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美馬高校生友の会(人権同好会「虹」)

美馬高校生友の会は、美馬地区の穴吹高校・つるぎ高校・脇町高校の人権サークルなどの生徒や地域で人権活動をしている生徒と各校人権教育主事が参加する会です。この会を通してさまざまな人権問題について学習を深め、美馬地区三高校の連携を図ることを目的としています。

本年度最初の友の会が6月15日(木)にあり、脇町高校が事務局であるため、人権同好会「虹」のメンバーが運営を担当しました。アイスブレーキングではバースディチェーンをしたあと、前の人の名前の最後の1文字を引用して自分の自己紹介をするしりとり自己紹介を行いました。なごやかな雰囲気になったところで、各校の情報交換を行いました。参加したメンバーも「楽しく交流できた」と話していました。

今後は各校が分担してテーマ学習を運営していきます。三校の連携を深めつつ、楽しく人権について学んでいきます。

第1回脇高人権の日(担当:人権同好会「虹」)

 脇町高校では原則11日を「脇高人権の日」として、朝の時間(5~7分程度)に身近な人権問題を考える機会を設けています。全校の人権委員が分担して資料作成を行い、当日は各クラスの人権委員が中心となって話し合い活動を行っています。ただし、第1回は毎年、人権同好会「虹」が担当しています。

 学校行事等の都合により4月27日(木)となった今年の第1回脇高人権の日も人権同好会「虹」が担当し、昨年度の「中・高生による人権交流事業」西部ブロックの活動で学んできたことを報告しました。

 昨年度の西部ブロックの活動テーマは「貧困と人権~自分らしく生きるためには~」でした。夏季研修(講演)で、「現在の日本は様々な課題を抱えており、自立することが難しい社会である。そのような社会で自立するのに必要なのが、他者に助けを求め快くサポートを受け止める『受援力』だ」と教わりました。その後の活動の中で「受援力」を発揮した人に、まわりの人が「共感」することも大切だと感じました。そこで「中・高生による人権交流集会」で行ったワークショップの一部を紹介し、生徒のみなさんに、悩みを打ち合えてくれた友達に対して「自分ならどうするか」を話し合ってもらいました。最後に、受援力と共感をもとにまわりの人とつながることが大切だと訴えました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 放課後には、人権同好会「虹」が中心となり「人権の日だから語る会」を開催し、テーマについてさらに話し合いました。

 人権同好会「虹」は今後も校内はもちろん、他校の生徒さんともつながっていき、様々な人権課題について考えていきます。

 なお、今後は各クラスの人権委員が考えたテーマをもとに人権の日を行います。できましたら、ご家庭でも人権の日の内容についてお話をしていただけたらと思います。

中・高生による人権交流集会に参加しました(人権同好会「虹」)

「中・高生による人権交流集会」は、県内の中学校・高校・特別支援学校の生徒が人権についてともに考え、語り合うことを通して交流を深めるための集会です。コロナ禍により昨年度は徳島県教育会館と各ブロックの拠点校を結ぶオンライン開催でしたが、2022(令和4)年12月17日に行われた本年度は、3年ぶりに教育会館に中・高生が集まっての対面開催となりました。
 交流集会全体の開会行事では、西部ブロック生徒部会の副会長でもある朝妻さんが司会を行いました。その後、各ブロックの活動報告、分科会を行いました。
 人権同好会「虹」のメンバーが所属する西部ブロックは、「貧困と人権~自分らしく生きるためには~」をテーマに1年間活動してきた内容を報告し、分科会を行いました。「虹」のメンバーも運営に携わった分科会では、さまざまな問題の解決に必要な「受援力」を身につけるためにロールプレイを行いました。学校・進路・医療・紛争の4つのテーマに関しての悩み事について、相手にどう打ち明けるか、打ち明けられた人はどう声をかけるかを話し合うことで、受援力とそれを引き出すまわりの共感や雰囲気作りの大切さを学びました。
 交流集会は県内の生徒のみなさんと話し合える貴重な機会となりました。あらためて人とつながれる喜びを感じた一日でした。

人権同好会「虹」

人権同好会「虹」は、人権に関して、校内はもちろん、他校の生徒さんや地域の方たちとも一緒に考える自主活動サークルです。メンバーは3年生1人・2年生2人・1年生1人の計4人です。校内では、身近な人権問題について各クラスで考える「脇高人権の日」の放課後に、その日のテーマをさらに深めるために語り合う「人権の日だから語る会」の企画・運営や、文化祭での「人権展」の企画・運営を行っています。校外では、「中・高生による人権交流集会」に向けて、西部の中・高生と集まって発表の準備をしたり、テーマに関係する研修会に参加したりしています。また穴吹高校・つるぎ高校の人権部・人権委員との交流活動や地域の方との交流会にも参加しています。
 一人一人が人権問題を自分事としてとらえ、行動につなげられるように活動していきます。



 

 

<中学生へのメッセージ>

活動してきた先輩たちは「他校の方と交流できてよかった」「自分の考えが深まった」という感想を述べています。まず一歩、一緒に踏み出してみませんか。一人の100歩より100人の一歩、一人一人が行動することが大切だと思います。ぜひ、私たちと語り合いましょう。