SSH 生徒の活動

生徒の活動

令和3年度科学の甲子園徳島県大会

日 時:令和3年11月20日(土)9:30~12:30
参加者:1年生1チーム 2年生5チーム 計6チーム(36名)
場 所:徳島県立総合教育センター
内 容:
 6校から17チームが参加した令和3年度「科学の甲子園」徳島県大会に,本校からは6チームが参加し,筆記試験(物理・化学・生物・地学・数学・情報分野)に挑戦しました。
 今までに見たことがない問題も多くありましたが,帰りのバスの中では問題の解き方についてお互いに意見を述べ合うなど,今回の経験を活かそうというポジティブな発言がなされていました。

生徒感想:
・公式を暗記するのではなく,なぜそうなるのか論理的に理解することや基本的事項を徹底することが重要であることがよくわかった。
・いつもと違う問題で,とてもおもしろかった。
・バスで移動し,いつもと違う場所や雰囲気で問題に取り組め,受験に向けていいリハーサルになった。
・チーム戦だったため、いつもよりも他のチームに負けたくないという思いが強く持てた。

  

 

【SW-ingアカデミー】サイエンスカフェ

日 時:令和3年11月19日(金)16:20~17:30
講 師:徳島文理大学 薬学部 教授 深田 俊幸 氏
演 題:「亜鉛の温故知新」 なぜ亜鉛は健康の維持に必要なのか?
参加者:18名(1・2年生希望者)
場 所:脇町高校 図書室
内 容:
 サイエンスカフェとは,カフェのような雰囲気の中で,科学者と市民が科学について語り合います。本校では,研究者とのよりインタラクティブか交流を通して,「学ぶ」ことのおもしろさや「科学」の大切さを実感することを目的に実施しています。
 今回は,深田先生をお招きし,「亜鉛が不足するとどうなるか」「亜鉛はどのように発見されたか」「医学・薬学の研究に必要な使命感と倫理観とは」についてお話しいただきました。亜鉛トランスポーターの変異により,細胞内へ亜鉛の輸送が行えないことで引き起こされる亜鉛欠乏症の具体例や亜鉛命名の歴史など,専門的な知識を学べただけでなく,基礎研究を通して人を救いたいという研究者としての使命感を学ぶことができました。サイエンスカフェ終了後も,「何の肉に亜鉛は多いのですか?」など深田先生に尋ねている姿が印象的でした。
生徒感想:
・探究心とは,心から本当に追求したいと思うものを見つけて,「成し遂げたい」ではなく,「成し遂げなければならない」と強く思うことだと,この講義から学んだ。

・これまで大学を目指す目的がはっきりしていなかったが,大学は自分なりの目標を見つけ研究する場所だとわかった。

・亜鉛についての話を聞くまでは,鉄やカルシウムなどのように体にとって亜鉛が不可欠な元素であるということを知らなかったので,今日の話は自分にとって全く新しい知識ばかりだった。亜鉛そのものについて,とても興味が湧きました。

 

  

【科学部】サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室への参加

日 時:令和3年11月7日(日)10:00~16:00
場 所:あすたむランド
参加者:科学部15名
内 容
 あすたむランドで開催された「サイエンスフェア2021おもしろ博士の実験室」に本校科学部の生徒が参加しました。会場を訪れた子ども達に、空気砲の体験やスライム作りを体験してもらいました。コロナ感染症拡大防止のため、昨年度から多くの科学イベントが中止となり、部員にとって初めての取組となりました。子ども達にわかりやすく伝える難しさを実感するとともに、伝えることを通して科学のおもしろさを再認識できる機会となりました。

 

第2回SW-ingアカデミー(講演会)

日 時:2021年11月11日(木)14:10~15:50
方 法:リモート形式
講 師:伊勢武史 氏(京都大学)
演 題:環境問題の目のツケドコロ
参加者:1年生・2年生

  京都大学の伊勢武史先生を講師にお迎えし,2回目のSW-ingアカデミー(講演会)を実施しました。ご自身の海外での大学生活からの気付き、ご専門であるコンピューターシミュレーションの手法、外来生物の捉え方等について、わかりやすく教えていただきました。また、チャットに書き込まれる質問に講演の途中でもリアルタイムにお答えいただき、生徒もすぐに疑問点をかいけつすることができました。今後、環境問題はますます重要な社会課題になります。本日の講演で学んだことをいかし、よりよい社会になるよう努力をしたいと思います。

 生徒感想
〇1つの問題について考える上で、1つの角度から決めつけるのではなく、色々な角度で物を見て考えることが大切だと思った。

〇今回の講演会で「外来種いけばな」に興味を持ちました。テレビを見ていると、「外来種は環境に悪いものだ」と一方的に悪と決めつけ、自分もそうだと思っていましたが、今回の講演会を通して人間がもたらしたものなのに駆除しないといけないというのは本当に一方的だなと思いました。外来種が完全に良いものだとは思いませんが、解決のために深く考えることが大切だなと思いました。また、海外の大学も魅力的だなと思いました。

〇「いろんな人に何かを伝えるのが科学者の使命」とおっしゃっていたことが素直に格好良いと思った。また、人間に生まれてきた以上、あとさまを考えて行動したいと思った。最後に、自分にとって良い講演会になったと実感することが出来ました。

 

i-IGP 2021 TOKUSHIMA 最終発表会 

日 時:令和3年11月3日(水) 13:00~18:00
場 所:徳島大学蔵本キャンパス 大塚講堂
参加者:岡田さん(2年)高田さん(2年)福田さん(2年)
    大西さん(1年)住友さん(1年)真鍋さん(1年)
内 容
 I-IGP(inochi Gakusei Innovators’ Program)とは、中高・高専生のチームが大学生とともにヘルスケア課題解決プランを創出・実行し合うプログラムで、今年度のテーマは「産後うつ」です。

 参加チームは、約4ヶ月に渡り、メンターからの指導や多様なワークショップ等を受けながらプランを練り、その集大成として最終発表会に臨みました。2チームとも、多くの聴衆を前にして、発表時間6分、質疑応答9分の中で、自分たちの考えを丁寧に説明する姿勢がとても印象的でした。また、実際に困っている人の声を聞くことで課題設定を行うことや、アイデアを出すだけでなく社会へ実装することの重要性を学ぶことができました。

 結果は、岡田さん、高田さん、福田さんのチームが第3位に入賞しました。