SSH 生徒の活動

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探究部が取材を受けました。

 本校探究部が徳島新聞の取材を受けました。探究部はイノベーションチーム、地域創生チーム、AI・ロボットチームの大きく3つのグループに分かれて活動しています。文系理系関係なく幅広く取り組んでいるユニークな部として取り上げられました。例えば、地域創生チームでは世界農業遺産に認定されている徳島県西部の達人を取材する「聞き書き」やRESAS等の公的なデータをもとに地域活性化を探るコンテストへ挑戦しています。また、AI・ロボットチームはAIを使った運動解析やプログラミングロボットによる小中学生へのサイエンスショーなどを行なっています。

徳島新聞の記事はこちら https://www.topics.or.jp/articles/-/907710

 

【SW-ingアカデミー】講演会・サイエンスカフェ

日 時:令和5年4月28日(金)14:10~15:50+16:30~17:30
講 師:進矢 正宏 氏
    広島大学大学院人間社会科学研究科 ・ 准教授
演 題:「Human motor control」 さんすう・数学・運動制御
参加者:全学年
内 容:
 広島大学大学院人間社会科学研究科 ・ 准教授 進矢正宏 氏をお招きし,講演会を実施しました。コロナ禍によるリモート講演以来,久しぶりの全学年そろっての講演会となり,これまでにない期待と緊張感のある中で始まりました。身近な野球や歩行,学習を題材にしながら,「スポーツ科学」に対して「モーションキャプチャー」だけでなく「数理モデル」をベースに迫っていく研究内容や、学習に対する捉え方について、お話しいただきました。「モチベーションを保ち楽しみながら学習や研究に取り組む」という進矢氏の姿勢は、生徒の心に響き、学習や課題研究への生徒のモチベーションを大きく高めてくれました。また,放課後に有志を募って開催したサイエンスカフェ(ミニ講演会)には,40名を超える生徒が参加し,講演会を聞いての質問を中心に,より具体的な話題で盛り上がりました。次から次へと話題が転換されていき,こんなテーマも進矢先生から見ると研究対象になるのかと感心させられる,あっという間の1時間でした。

講演後の生徒の皆さんからの質問には,YouTube上でお答えいただきました。

 

進矢先生Q&A

 

 

 

 

脇町高校いってきました(Q&A) https://www.youtube.com/watch?v=q_90TN6z8N4

 

 

生徒感想(一部抜粋):
〇スポーツと数学という2つに繋がりがあること、その2つを交えて研究を行っていることに驚いた。初めて知ることばかりで、良い経験になった。
〇数学と社会が密接に関わっているということを、自分たちと馴染みの深いスポーツと照らし合わせて考えることが出来た。身近な物事を物理的に考え、探究することで新しい発見や考察を出せるということが分かった。これからも自分の好きなことを探究し続け、より良いものにしていきたい。
〇文系の私には関係の無いことかなと軽く考えていたが、講義を受けているうちにこれは人の反射に関することかなと思ってきた。数字が多く、少し分かりにくい部分もあったが、確かに勉強になった。数学を頑張ろうという気持ちが大きくなった。
〇人間科学は人間関係とか心理的なものを学ぶのかなと思っていましたが神経が関わるものの講演をしてくださり視野が広がりました。自主的に学び強化学習を行うことが大切だと学習面においても学べました。何気ないことにも脳の神経が常に関わっていることが分かり面白かったです!ありがとうございました。

〇自分が今まで考えたことの無いような人の体の仕組みやロボットができないことについて知ることが出来て面白かったです。個人的に、平泳ぎのポーズをしてと言われた時に全員が実際に泳ぐときの体勢ではなく、垂直に手を伸ばしたことに驚きました。言われてみないと気づかなかった事だったので、人間の思考回路は面白いなと感じたし、私たちが今まで普通に生活してきた中でもこんな風に考えてみたら不思議なところがあると思うと物凄く興味が湧きました。これから先の進路選択にも活かしていきたいです!

〇誤差学習がバスケにおいても使えそうで面白かった。

〇知性と教養を磨けと言う言葉が印象的だった。勉強だけをしていても大学という広い世界に出れば埋もれてしまう。幅広い知識を身につけることがこれから重要視されるので、試験勉強だけにならないような高校生活にしたい。

   

脇高イノベーションプログラム WS00:導入プロジェクト

日 時:令和5年4月25日(火)16:30~18:30
場 所:脇町高校及びオンライン
参加者:探究部 イノベーションチーム
講 師:東京大学工学部社会基盤学科 小松崎俊作 准教授

内 容:「日常でも非常時でも活用できる防災グッズのアイディア創出のワークショップ」

  脇高イノベーションプログラムWS00導入プロジェクトが開催されました。イノベーションプログラムも探究部の取組として2年目となります。今年は1年生から3年生までの33名が参加し、年間を通じて活動していく予定です。今回はその第1回として、東京大学の小松崎先生から「人間中心のイノベーション」のお話やその仕組み、そして実際にグループでワークショップを行い、アイデアを創出しました。

次回は6月7日、14日、28日の3回連続で徳島大学教養教育院北岡和義准教授のご指導により開催します。

令和5年度第11回四国地区SSH生徒研究発表会

日 時:令和5年4月9日(日)12:15~16:00
場 所:高知県立高知小津高等学校 体育館 
参加者:3年生Sコース 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 富岡西高校 高松第一高校 観音寺第一高校 宇和島東高校 西条高校 松山南高校 高知小津高校 

 3年生Sコースの生徒が令和5年度第11回四国地区SSH生徒研究合同発表会に参加しました。今回は新型コロナウイルス感染症対策を取りつつも久しぶりの対面形式でのポスターセッションとなりました。オンラインで遠方とのやり取りが容易になり、メリットもありましたが、やはり直に顔を合わせて発表や質疑できることの喜びを感じる機会となりました。

 

第21回聞き書き甲子園フォーラム

日 時:令和5年3月26日(日)13:30~16:30
場 所:東京大学内弥生講堂一条ホール(オンライン併用)
参加者:2年生Sコース 逸見さん
内 容:〔作品名〕「みなのために、地域とともに」

  第21回聞き書き甲子園フォーラムに2年生の逸見さんが参加しました。「聞き書き甲子園」は、全国からの応募の中から選ばれた高校生が、森・川・海の名人を訪ね、その知恵や技術、人となりを「聞き書き」し、その成果を発信する活動です。フォーラムでは、約100作品の中から選ばれた農林水産大臣賞等の受賞作品の紹介や、高校生と森・川・海の名人が、作家の塩野米松氏及びエッセイストの阿川佐和子氏を聞き手に迎え、聞き書きの体験談やエピソードに関する対談を行いました。逸見さんは代表として徳島県西部の名人を紹介するとともに審査員特別賞を受賞しました。

発表スライド.pdf