に向けて~
 〇柔軟生物の歩容解析と ソフトロボットによる再現
  *SSH生徒研究発表会出場作品
 〇ミカンの洗浄効果 ~果物の皮が世界を救う~
 〇活性炭の賦活 ~洗浄効果を高めるために~
 〇効率の良いチキソ性液体の作成について
 〇竹炭電池で日本を救え ~電力の安定供給を目指して~
 〇ヨシノボリの生息場所と吸盤の 大きさに関する研究
  *全国総文祭出場作品 
 〇タイリクバラタナゴの 成長における水温、 飼育空間の大きさとの関係
 〇納豆菌による土壌の粒子構造の変化 ~砂漠の緑化計画~
 〇コウジカビの菌体量に 過重力が与える影響

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -蓬莱荘での実践-

日 時:令和2年7月27日(月)16:30~17:00
場 所:特別養護老人ホーム蓬莱荘(阿波市)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)

  多文化共生を考える会「ともに」に引き続き,蓬莱荘で介護職員として働かれているインドネシア出身のアントンさんとムニルさんに,自分たちが作成した「やさしい日本語のゴミ出し表」を見てもらいました。その中で,「プランターの土はどうするのか。」「使用するゴミ袋の写真があればわかりやすいのでは。」「住所などの個人情報は破ってから捨てるなどの注意書きがあった方がよい。」「文字だけでなくイラストが多い方がわかりやすい。」などの質問や助言をいただくことができました。
 この取組が,外国人の方が地域に溶け込む一助になればと思います。