生徒の活動
第68回日本学生科学賞の徳島県審査会結果
第68回日本学生科学賞の徳島県審査会が行われ、本校からはこれまで行ってきた課題研究の成果として3年生Sコース10グループが出品しました。(情報分野の2グループは中央審査から参加)
審査の結果、優秀賞に3グループ、5グループが入賞となりました。
優秀賞(教育長賞)
「クマリン誘導体の合成と蛍光特性の解析」 浦川さん、津村さん、 古澤さん
「世界農業遺産!傾斜地農耕システムの秘密 ~コエグロ利用の可能性を探る!!~」 内田さん、瀬野さん、木南さん
「サワガニの体色と分布について」 新開さん、東原さん、稲井さん
入賞
「スダチチンの抗酸化作用の優位性」大島さん、重田さん、三好さん
「カワヨシノボリの吸着力と吸盤の関係」 井上さん、逢坂さん、後藤田さん
「静かに動かせる椅子の構造」 土井さん、中田さん、山崎さん
「チュウゴクスジエビの大冒険~分布調査と在来種への影響~」 井上さん、細野さん、松尾さん
「木組みのねじりからの耐性」尾花さん、山下さん、脇川さん
サイエンスフェア2024
日 時:令和6年11月3日(日)10:00~16:00
場 所:あすたむらんど徳島
参加者:探究部19名
内 容:
あすたむらんど徳島において開催された「サイエンスフェア2024」に、本校の探究部から19名の生徒が参加しました。今回のサイエンスフェアでは、「楽しい実験教室」というテーマで、訪れた子どもたちにさまざまな科学体験を楽しんでもらうためのブースを展開しました。空気砲を用いた実験体験や、スライム作りのワークショップ、さらに、教育用ロボットである「mbot」を使用した簡易プログラミングの体験や、ロボットを操作する実演など、多彩なアクティビティを通じて子どもたちと直接ふれあう機会を持つことができました。
子どもたちが目を輝かせながら実験に挑戦する姿を目の当たりにし、科学に対する興味や探求心を育む大切さを改めて実感しました。同時に、アウトリーチ活動において、いかに科学の知識をわかりやすく、かつ興味深く伝えるかという難しさを痛感し、貴重な学びの場となりました。今後もこのような活動を通して、多くの方々に科学の楽しさを伝えていけるよう努力してまいります。ご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
SW-ingリサーチローカルアクト withカンコーマナボネクト株式会社
日 時:令和6年11月1日(金)14:10~15:00
場 所:化学講義室
講 師:カンコーマナボネクト 上村 小春 氏
演 題:「地域活性化とパナソニックサイクルテック株式会社を知ろう」
内 容:
今回は「地域活性化とパナソニックサイクルテック株式会社を知ろう」というテーマで、カンコーマナボネクト株式会社の上村小春氏を講師としてお迎えし、出張講座を開催しました。今回の講座では、地域における企業の役割や自転車産業の発展が地域社会に与える影響について学ぶ機会となりました。
上村氏は、まずパナソニックサイクルテック株式会社の歴史や設立背景について解説し、日本における自転車産業の発展がどのような経緯を辿ってきたのか、そして自転車の製造を始めた理由についてお話くださいました。また、創業者である松下幸之助氏が持っていた企業理念や、自転車産業に対する想いについても触れ、企業の社会的意義や地域社会に果たす役割について考えを深めることができました。さらに、パナソニックサイクルテック株式会社がどのような技術や強みを持っており、どのような価値を世の中に提供しているのかについても詳しくご紹介いただきました。これを通じて、生徒たちは企業が地域に与えるポジティブな影響や、持続可能な社会の実現に向けて果たす役割について理解を深め、今後の地域活性化にどう貢献していくかを考えるきっかけとなりました。
第4回サイエンス・カフェ
日 時:令和6年10月1日(火)16:40~18:30
講 師:保坂 啓一 氏
徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)
徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授
演 題:「光技術を駆使した歯科治療の最前線」
参加者:希望生徒(8名)
内 容:
講師として徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED) ・ 保坂 啓一 氏を,グラフィックファシリテーターとして玉有 朋子 氏を迎えて,サイエンスカフェを実施しました。保坂先生の理想を求めて研究を進める熱い姿勢に圧倒されながらも、基礎から実際の治療につなげていく研究の面白さを伝えていただき,興味深く聞くことができました。その後は,歯形とレジンを用いた光技術による歯科治療の体験をさていただきました。微細な歯の構造をあっという間に形成することのできる技術に驚かされながらも、楽しく有意義なサイエンスカフェとなりました。その様子は写真でご覧ください。
徳島県バッテリーバレイ構想に基づく蓄電池に関する教育プログラム①
日 時:令和6年10月22日(火)
場 所:本校化学講義室
講 師:本校 化学教員
参加者:2年生理系
内 容:
徳島県の「バッテリーバレイ構想」の一環として「蓄電池に関する教育プログラム」を実施しました。このプログラムは、産業技術総合研究所が作成した資料を用いて、バッテリーに関する知識を深めるものです。今回は本校化学教員により実施され、2年生理系の「酸化還元の応用、電池」に絡めて、電池の歴史から現在の主流であるリチウムイオン電池について学ぶ内容となりました。今後、来年3月には産業技術総合研究所 関西センターで小型電池の製造実習を行い学びを深める予定です。