SSH 生徒の活動

生徒の活動

【SW-ingチャレンジ】アップデートコンテスト ワークショップ

日 時:2021年7月8日(木)13:00~15:00
講 師:吉内  出 氏(徳島県政策創造部)
    勝岡 慶太 氏(徳島県政策創造部)
参加者:脇町高校1年生及び2年生希望者 15名
内 容:
  徳島未来創造アップデートコンテストに参加する生徒に対して,吉内氏や勝岡氏によるワークショップが行われました。徳島県の現状分析や思考の深め方などを学んだ後,自分たちのアイデアに対してフィードバックをいただきました。今後は,今日の学びを活かし,応募する作品のブラッシュアップに努めたいと想います。

 

 

【SW-ingチャレンジ】屋久島研修 事前研修

日 時:2021年6月11日(金)16:30~14:00
参加者:屋久島研修参加者1年生8名
    明石さん、朝妻さん、國見さん、西條さん
    佐藤さん、德丸さん、大西さん、北地さん
内 容: 
 屋久島研修を希望した28名の希望者から選ばれたメンバーが事前研修を行いました。

今年度の屋久島研修は,
 「美しい自然と共存の困難さ
         ~屋久島の美しい自然に関する正確な情報発信~」
をメインテーマに掲げ,7月29日~8月1日(3泊4日)で計画しています。

 今回の事前研修では,これから取り組む個人研究のテーマを発表しました。「ヤクシカの生態」「植物の植生分布」「屋久島のゴミ問題」「屋久島の成り立ち」など多岐にわたるテーマが挙げられました。今後は,個人研究の成果を共有しながら,屋久島についての知識を深化させていきます。

 

【SW-ingチャレンジ】i-GIP in Tokushima選考結果

  i-GIP in Tokushimaの選考結果が発表され,次の2チームが選考されました。今後はメンターの大学生と共に,『産後うつ』に関わる課題解決にチーム一丸となって取り組んでいきます。

〇眞鍋さん(1年),大西さん(1年),住友さん(1年)
〇高田さん(2年),岡田さん(2年),福田さん(2年)

生徒の意気込み
・大学生や他校の高校生が『産後うつ』をどのように捉えているのか話を聞くのがとても楽しみ。新しい視点を知ることで,『産後うつ』について考えを深めたい。
・選ばれたからには,『産後うつ』に関わる課題解決を社会で実現したい。また,事前課題に取り組んで『産後うつ』は身近な問題であることがわかった。私たちの活動を通して,この現状を脇高生にも知ってもらいたい。
・『産後うつ』は様々な課題が絡み合っている。自分たちの力だけでなく,周囲の人たちを巻き込みながら課題解決に向けてアイデアを出していきたい。
・今回のプログラムは,大学生や医師の方々と遂行する貴重な機会。自分たちのアイデアを実現するため,人と人のつながりを大切にしながら,自分にできることを真剣に考え,全力で行動していきたい。
・社会に貢献するチャンスを得ることができた。このチャンスを逃すことなく,社会に貢献できるプランを計画し実行していきたい。
・自分たちの手で,社会に目に見える形でアイデアを具体化することに,今までにないやりがいを感じている。自分にできる精一杯のことを実践したい。

 

 

 

【SW-ingチャレンジ】i-GIP in Tokushima面接

日 時:5月30日(日)
方 法:リモート
参加チーム:5チーム(1年生2チーム,2年生3チーム)

 i-IGP  in TOKUSHIMAへ参加するための面接がリモート形式で行われ,本校からは5チーム14名の生徒が参加しました。参加者は,事前に出されていた課題に対してのスライド発表を含めて約30分の面接に臨みました。この審査で選ばれるとi-GIPのプログラムに参加することができるため,緊張しながらも自分たちの考えや思いを伝えようとする姿勢が印象的でした。

生徒感想
 今まで聞かれたことのない質問だったので,少し戸惑った。ただ,課題については,言いたいことは全て言えた。結果はどうなるか分からないが,楽しみに待ちたい。

 

【SW-ingチャレンジ】第1回 美馬市未来創造アカデミーへの参加

日 時:2021年5月22日(土)11:00~14:00
方 法:対面及びリモート形式
参加者:脇町高校1年生及び3年生希望者 48名
内 容: 

 美馬市が主催する「第1回 美馬市未来創造アカデミー」に本校生徒が参加しました。本校の卒業生でもある株式会社マイナビ 池本博則 氏の講演の後,氏によるファシリテーションでワークショップに取り組みました。「レベチな100万円の使い方」では、「最高の音響システムを整備し,新しいアイデアを創出する究極の癒やし空間をつくる」などの個性溢れる提案がなされました。

 また,教育実習生である谷さんも参加しており,「デザイン思考は大学でも活用するので,高校生がこのようなワークショップに参加する意義は大きいと思います。」と感想を述べてくれました。

生徒感想
・自分の夢をここまで掘り下げて考えたことがなかったのでいい機会になった。
・自分の夢を思い切って発表することで,新しい気付きがあった。

 

 

 

第1回SW-ingアカデミー (講演会)

日 時:2021年4月27日(火)14:15~15:50
方 法:リモート形式
講 師:奈佐原顕郎 氏(筑波大学)
演 題:人工衛星で見る地球環境〜数学・物理学はこんなに楽しい〜 
参加者:脇町高校全生徒

  筑波大学生物資源学類において,人工衛星を使った地球環境の観測を研究している奈佐原顕郎先生を講師にお迎えし,令和3年度1回目のSW-ingアカデミー(講演会)を実施しました。実験を交えた講演会で,生徒も楽しみながら周囲の生徒と結果を予想していました。また,「好奇心を大切にして欲しい」「教えることは最良の勉強法」「これまでの思い込みに気づいて自分をアップデートする。これが学び」など,学びの本質をわかりやすく生徒に示していただきました。生徒だけでなく教員にとっても、大変有意義な講演会となりました。

 生徒感想
「奈佐原先生のお話を聞いて,勉強はおもしろいと思うことが大切だと思いました。私は今まで,どうやったらテストで点を取れるかとか,大学に受かるためとか,義務的に勉強をしていました。でも,それは『本当の勉強』ではない,とてももったいないことだと感じることができました。私は,数学も物理も苦手です。でも,それは今まで,数学や物理を『受験としての勉強』としか考えておらず,おもしろさを見つけようとしていなかったからだと思います。これからは,勉強はおもしろいと思えるような勉強をできるように,たくさんのことに好奇心をもって生活していきたいと思います。そして『本当の勉強』をしていきたいです。

 

「画面を通しての講演会でしたが、とてもおもしろかったし、楽しかったです。 筑波大学にも、数学や物理にも興味がわきました。実際に実験してくださって答えを予想していると、『答えをあてることよりも考える方が大事だ』『自分の間違いに気づいて直していけばいい』という言葉がとても心に残りました。 私は、答えを求めるのに必死なことが多かったので、自分の最初の考えを大事に していこうと思いました。」

 

【SW-ingチャレンジ】i-GIP in Tokushima説明会

日 時:4月23日(金)16:15~17:00
方 法:リモート
講 師:辻 真紀子 さん(徳島大学医学部医学科3年)
参加者:1・2年生IGP参加希望者19名

 本校卒業生の辻真紀子さんが,自身が企画に参加しているi-IGP  in TOKUSHIMAについて説明会を行ってくれました。IGPとは,高校性と大学生がチームとなり,ヘルスケア課題解決プランを創出するプログラムで,今年は「産後うつ」をテーマに約半年にわたり取り組みます。
 辻さんは,プログラムの内容や参加することで身につく力などを,自身の高校時代の体験を交えながらわかりやすく説明してくれました。説明会の前は,勉強や部活との両立に不安を持っていた生徒も,「ぜひ参加したい」と決意を固めていました。
 説明後は,勉強方法などについて辻さんに積極的に質問をし,とても有意義な時間となりました。

《 参加者感想 》
先輩の話を聞いて,いろいろなことにチャレンジする意欲が高まった。これからもいろいろなことに取り組みたい。

 

 

 

 

 

 

会議・研修 情報処理学会第83回全国大会 第3回中高生情報学研究コンテスト=奨励賞=

日 時:令和3年3月20日(土)10:30~16:30
場 所:ZOOMによるオンライン発表 
参加者:3年Sコース(池北 川人 小原) 

 2年生Sコース(コンテスト当時)の生徒が情報処理学会第83回全国大会内において開かれた第3回中高生情報学研究コンテストに参加しました。ZOOMミーティングによるオンライン形式で「土壌水分センサーを用いた伝統農法の効果の検証」というテーマで発表と質疑応答を行い,その後ブレイクアウトルームで分かれて意見交換やアドバイスをいただきました。審査の結果,伝統的な農法を科学的に検証するというアプローチが評価され,中高生研究賞奨励賞に選ばれました。また,こちらの取組は河合塾みらいぶ様の取材も受けそちらのHPにもアップされています。

リンクはこちらから  →  中高生情報学研究コンテストHP 

              受賞者一覧   

                                                河合塾みらいぶHP

 

  

会議・研修 令和3年度 第9回四国地区SSH生徒研究発表会

日 時:令和3年4月11日(日)13:00~16:30
場 所:脇町高校他(動画発表及びZOOMによるオンライン発表) 
参加者:3年Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 観音寺第一高校 高松第一高校 富岡西高校 高知小津高校 宇和島東高校 西条高校 松山南高校 香川県教育委員会 他 

 3年生Sコースの生徒が令和3年度四国地区SSH生徒研究発表会に参加しました。徳島県の合同発表会と同様に新型コロナ感染症対策のため,YouTubeによる動画発表とZOOMミーティングによるオンライン形式で発表を行いました。生徒相互の科学的なコミュニケーションの場として,積極的な意見交換が行われ,新たな視点や研究のヒントが得られました。今後これまでの発表の経験を生かしてさらに課題研究を進めていく予定です。

<発表タイトル>

【動画発表】
 〇コイントスって公平なの?
 〇足音は語る-足音による個別識別-
 〇固体粒子の流体的性質と物体に与える影響について
 〇植物の力
 〇ヨシノボリの体長と吸盤の関係性
 〇ワラが土壌に与える影響
 〇ガムがチョコで溶けるってどうして
 〇阿波番茶の究極の淹れ方
 〇リグニンによる紙の強度の向上について 
 〇コオロギの求愛鳴きとそれに対する反応について 
 〇土壌水分センサーを用いた伝統農法の効果の検証

【オンライン発表】
 〇救援物資の落下速度低減

   


 

情報処理・パソコン 第2回高校生アイデアEXPO

日 時:令和3年4月4日(日) 14:00〜17:00
場 所:オンラインで実施
参加者:1年生3名(逢坂 重田 高田)

 本校1年生3名が高校生アイデアEXPOに参加し、口頭ライブ発表しました。「共感できる同世代どうしで交流することを目的としたコンテスト」として昨年12月20日のキックオフイベントから「旅と地方をつなげる」をテーマに東京の品川女学院の生徒と調査,研究を重ねてきました。惜しくも入賞はなりませんでしたが,審査員の皆様から貴重なアドバイスをいただき,これからさらにブラッシュアップさせ研究を継続させる予定です。コロナ禍で行き来が制限される反面,オンラインを活用し,数ヶ月にわたって学生同士で議論を深められる大変貴重な経験となりました。

  

会議・研修 令和2年度徳島県SSH生徒研究合同発表会

日 時:令和3年3月21日(日)13:30~16:00
場 所:脇町高校他(動画発表及びZOOMによるオンライン発表) 
参加者:運営指導委員 徳島県教育委員会 2年Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 城北高校 富岡東高校 富岡西高校 徳島市立高校 

 2年生Sコースの生徒が令和2年度徳島県SSH生徒研究合同発表会に参加しました。新型コロナ感染症対策のため,YouTubeによる動画発表とZOOMミーティングによるオンライン形式で発表を行いました。審査の結果オンライン発表の2グループが優良賞,1グループが奨励賞を受賞しました。1年間の取り組みの成果を校外の専門家等に初めての発表する場となりましたが,落ち着いて発表するとともに質疑やアドバイスを通して今後の研究の改善を図る良い機会となりました。

<発表タイトル>

【動画発表】
 〇コイントスって公平なの?
 〇足音は語る-足音による個別識別-
 〇固体粒子の流体的性質と物体に与える影響について
 〇植物の力
 〇ヨシノボリの体長と吸盤の関係性
 〇ワラが土壌に与える影響
 〇ガムがチョコで溶けるってどうして
 〇阿波番茶の究極の淹れ方
 〇リグニンによる紙の強度の向上について

【オンライン発表】
 〇コオロギの求愛鳴きとそれに対する反応について(優良賞)
 〇救援物資の落下速度低減(奨励賞)
 〇土壌水分センサーを用いた伝統農法の効果の検証(優良賞)

 

  

令和3年電気学会U-21学生研究発表会==佳作==

日 時:令和3年3月13日(土) 12:30〜17:30
場 所:オンラインで実施
参加者:2年生3名(川人、小原、池北)

 本校2年生3名が令和3年度電気学会U-21学生研究発表会に参加し、SSHコースで取り組んできた「土壌水分センサーを用いた伝統農法の効果の検証」についてオンラインで口頭ライブ発表しました。審査の結果、佳作を受賞することができ、専門家や全国の高校生や高専生、大学生の集まる中、貴重な意見をいただくとともに自分たちの研究をブラッシュアップさせる非常に良い機会となりました。

 

高校生ビッグデータ活用コンテスト2次審査==最優秀賞==

日 時:令和2年12月17日(木) 10:40〜11:00
場 所:オンラインで実施
参加者:1年生5名 

 本校1年生5名が高校生ビッグデータ活用コンテスト2次審査を通過し、2次審査で発表をオンラインで行いました。「書いて覚えるはもう古いのか?ー効果のある英単語学習方法の再考と提案ー」と題し、「新型e-Learningマイクロステップスタディ」におけるビッグデータの分析と独自にとったアンケートとテストの結果をもとに英単語の学習方法についてのアイデアを提案しました。

 そして、審査の結果、最優秀賞を受賞することができました。

 

【令和2年度 SW-ingキャンプ】 TV会議③④(桃園育達高校他)

日 時:令和2年12月23日(水) 24日(木)
場 所:脇町高校化学講義室 および オンライン
参加者:(本校)海外研修参加者 (桃園育達高校) 2年生1クラス
    (徳島大学) 村上先生 中国人留学生4名
    (育達科技大学)黄先生(淡江大学)冨田先生(台北大学)山口先生 
内 容:①台湾の食事を食べてみよう!
    ②徳島大学留学生による中国語講座
    ②桃園育達高校とのオンライン交流及びディスカッション
    ③台湾在住の日本人研究者への発表及び質疑・助言


 台湾での現地研修の代替研修こちらの最後の取り組みとして2日間に渡り、オンライン発表とディスカッション及び異文化理解を行いました。
 まず最初に「台湾の料理を食べてみよう!」と題してルーローファンと小籠包を食べました。小籠包は好評でしたが、ルーローファンは意見が分かれました。食事だけでも台湾を感じることができました。
 次に徳島大学に院生として留学している4名の学生と村上先生に協力いただき、中国語講座を行いました。自己紹介から始まり、簡単な日常会話まで2回に分け行っていただきました。特有の発音に苦労しながらも実践的な語学研修となりました。
 そして、これまでの取り組みを踏まえ、桃園育達高校の生徒の皆さんと育達科技大学黄先生のファシリテーションのもとコロナ禍における生活やSDGsに関する取り組みについてディスカッションを行いました。
 最後に今回の海外研修における探究活動のについて淡江大学の冨田先生と台北大学の山口先生に指導・助言をいただくとともに「海外ではたらくこと」についてもお話しいただきました。


生徒感想
・自分の思い通りに英語で表現することができなくても笑顔やジェスチャー、共通の話題などで意思疎通できることに気がつき、言語や文化、住む場所が違ってもお互いに理解しあえることがわかった。
・コロナ禍で現地研修はできなかったけど知れば知るほど台湾に行きたくなった。大学に入学したら絶対行きたいです。
・SDGsの実現に向けて「貧困をなくそう」というテーマで話し合ったが、自分たちでは思い浮かばないようなアイデアを出してくれたり、こちらのアイデアとすりあわせる作業が楽しかった。

  

 

 

 

【令和2年度 SW-ingキャンプ】 TV会議②(NEHS)

日 時:令和2年12月16日(水) 16:00〜17:30
場 所:脇町高校化学講義室他
参加者:(本校)海外研修参加者 (NEHS) 2年生1クラス
内 容:SDGsに関するディスカッション

 前回の11月に続き、訪問予定先であった国立科学工業圓区実験高級中学(NEHS)の2年生1クラスとZOOMを利用し、SDGsに関するディスカッションを行いました。
 本校英語科教員ファシリテーションのもと、金沢工業大学が開発した英語版SDGsカードゲームを利用して、与えられたリソースカードを活用して、トレードオフカードに記載された問題を解決する方法を日本・台湾それぞれの視点から考えました。ブレイクアウトルームで日台混合グループに分かれ、個々に考えたアイデアを共有し、その後ディスカッションを行い、1つの解決策を提案し合いました。同じリソースでも同じ考えになったり、全く違う考えになったりと、SDGsに関する知見を深めるだけでなく、多様性や異文化への理解を深める良い機会となりました。

当日の教材: SDGs Flow Chart.pdf Work Sheet.pdf

 

 

 

令和2年度「科学の甲子園」徳島県大会 奨励賞 授賞

 11月21日(土)に徳島県立総合教育センターで行われた令和2年度「科学の甲子園」徳島県大会において,本校の仲西さん,滑田さん,木村さん,松浦さん,齋藤さん,井河さん(全員2年生)のグループが「奨励賞」を授賞しました。
             

受賞者コメント
・授賞できたことは本当に驚いたが,これからの学習への自信となった。
・問題は難しかった分、仲間と協働することの大切さを学んだ。
・自分が担当した問題は責任を持って取り組んだ。問題を途中で交換しなかったことがよかった。

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」発表会

日 時:令和2年11月29日(日) 13:00〜15:00
場 所:つるぎ町農業構造改善センター
参加者:2年生3名

 本校2年生3名が「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」発表会に参加しました。県西部の4校(穴吹高校、池田高校、つるぎ高校、脇町高校)が参加し、各校の取組の紹介やアイデアの提案を行い、意見交換を行いました。本校からは24HRの臼杵さん、重長さん、吉見さんがRESASを活用して取り組んできた内容をフィールドワーク等を通してブラッシュアップさせ、「夢体験そらの旅〜あわっこぐらしプロジェクト」と題して、SNSで地域の魅力を発信することで関係人口の増加に繋げる提案を行いました。また、「40年後のにし阿波」という内容で高校生が描く県西部の未来について意見交換を行いました。

 今回の内容は「旬感!あわだより」等でも放送されます。

 

立教大学生によるオンライン授業

日 時:令和2年11月22日(日) 13:30〜15:00
場 所:オンライン
参加者:1年生7名、2年生8名 立教大学生7名
主 催:そらの郷 

 本校1年生7名と2年生8名がアイセック所属の立教大学の学生によるオンライン授業に参加しました。最初に自己紹介やアイスブレーキングを行い、大学生から見た「にし阿波の魅力」についてのプレゼンテーション、そして、ブレイクアウトルームで分かれグループごとに徳島と自身の将来について話し合いました。年の近い大学生のプレゼン能力の高さに刺激を受けるとともに地元の魅力を見つめ直す大変貴重な機会となりました。

 

令和2年度 「科学の甲子園」徳島県大会

日 時:令和2年11月21日(土)
場 所:徳島県立脇町高等学校
参加者:2年生42名(7チーム)
日 程:  9:30~  9:45 受付
      9:50~10:00 開会・オリエンテーション
    10:00~10:20 競技会場への移動・準備
    10:20~10:30 問題配布
    10:30~12:30 筆記競技
    12:30~12:40 閉会
主 催:徳島県教育委員会

 本校2年生の42名が「科学の甲子園」徳島県大会に出場しました。今年の「科学の甲子園」はコロナ感染症対策のため,実技競技がなくなり筆記競技のみとなりました。生徒達は,直前まで教科書や資料集で勉強をして,6名1チームで物理・化学・生物・地学・数学・情報の問題に挑戦しました。

 

   
  
生徒感想

・物理の問題は,公式は与えてくれていたが,どう公式を使うかが難しかった。公式を覚えるだけでなく,公式の成り立ちを理解することを意識し,実践(模試)で使えるようにしたい。
・数学は証明する問題が多かった。今後は記述式の問題をしっかりといていく必要があると思った。

自宅 de 地域探究~地域応援アイデアコネクトEXPO2020~受賞者発表

日 時:令和2年11月16日(月) 19:30〜21:00
場 所:オンライン開催
参加者:32HR 釜谷駿

 今年度新型コロナの影響で休校になった期間に自分たちが何ができるかを考える機会として「自宅de地域探究」という取組が行われました。その内容はRESAS等のデータを基に身近な地域をテーマに未来を創り出すアイデアを提案するというものです。今回全国から集まった90ほどのアイデアの中から本校の釜谷くんのアイデアが優秀賞として選出され、その発表会がオンラインで行われました。発表後は審査員の方々から質疑やさらによくするにはというアドバイス等もいただけ、将来のアイデアの実現について具体的なヴィジョンを描くことができました。

 

令和2年度 第2回SW-ingアカデミー

演 題:「サイエンスってなんだろう?」
実施日:令和2年11月13日(金)
講 師:鹿児島大学農学部 准教授 吉﨑由美子 氏 (平成9年度卒)
対 象:1年生及び2年生

 第2回のSW-ingアカデミーは,本校の卒業生である吉﨑由美子 氏をお招きし,コロナ感染症対策のため学年毎の対面形式で実施しました。
 吉﨑先生は,焼酎の発酵の研究をされており,焼酎の製造過程などを科学的に説明していただきました。また,大学教員の仕事の内容や科学者にとって必要なコンピテンシー,実験データの見方など,ご自身のご経験を踏まえながらお話しいただき,生徒だけでなく,教員にとっても有意義な講演会となりました。
 講演後には,「論理的な文章を作成するには何を意識したらよいか。」「研究者として最もやりがいを感じる時はいつか。」などの質問がなされるなど,活発な質疑応答となりました。

 

 

生徒感想(一部抜粋)
・特に印象に残ったのが,「発言・表現することを恐れない。」「サイエンスに嘘や妥協は許されない。」とということです。科学に携わる心構えを知ることができました。
・文系だから数学苦手でもいいかと思っていたが,全ての学問はどこかで繋がっていることを学び,これからは目を背けずに勉強しようと思った。今の勉強を頑張ろう!!
・研究を行う上での心構え(実験・観察・考察の繰り返し)や研究以外での行動(疑問をもつ・客観視する・考えて行動する)など,さまざまな大切なことを知ることができました。

 

【令和2年度 SW-ingキャンプ】 TV会議①

日 時:令和2年11月11日(水) 16:00〜17:00
場 所:脇町高校化学講義室他
参加者:(本校)海外研修参加者 (NEHS) 2年生1クラス
内 容:自己紹介 学校紹介 異文化交流

 新型コロナウイルスの影響で本年度の台湾での現地研修は中止になりました。しかし、昨年度に続き、訪問予定先であった国立科学工業圓区実験高級中学(NEHS)の2年生1クラスとTV会議を行いました。
 両校の学校長のあいさつの後お互いに学校紹介を英語で行い、その後、自己紹介や日本・台湾の文化や流行についてブレイクアウトルームで分かれて質問し合いました。英語での意思疎通の難しさを感じながらも、終始和やかなムードで交流が行われました。

 

【SW-ingリサーチ】美馬女子プロジェクト

実施日:令和2年10月20日(火)
場 所:本校化学講義室
参加者:チーム「針と糸」

 昨年度地方創生☆政策アイデアコンテストで全国入賞したチーム「針と糸」のアイデアが今年度「美馬女子プロジェクト」として動き始めました。本校とJA美馬女性部を中心とした地域の方々と美馬女子の魅力を、美馬のポテンシャルと全国に発信するプロジェクトです。今回はその中心的役割を果たすコーディネーターである中川みどりさんが来校し、美馬女子のキャラクター化のための写真撮影等を行いました。併せて芳越歴史館も見学していただきました。プロジェクトについては随時報告予定です。

 

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」フィールドワーク

日 時:令和2年10月18日(日)
場 所:三好市西祖谷山村
参加者:本校2年生3名 3年生2名
内 容:①農業体験「コエグロつくり」
    ②古民家を利用した交流施設の取組について
    ③地域住民が提供する交流体験と観光客のおもてなしについて
    ④「四国まんなか千年ものがたり」お出迎え体験及び観光列車の見学

  本校2年生3名と3年生2名が「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」フィールドワークに参加しました。まず初めに「WAKUWAKU HOUSE MATOBA」オーナーの井上さんの指導のもとコエグロづくりを体験し、古民家を利用した交流施設を見学しました。そして、大歩危駅では「JR大歩危駅活性化協議会」山口さんから地域の方々が提供する交流体験プログラムについての説明と祖谷そばの試食、観光おもてなし体験を行いました。地域の取組を知り、自分たちにできることを考える非常に貴重な体験となりました。

 

 

 

令和2年度「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップ

日 時:令和2年10月2日(金)16:00~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
参加者:文化庁文化財産調査官(食文化担当) 大石 和男 氏
    徳島県西部県民局 高木さん、藤原さん、平野さん
    ファシリテーター ニシアワアカデミア 國金重光 氏
    24HR 臼杵さん 重長さん 吉見さん
内 容:①にし阿波の世界農業遺産について
    ②「皆さんはどう思いますか?」
    ③グループディスカッション

  2年生3名が「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップに参加しました。まず初めに西部県民局の高木さんから世界農業遺産に登録されているにし阿波地域の説明がありました。そして、文化庁の大石氏から地元地域に着目することの大切さとポストコロナ時代に求められることのお話がありました。その後、「にし阿波の世界遺産をどのように残していくのか」をテーマにグループディスカッションを行いました。

 

【SW-ingリサーチ】 地方のチェンジメーカー育成プログラム②

日 時:令和2年9月25日(金) 6・7時限目
場 所:2年生各教室
参加者:21HR 22HR 23HR 24HRの生徒及び担任・副担任

「地域の活性化」に関するプレゼンテーション大会クラス内予選を行いました。
 2年生は3~4人で1チームをつくり,それぞれの視点でRESASのデータをもとに地域の活性化についての課題研究を行ってきました。今回はその発表会になります。優勝したチームはさらにブラッシュアップを図り,地方創生☆政策アイデアコンテスト2020に応募します。各クラスの優勝チームは以下の通りです。

21HR 1班「高齢者が元気な町づくり~糖尿病などの生活習慣病を減らそう~
22HR 8班「高校生と作るサテライトオフィスのススメ」
23HR 10班「三好市の林業を救おう!~ありあまった木材でわたしたちができること~
24HR 10班「魅力再発見!~三好市ってこんなとこ~」

 

【SW-ingリサーチ】地方のチェンジメーカー育成プログラム①

 今年度の2年生もRESASを活用した探究活動に取り組んでいます。

 コロナウイルスの影響による休校のため、今年度は在宅での研究をスタートさせました。教材はRESAS活用副教材の1つである「地方のチェンジメーカー育成プログラム」を活用して進めています。学校再開後は「総合的な探究の時間」や「社会と情報」を活用して研究を進めてきました。また、各グループにはレンタルPCを配布し、CAI教室(コンピュータ教室)以外でも休日や放課後等にも発表に向け準備を進めています。

 

 

【SW-ingキャンプ】事前研修①

日 時:令和2年9月11日(金)16:30~18:00
場 所:脇町高校化学講義室
講 師:徳島大学総合科学部 教授 村上敬一 氏
    徳島大学総合科学部 武田さん 真椙さん
参加者:台湾海外研修参加者 20名

 台湾海外研修の事前研修として,台湾の歴史や文化を学ぶ出張講義を行いました。ファシリテーターとして本研修に関わっていただく徳島大学村上先生から台湾の文化や言語について、合わせて研修に向けての心構えなどを講義していただきました。また、本校OBで台湾での研修に参加経験のある大学生、武田さんと真椙さんにも参加いただき生徒たちに質疑やアドバイスをしていただきました。

 

世界農業遺産フィールドワーク 東みよし町西庄地区

日 時:令和2年8月23日(日)9:00~16:00
場 所:東みよし町西庄地区
参加者:3年生7名 1年生9名
主 催:徳島剣山世界農業遺産推進協議会
日 程: 9:00~ 10:00  脇町高校発 車内で世界農業遺産に関する解説
      10:00~ 11:00  共同圃場での農業体験
      11:10~ 12:00  西庄泉野集落フィールドワーク
      12:00~ 13:00  西庄良所会提供による昼食
      13:15~ 15:00  ディスカッション 住民との意見交換会 
      15:00~ 16:00  販売所等見学、解散

 世界農業遺産に認定されているにし阿波、その中の東みよし町西庄地区にてフィールドワークを行い、本校生16名が参加しました。
 午前中は地元の農家の方々に指導いただきながらそばの種まき体験を行い、平野さん、田口さんの案内のもと傾斜地農耕システムの説明やコエグロの見学等この地域の農業遺産について優れている点や厳しい点について、フィールドワークを行いました。そして、地元の食材をいかした昼食をいただき、午後からは西庄良所会の方々とグループに分かれ、「世界農業遺産×関係人口~山間部の農業を未来につなぐには~」をテーマにパネルディスカッションや意見交換を行いました。実際に地域を訪れ問題を発見、解決の方法を探る貴重な機会となりました。

 

生徒感想

・農作業は大変でしたが、農家の方々は優しく、食事もおいしく第2の故郷になりました。
・先人の知恵を活かした農法はすごいと思いました。農家の方々の話から人がいなくなってしまうことへの危機感が伝わり、どうやったらこれを残せるか、自分たちになにができるか、たくさん考えましたが実現の可能性も大事だと思いました。
・農学に興味があったけれど、農業って作物を育てるだけでも大変なのに売れそうな作物を選んだり、どこで売るかなど考えなくてはいけない、もっと広く考える知識が必要だなと気づきました。将来の進路のヒントになった気がします。

 

 

 

【SW-ingゼミ】2年生Sコース 京都大学とのTV会議①

日 時:令和2年8月20日(木) 13:00~15:00
場 所:脇町高校 京都大学 他
指導者:京都大学大学院理学研究科 常見俊直 氏
参加者:脇町高校2年生Sコース
     *物理班4グループ 化学班4グループ 生物班4グループ
    京都大学学生スタッフ 6名

 2年生Sコースの生徒が自分たちが設定した課題研究のテーマについて,ZOOMを活用し京都大学の学生や院生と研究の内容や方向性について話し合いました。生徒からは,動機や目的,大まかな実験の方法などを報告しました。また,京都大学の学生からは,対照実験や先行研究について質問やアドバイスをいただきました。これからしっかりと研究計画を立て,課題研究を進めていきます。

テーマ一覧
 物理グループ
  「コイントス」「ブラジリアンナッツ効果」「足音による人の識別」
  「落下速度の制御方法」
 化学・情報グループ
  「リグニン」「阿波番茶の出がらしの活用」「ガムとチョコ」
  「農地の水分量の計測」
 生物グループ
  「ヨシノボリの生態」「コオロギの音に対する反応」「雑草ののびる力」
  「稲から発酵促進条件を探す」

 

 

令和2年度SSH生徒研究発表会 二次審査

日 時:令和2年8月17日(月)14:15~14:45
内 容:事前提出したポスター発表(動画)に対する質疑応答
形 態:Zoomを利用したリモート形式
参加者:東さん,寒川さん,小松さん,近藤さん(3年生)

 令和2年度SSH生徒研究発表会に出場した本校代表の「柔軟生物の歩容解析とロボットによる再現」が,事前に提出したポスター発表(動画)などによる一次審査を通過し,二次審査に臨みました。二次審査はZoomを活用した質疑応答で,20分間行われました。
 小松さんは,「質問をしっかり聞き,質問者ときちんとコミュニケーションをとることができた。自分たちが工夫した機体作成やプログラミングなどについて話すこともできた。楽しみながら質疑応答ができたので,良かった。」と感想を語ってくれました。

今回提出したポスターは次の通りです。→ポスターデータ.pdf

3年生Sコース 生徒研究発表会

日 時:令和2年7月30日(木)14:00~15:15
場 所:脇町高校 第2~第4講義室 
参加者:運営指導委員 徳島県教育委員会 京都大学大学生及び院生 2・3年Sコース 本校教職員

 3年生Sコースの生徒研究発表会を行いました。7月22日のプレ発表会から流れやスライドを変更し発表会に臨み,1年間の成果を発表することができました。コロナ感染症対策のため,3月の徳島県SSH合同発表会や4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となり、生徒にとっては校外の専門家を前にした初めての発表会となりましたが,質疑応答にも落ち着いて対応することができました。

発表タイトル【発表者】
 〇ディープラーニングと精度とデータ量の関係
 〇テントウムシのはねの 構造を用いた傘づくり
 〇再生チョークの品質に関する研究 ~持続可能な社会に向けて~
 〇柔軟生物の歩容解析と ソフトロボットによる再現
  *SSH生徒研究発表会出場作品
 〇ミカンの洗浄効果 ~果物の皮が世界を救う~
 〇活性炭の賦活 ~洗浄効果を高めるために~
 〇効率の良いチキソ性液体の作成について
 〇竹炭電池で日本を救え ~電力の安定供給を目指して~
 〇ヨシノボリの生息場所と吸盤の 大きさに関する研究
  *全国総文祭出場作品 
 〇タイリクバラタナゴの 成長における水温、 飼育空間の大きさとの関係
 〇納豆菌による土壌の粒子構造の変化 ~砂漠の緑化計画~
 〇コウジカビの菌体量に 過重力が与える影響

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -蓬莱荘での実践-

日 時:令和2年7月27日(月)16:30~17:00
場 所:特別養護老人ホーム蓬莱荘(阿波市)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)

  多文化共生を考える会「ともに」に引き続き,蓬莱荘で介護職員として働かれているインドネシア出身のアントンさんとムニルさんに,自分たちが作成した「やさしい日本語のゴミ出し表」を見てもらいました。その中で,「プランターの土はどうするのか。」「使用するゴミ袋の写真があればわかりやすいのでは。」「住所などの個人情報は破ってから捨てるなどの注意書きがあった方がよい。」「文字だけでなくイラストが多い方がわかりやすい。」などの質問や助言をいただくことができました。
 この取組が,外国人の方が地域に溶け込む一助になればと思います。

 

FESTAT キックオフイベント

日 時:令和2年7月24日(金)9:30~12:30
場 所:脇町高校
参加者:今年度FESTAT出場者(2年),1・2年生希望者,昨年度FESTAT出場者
日 程: 9:30 開会行事
     9:50 昨年度参加者からのメッセージ
    10:30 FESTAT出場自己紹介
    11:00 講演 (講師:慶應義塾大学 教授 安宅和人 氏
    12:00 FESTAT参加者自己紹介
    12:30 閉会
主 催:香川県立観音寺第一高校

 統計・データを用いて数理的に分析する課題研究の発表・交流会「FESTAT2020」のキックオフイベントが,ZoomやYoutubeを活用したリモート形式で実施され,FESTAT出場者やデータサイエンスに関心のある希望者が参加しました。
 今年度は,Webによるアンケート調査などのデータを活用した地域活性化に関わる課題研究の成果を発表予定としてり,出場メンバーがその意気込みを語りました。
 また,昨年度FESTATに参加したメンバーを代表して,3年生の喜多さん,柴田さん,難波さん,松永さんがFESTATに参加して学んだことをメッセージとして語ってくれました。なお,発表会は9月13日にリモート形式で行われます。

 

講演徒感想
〇未来は目指すものであり,そのために自主性や創造性がとても大切であることを学んだ。
〇私たちが最大限にAIを活用することで,よりよい社会を創り上げることができると思う。
〇未来をよりよいものにするため,今からたくさんのことに挑戦し,データを上手に活用し問題解できる人になりたい。

 

3年生Sコース プレ課題研究発表会

日 時:令和2年7月22日(水) 13:10~14:30
場 所:脇町高校小体育館
参加者:3年生Sコース(38名)2年生Sコース(38名)

 自然科学分野の課題研究に取り組んでいる3年Sコースの生徒は,7月30日に校内課題研究発表会を行い,約1年間にわたる課題研究の成果を発表します。そのリハーサルとして,2年生Sコースの生徒に対してプレ発表会を実施しました。3月の徳島県SSH合同発表会と4月の四国地区SSH生徒研究発表会が中止となった3年生にとって,聞き手を前にして発表するのは本日が初めてでした。聴衆を見ながら大きな声で発表するのはもちろんのこと,2年生からの質問にも的確に答えるなど,日頃の成果を遺憾なく発揮していました。
 また,プレ発表会の後,「グラフを説明するときは,どこに注目してもらうか強調した方がよい」「もう少し説明を詳しくした方がいいのでは」などお互いに気づいた事を共有していました。更なるブラッシュアップを行い,7月30日の本番に臨みたいと思います。

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動 -日本語教室での実践ー

日 時:令和2年7月19日(日)10:00~12:00
場 所:小野コミュニティーセンター(つるぎ町半田)
参加者:佐竹さん(3年)那須さん(3年)
主 催:多文化共生を考える会「ともに」(つるぎ町で生活している外国人の方々に日本語を教えたり,お互いの国の文化を学びあう活動を行っているボランティアグループ)

  小野コミュニティーセンターで毎週日曜日に行われている,多文化共生を考える会「ともに」日本語教室に,本校生2名が参加しました。
 今回は,生徒たちが自ら作成した「やさしい日本語のゴミの出し方のちらし」を教材に活用してもらい,実際に外国人の方がゴミ出しの際どんなことに困っているか,また,どんな表現がわかりにくいか直接聞かせてもらいました。
 「ビデオデッキは粗大ごみなのか?」「障子と襖は何がちがうのか?」「缶を出すとき,なぜ潰したらいけないのか?」「服は燃やせるのに,なぜ毛布は粗大ごみなのか?」など,自分たちがあまり意識しないことが,外国人の方々にとっては疑問であることを改めて実感することができました。

 

生徒感想

〇自分たちが簡単と思っていた表現が外国人にとって難しい場合や,逆に,難しいと思っていたものがやさしいなど,自分たちの考えとのギャップに気づかされた。
〇「燃える」「燃やせる」「燃やす」など些細な表現でも,外国人の方々にとっては重要であることを学んだ。

 

【SW-ingキャンプ】SDGsに関わる探究活動

日 時:令和2年7月13日(月)15:00~17:00
場 所:脇町高校地学準備室
講 師:村上敬一 氏(徳島大学総合科学部 教授)
参加者:井口さん(3年)佐竹さん(3年)篠原さん(3年)那須さん(3年)  

 3年生の4名の生徒が取り組んでいる「地方における外国人労働者の支援を考える」をテーマにした探究活動の成果を論文にまとめるため,徳島大学の村上先生を交えてミーティングを行いました。
今回は,ホワイトボードを活用し,村上先生の助言をもらいながら全員で論点を整理しながら章立てを行い,それぞれのタスクを確認しました。今回できた論文は第64回全国学芸サイエンスコンクール(旺文社主催)に応募します。

 

生徒感想
・村上先生に加わってもらうことで,文章の構成の流れを掴むことができやるべきことが明確になった。
・課題研究を進めていくことで,いろいろな知識がつながっていくことが実感できた。

  

令和2年度 第1回SW-ingアカデミー 

演 題:「新聞記者から見たデータサイエンスの将来」
実施日:令和2年6月30日(火)
講 師:日本経済新聞社編集局データ報道部次長 黄田和宏 氏(平成8年卒)
対 象:全生徒 554名

 

 SW-ingアカデミーでは,最新の知識に触れ,学習や進路選択に対する意欲を喚起するため,各分野の最先端で活躍されている専門家による講演会等を実施します。

 

第1回のSW-ingアカデミーは,本校の卒業生でもある黄田和宏 氏を講師に,各教室の電子黒板とzoomを活用しリモート形式で行いました。
 講演では,コロナ感染症に関する最新のデータや,マスメディアによる世論のミスリードの事例,脇町と全国のマクドナルドの時給の比較,AIを活用した文書解析などのお話を進路選択も踏まえながらしていただきました。
 講演後の質疑応答では,生徒から「どのようなプログラミング言語がいいのか」「プログラミングをごのように学べばいいのか」などの質問に,予定時間を超えてご対応いただきました。
 Society5.0社会を生きる上で,データサイエンスやプログラミングは文系・理系問わず必要なスキルであることを学ぶことができました。

 

生徒感想(一部抜粋)
・データサイエンスは,理系分野だけでなく,文系分野においても影響力を持つのだと思った。IT社会の中で,文系の職種は立場がないと思っていたけど,目的を持ってデータサイエンスやプログラミングを学べば,新しい領域を開けるのだと希望を持てた。
・「将来の職業は絶対これ!!」と決めていたけど,データサイエンスを活用する仕事に就くのも楽しそうだと思いました。

 

【SW-ingチャレンジ】海外ボランティア体験記

 2019年12月20日~12月25日の5泊6日の間,髙井さん(3年)と難波さん(3年)がカンボジアでのボランティア活動に参加しました。その体験を振り返ってもらいました。

 

【カンボジアでのボランティア活動に参加したいきさつを教えてください。】

難波さん 外国の文化などに興味があり,3年生になる前に海外に行けないか考えていました。そこで,今までも積極的にアメリカやオーストラリアでの研修旅行に参加している高井さんに相談したことが始まりです。

髙井さん 難波さんの相談を受けて,私自身も行きたいという気持ちが高まりました。そして,現地の人々と深く接して文化や習慣を学ぶには,ボランティア活動がもっともいいのではないかという結論に達し,2人で海外ボランティアに参加することにしました。

難波さん カンボジアにしたのは,カンボジアでのボランティア活動に参加した部活動の先輩の影響です。

 

海外でのボランティアに不安はなかったですか。】

髙井さん 私自身は全くなかったです。親も,「荷造りなど自分でやるべきことをきちんとするなら構わない。」と許してくれました。

難波さん 最初は不安でした。両親も心配しており,毎日連絡することを条件に許してくれました。特に出発の2日前に発熱したときは,「やめようかな。」という気持ちが一瞬頭をよぎりましたが,「この機会を逃してカンボジアに行かないと絶対に後悔する。」という気持ちが勝りました。

 

【カンボジアはどんな国でしたか。】

難波さん アンコールワットの修繕や現地の病院の建設に多くの日本人が携わっていることや,英語は話せなくても日本語を話せる人がいるなど,日本との結びつきが強い国だと思いました。また,ナイトマーケットでは,現地の人をまねて初めて値切り交渉をしました。人と人との触れ合いが日本よりも多い国という印象です。

髙井さん バスの移動中に,あちこちで修業をしているお坊さんを見ました。生活と宗教が強く結びついていると感じました。また,カンボジアの人はとても優しくフレンドリーでした。空港で迷ったときに助けてくれた人の笑顔がとても印象に残っています。しかし,内戦による爪痕が生々しく街のあちこちに刻まれている国でもありました。カンボジアの歴史などについて事前に本などを読んで勉強していたのですが,実際に現地で見た光景はとても衝撃的で,日本に帰国してからも平和について考えさせられました。

 

【今回の経験を通して何を学びましたか。】

難波さん 児童施設や小学校での子どもとの交流が,主なボランティア活動でした。子どもたちと,風船や折り紙など日本の伝統的な遊びに取り組みました。また,カレーを一緒に作ったり,学校周辺のゴミ拾いなどを行いました。子どもたちは,とても人懐こく,元気いっぱいで,とても充実した時間となりました。しかし,校舎の電球は灯っておらず薄暗い教室の中,ぼろぼろの教科書やノートで勉強していました。かばんもビニール袋で,半分はサンダル半分は裸足など,環境は決して整ってはいません。学校の外でも,地雷の注意を促す案内があるなど,内戦による傷跡は町のいたるところに見受けられました。ユネスコの調査によると,内戦など様々な事情で約3億人の子どもが学校に通えていないそうです。今まで,普通に授業を受けていることを当たり前と思っていましたが,勉強ができるのは本当に恵まれていることと気づかされました。今自分にできることは,多くありません。だからこそ,一生懸命勉強し自分を成長させて,よりよい世界になるよう努力できる大人になりたいと思うようになりました。

髙井さん 小学校での活動の最後に,日本から持ってきたプレゼントを子ども達に渡しました。子ども達はとても喜んでくれたのですが,プレゼントを包んでいた包装を無造作に投げ捨てていました。少し前に,一緒に学校周辺の清掃活動のボランティアをしたばかりだったのでとても驚き,そして,「本当に今回のボランティアはこの子たちのためになったのだろうか。」という疑問が浮かびました。それまでの私は,ボランティアを企画運営している人たちの指示の通りに動くことが大切だと考えていました。でも,今回のこの体験を通して,ただ言われたとおりにボランティアに参加するのではなく,何が現地の人のためになるのか,自分自身でもっと考えた上でボランティアなどのアクションをおこす必要があるのではないかと思うようになりました。これから,もっと知識や行動力を身につけ,本当に現地の人のためになるアクションがおこせるような人になりたいと思います。

 

次の目標を教えてください。】

髙井さん 世界はとても広く価値観や文化も多様です。その多様性をもっと知りたいのでいろいろな国に行こうと思っています。現時点で興味があるのは,トルコやウズベキスタンです。でも,まずはもう一度カンボジアに行きたいです。

難波さん 外国に行くとき必要なのは,その国の言葉を話せることでなく,話せなくても話そうと積極的にコミュニケーションをとろうとするガッツだとわかりました。言葉が通じなくてもなんとかなります。次は,アメリカにでも行ってみようと思っています。また,事前に調べて想像していたカンボジアと実際に見たカンボジアは大きく異なっていて,そのギャップにとても驚きました。勇気をもって一歩を踏み出すと本当に新しい発見があるので,多くの人に海外へ出て行くことを勧めたいと思っています。