活動の様子
活動の様子
3年生神戸校外研修「人と防災未来センター研修」
5/10に本校の3年生が神戸で校外研修を行い、人と防災未来センターを訪問しました。震災直後や復興に向かう映像、展示や体験コーナーを通じて、震災について学びました。職員の方が実体験を踏まえてお話してくださったこともあり、生徒たちは「いかに災害と向き合うか」を今まで以上に意識するようになりました。また、研修の翌日には職員の方からいただいた実体験談の資料や記録写真を活用して研修の振り返りを行いました。実際の資料を目にして「災害に遭った際にとるべき具体的な行動」を知ることができました。
<生徒の感想より>
「おじさんの家は耐震していなかったから家が崩れてしもた。みんなは夢があるんやから、ちゃんと耐震してな。」職員の方が私たちに何度も伝えてくださったこの言葉が忘れられません。
建物の崩壊を防ぐ方法と液状化による建物への被害を実験で教えてくれました。建物の下に鉄の支柱をつけるだけで、液状化が起こっても沈まないことが分かりました。少し手を加えることで減災につながり、自分の命を守ることができるのだと思いました。
南海トラフが阪神淡路大震災よりも何倍もの規模であるということを知りました。この研修で学んだことを活かして減災を行いたいと思います。用意している防災グッズを見直します。
職員の方の体験談から、もし建物の下敷きになったら、叫んで助けを求めてもその声は聞こえないので、何かを叩いて音を響かせて自分の存在を知らせる方が良い、ということを知った。実際に遭遇したら、そのように行動したい。
地震は怖いという思いから、あまり触れないようにしていたが、それが一番だめだと実感した。自分や家族、大切な人を守るには、災害についてもっと勉強することが必要だ。