SSH 生徒の活動

タグ:にし阿波

第21回聞き書き甲子園フォーラム

日 時:令和5年3月26日(日)13:30~16:30
場 所:東京大学内弥生講堂一条ホール(オンライン併用)
参加者:2年生Sコース 逸見さん
内 容:〔作品名〕「みなのために、地域とともに」

  第21回聞き書き甲子園フォーラムに2年生の逸見さんが参加しました。「聞き書き甲子園」は、全国からの応募の中から選ばれた高校生が、森・川・海の名人を訪ね、その知恵や技術、人となりを「聞き書き」し、その成果を発信する活動です。フォーラムでは、約100作品の中から選ばれた農林水産大臣賞等の受賞作品の紹介や、高校生と森・川・海の名人が、作家の塩野米松氏及びエッセイストの阿川佐和子氏を聞き手に迎え、聞き書きの体験談やエピソードに関する対談を行いました。逸見さんは代表として徳島県西部の名人を紹介するとともに審査員特別賞を受賞しました。

発表スライド.pdf

高校生「聞き書き」事業 聞き書き調査③

日 時:令和3年11月14日(日)10:00~12:00
場 所:つるぎ町貞光 西岡田さん宅
参加者:2年生5名
聞き書き対象者:西岡田氏 
内容:

 今年度本校の生徒が関わらせていただいている,「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝える「聞き書き」事業2回目インタビュー「傾斜地農業編」の報告をさせていただきます。

 8月の調査に引き続き,11月14日に本校2年生5名が,世界農業遺産に登録されている「にし阿波地域の傾斜地農業」の名人である西岡田さんご夫婦にインタビューをしてきました。前回のお話を踏まえた質問に加えて,「傾斜地農業」で使われる農具や農作物を通したつながりについてなど,今回もたくさんの魅力を語っていただきました。

 お宅の庭にはたくさんのそば米が干されており,その量にただ驚くばかり。今年は台風の影響がほとんどなかったため豊作のようです。周囲を見渡せば一面に広がる紅葉。美しい秋の風景に見とれ,何とも穏やかな気持ちになりました。

 素敵なお話と美しい景色に触れられる貴重な経験をさせていただきました。今後私たちの活動は2回のインタビューにもとづく「聞き書き」の原稿作成に移ります。発表に向けて皆で協力して準備をしていきます。

高校生「聞き書き」事業 第1回聞き書きワークショップ

日 時:令和3年8月6日(金)13:00~15:00
場 所:本校化学講義室及びZOOM
参加者:2年生8名
講 師:ニシアワアカデミア 國金重光氏 京都大学大学院 岩男望氏
オブザーバー:そらの郷 園原さん つるぎ町 大島さん 徳島県西部総合県民局 山内さん

日 程: 
 ①聞き書きワークショップについて
 ②自己紹介等
 ③聞き書きの方法について
 ④インタビュー実践
 ⑤振り返り

内 容:

 2年生希望者8名が対面とオンラインの併用型ハイブリット形式で行われた聞き書きワークショップに参加しました。聞き書きとは語り手の話を聞き、その人の話し言葉で書いて活字に残すことであり、この取組は地元「にし阿波地域」の魅力や技術を後世に伝えるために、高校生が「地域の名人」を取材・記録します。今回はその事前研修会として「聞き書き」の手法について2名の講師による対面とオンラインでの開催となりました。語り手の気持ちを理解し共有することや編集作業の方法など具体的なやり方の説明を受けた後、実践としてオブザーバーの方々をインタビューし報告し合いました。そして、「地域の名人」の情報共有や実施計画を作成し、振り返りを行いました。初めて行う、「聞き書き」に戸惑いながらも、新しいアウトプットの方法を得る良い機会となりました。今後それぞれのグループが「地域の名人」を取材し、レポートを作成予定です。