第2回美馬高校生友の会(人権同好会「虹」)

 7月26日に美馬高校生友の会が穴吹高校で開催されました。今回は美馬保健所・穴吹高校主催の精神疾患当事者の体験発表会・交流会と、穴吹高校の生徒さんによるボッチャ体験で、人権同好会「虹」のメンバーと3年生の希望者計7名が参加しました。

 体験発表会・交流会では、当事者の方と相談支援専門員の方が、病気の発症から病院受診、サポート機関での就労支援、そして現在の状況をお話くださいました。精神疾患に対する正しい理解を進め、心のしんどさを打ち明けやすい環境を作り、適切なところにつなげていけるようにすることの大切さを感じました。

 体験発表会・交流会のあと、一部の人は所用で解散しましたが、残れる人でボッチャを体験しました。ボッチャは赤と青のチームに分かれ、ジャックボール(白いボール)により多くのボールを近づけることを競い合うスポーツです。年齢や障がいのあるなしに関わらず一緒に楽しめ、パラリンピックの正式種目でもあります。今回は穴吹高校さんがお持ちのボッチャの公式用具を使っての体験で、「虹」メンバーと3年生の希望者計3名と穴吹高校・つるぎ高校の生徒が2チームにわかれて対戦しました。ボッチャをはじめてする生徒もいましたが、すぐにコツをおぼえ、両チーム白熱したゲームをくりひろげていました。

 今回の体験発表会・交流会とボッチャ体験をとおして、障がいに関する理解がより深まりました。ありがとうございました。