SSH 生徒の活動

タグ:課題研究

SW-ingゼミ 化学班

実施日:令和6年3月23日(日)
日 程:9:30 ~ 12:45 
講 師:鳴門教育大学教授 早藤 幸隆 先生
参加者:Sコース 化学系2グループ 5名
内 容:
 課題研究で化学系の内容をテーマにしている2つのグループが鳴門教育大学で設備をお借りして早藤先生のご指導のもと実験を行いました。高校で行ってきた実験の検証と、さらに発展させた内容について実験することができました。参加した班はスダチチンをテーマとしたグループとクマリン誘導体をテーマとしたグループです。

 

令和5年度徳島県SSH生徒研究合同発表会

実施日:令和6年3月16日(土)
日 程:午前(開会行事、口頭発表)午後(ポスター発表、講演、閉会行事) 
発表数:口頭発表2作品、ポスター発表9作品
参加者:Sコース2年生(35名)
内 容:
 今年度Sコース2年生が取り組んできた課題研究の成果を令和5年度徳島県SSH生徒研究合同発表会において発表してきました。今年度は4年ぶりに対面でのポスター発表を行うことができ、大学の先生や専門家だけでなく、他校の先生や生徒からも指導・助言をいただける貴重な機会となりました。審査の結果、口頭発表部門では優良賞1作品、奨励賞1作品が受賞し、ポスター発表部門では優秀賞が2作品、優良賞が2作品、奨励賞が1作品がそれぞれ受賞することができました。ポスター、発表スライドは以下からご覧になれます。

<発表テーマ一覧>

口頭発表:

サワガニの体色と分布について(優良賞)

クマリン誘導体の蛍光特性の解析(奨励賞)

ポスター発表:

チュウゴクスジエビの分布と在来種への影響(優秀賞)

コエグロを利用した世界農業遺産 ~平地でのコエグロ利用を切り開く~(優秀賞)

カヤの保水性と物質の相乗効果について

ヨシノボリの吸着力と水温の関係

静かに動かせる椅子の構造

木組みのねじれからの耐性(奨励賞)

弓道的に中(あた)る離れとは

スダチチンの抗酸化作用の優位性

サッカーの空中戦勝率と試合の勝率の関係(優良賞)

きれいな文字を書くためには(優良賞)
  

中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2023―の結果

 中高生・スポーツデータ解析コンペティション-2023-に本校から1チーム3名が参加しました。提供いただいたJリーグのデータを分析し、サッカーにおける空中戦の競り合いに注目し、その結果が試合の勝敗に影響するのかを研究しました。また、自チームにおける試合分析も併せて行い、それらを比較、検討することで練習へのフィードバック、そして、チームの強化を図りました。今回は 全国から150 の作品の出品があり、審査の結果、規定部門で敢闘賞を得ることができました。

中高生・スポーツデータ解析コンペティション結果

 

京都大学TV会議②

日 時:令和5年12月1日(金)18:00~20:00
場 所:脇町高校及びオンライン
参加者:Sコース2年生(35名)
講 師:京都大学大学院准教授 常見俊直先生 TA6名

内 容:オンライン会議による課題研究のブラッシュアップ

  2年生Sコースの生徒が4月から取り組んできた課題研究の進捗状況と今後の実験計画について事前に資料を作成し、ZOOMによるオンラインで京都大学の常見先生及び学生さんから助言や新たなアイデア等をいただきました。あわせてルーブリックによる評価や文章によるフィードバックもしていただき、今後の実験計画の見直しや進め方について深めることができました。

<テーマ一覧>

・スダチチンの抗酸化作用について 
・クマリン関連物質の蛍光性について
・綺麗な字を書くには
・サッカーの勝率をあげるには
・傾斜地農耕システムにおけるカヤの働き
・弓道の所作と軌道
・イスの騒音を減らすには
・木組みとその応用
・コエグロ中の微生物と結晶片岩への影響
・チュウゴクスジエビの分布
・ヨシノボリの体長と水流の関係
・サワガニの体色と生育環境について

第67回日本学生科学賞徳島県審査の結果

 第67回日本学生科学賞の徳島県審査会が行われ、本校からはこれまで行ってきた課題研究の成果として3年生Sコース11グループが出品しました。

 審査の結果、最優秀賞に1グループ、優秀賞に3グループ、2グループが入賞となりました。最優秀賞のグループと情報分野の1グループが中央審査に出品されます。

最優秀賞(県知事賞)

「ヨシノボリの吸盤について」 佐古さん、逢坂さん、湯藤さん

優秀賞(教育長賞)

「カマキリの腿節のトゲの違いと餌の保持能力」 高井さん、三好さん、繁本さん

「納豆の保水力」 工藤さん、新居さん、岩浅さん

「未来を継ぐ伝統技法」 大塚さん、前田さん、西條さん

入賞

「保水性に着目した伝統農法の効果の検証」 森西さん、小川さん、金崎さん

「葉の開花からみるフロリゲンの移動」 逸見さん、松村さん、片山さん

令和5年度 脇町高校SSH課題研究発表会

日 時:令和5年8月17日(木) 12:45〜14:05
場 所:脇町高校およびオンライン
参加者:2、3年生Sコース、1年生希望者、近隣中学校の生徒および教員、SSH指定校の教員 運営指導委員 等
内 容:
 令和5年度脇町高校SSH課題研究発表会を本校およびオンラインのハイブリッド形式で行い、約150名の方に見学いただきました。3年生Sコース11組とBCコースから1組がこれまで進めてきた課題研究の成果を発表しました。

<発表テーマ一覧>

・未来を継ぐ伝統技法
・より強い力に耐えられる構造
・ブラジリアンナッツ現象の謎に迫る!
・産後うつ予防に選択肢を
・カワヨシノボリの吸盤の形状変化と吸着力の関係
・保水性に着目した伝統農法の効果の検証
・ウメノキゴケは大気汚染の指標となりえるのか
・納豆PGAの保水力の活用
・葉の開花の位置からフロリゲンの移動
・次世代のJ-POP音楽ブームを拓く
・カマキリの鎌の構造
・AIを使った投球運動の解析

SW-ingゼミ「東京AI研修」

日 時:令和5年8月1日(火)~8月3日(木)
場 所:東京大学本郷キャンパス 日本科学未来館
講 師:東京大学大学院情報理工学系研究科 川原圭博 教授
    東京大学大学院教育学研究科 野崎大地 教授
       東京大学大学院情報理工学系研究科 矢谷 浩司 准教授
    東京大学大学院情報理工系系研究科 修士課程 乘濵 駿平さん 篠田 和宏さん
参加者:探究部 10名

 本校OBである東京大学川原教授のご協力の今年も東京での研修を実施することができ、探究部10名が参加しました。

 初日は午後から川原教授のご指導のもとChatGPTの研修を行いました。生成系、対話型のAIの仕組みやその用途について講義いただき、実際にChatGPTを用いて各自がプロンプトを作成し調べ学習を行いました。そして、発表を行った後、自身の課題研究のテーマについてChatGPTを用いて川原先生からフィードバックを受けながら、ブラッシュアップを行いました。

 2日目の午前はまず、矢谷先生からヒューマンコンピュータインタラクションについての研究内容の紹介やSyncUpの紹介等の講義をしていただきました。続いて矢谷研究室に所属する大学院生の方々から研究内容の説明やご自身の高校生活についてお話しいただき、質疑応答を行いました。大学生活だけでなく、勉強方法や進路選択の話などざっくばらんに語っていただきました。午後は大学見学ののちに本校OBである野崎教授の「ロボティクス・VR技術を活用した運動学習の仕組み」や「モーションキャプチャを利用した運動解析」について講義並びに体験を行いました。

 3日目最終日は日本科学未来館で体験・見学を行いました。公式スマホアプリ「Miraikanノート」を使って「問い」を見つけて「考え」、「アクション」する体験や「月で暮らす展」を見学しました。

~生徒感想(一部抜粋)~

・特にchatGPTを使った研修が印象に残っている。どんどん深掘りしていけるが、間違いを含むことがあり注意が必要ということが研修を通してよくわかった。そして、その活用のためには使用者の知識がないといけないと思いました。

・東京大学の院生の話が印象に残りました。ただひたすら勉強だけを頑張ってきた人で私とは違うと思っていましたが、実際には部活やプライベートもあっての高校生活をおくってきたと聞き、どこか心の中で部活や通学時間を言い訳にしていた自分に気がつきました。

京都大学TV会議①

日 時:令和5年7月14日(金)18:00~20:00
場 所:脇町高校及びオンライン
参加者:Sコース2年生(35名)
講 師:京都大学大学院准教授 常見俊直先生 TA5名

内 容:オンライン会議による課題研究のテーマのブラッシュアップ

  2年生Sコースの生徒が4月から取り組んできた課題研究のテーマと実験計画についてZOOMによるオンラインで発表し、京都大学の学生さんから助言や新たなアイデア等をいただきました。今後、実験計画を修正し、本格的に課題研究を進めていきます。

<テーマ一覧>

・スダチチンの抗酸化作用について 
・蛍光物質の合成
・綺麗な字を書くには
・サッカーの勝率をあげるには
・傾斜地農耕システムにおけるカヤの働き
・弓道の所作と軌道
・イスの騒音を減らすには
・木組みとその応用
・コエグロ中の微生物
・チュウゴクスジエビの分布
・ヨシノボリの体長と分布域
・フロリゲンの移動経路

 

 

京都大学理学部高大連携事業COCOUS-R

 探究部女子2名が昨年度末から京都大学理学部が行なっている理系女子向けの事業であるCOCOUS-Rに参加しています。月に2回程度、定期的に京都大学の学生さんとZOOMによるオンライン会議を行い、研究活動のアドバイスを受けながら研究を行っています。

COCOUS-Rの詳細は以下のリンクからご覧ください。

https://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/research/outreach/cocousr/2023/apply

 

令和5年度第11回四国地区SSH生徒研究発表会

日 時:令和5年4月9日(日)12:15~16:00
場 所:高知県立高知小津高等学校 体育館 
参加者:3年生Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 富岡西高校 高松第一高校 観音寺第一高校 宇和島東高校 西条高校 松山南高校 高知小津高校 

 3年生Sコースの生徒が令和5年度第11回四国地区SSH生徒研究合同発表会に参加しました。今回は新型コロナウイルス感染症対策を取りつつも久しぶりの対面形式でのポスターセッションとなりました。オンラインで遠方とのやり取りが容易になり、メリットもありましたが、やはり直に顔を合わせて発表や質疑できることの喜びを感じる機会となりました。