SSH 生徒の活動

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【SW-ingゼミ】東京大学AI研修

日 時:令和4年8月1日(月)~8月3日(水)
場 所:東京大学本郷キャンパス 日本科学未来館
講 師:東京大学大学院情報理工学系研究科 川原圭博 教授
    東京大学院教育学研究科 野崎大地 教授
    東京大学大学院新領域創成科学研究科 牧野 泰才 准教授
       東京大学院情報理工学系研究科 矢谷 浩司 准教授
    東京大学大学院情報理工系研究科 修士課程 近藤 佑亮さん
参加者:探究部 9名

 本校OBである東京大学川原教授のご協力のもと3年ぶりに東京での研修を実施することができ、探究部9名が参加しました。今年度は最先端のAIを活用した取り組み等について各専門分野の先生方からの講義や体験・見学を行いました。

 初日は午後からこちらも本校OBである野崎教授の「ロボティクス・VR技術を活用した運動学習の仕組み」や「モーションキャプチャを利用した運動解析」について講義並びに体験を行いました。続いて「筋トレ支援アプリの開発」を行っている近藤さんを交え、AIを使ったトレンドや題材の可能性について質疑やディスカッションを行いました。

 2日目は大学を見学後、牧野先生から「超音波を利用した触覚体験」や「機械学習を用いた運動のリアルタイム予測」について講義並びに体験をしていただきました。午後からは川原先生より研究についての根本的なお話やブレインストーミング・研究のタネ探しについて幅広いテーマで講義いただきました。そして、最後に矢谷先生からヒューマンコンピュータインタラクションについての研究内容の紹介やSyncUpを利用したダンス練習におけるシンクロ率の測定を実践していただきました。

 3日目最終日は日本科学未来館で体験・見学を行いました。川原先生が開発に携わった新型パーソナルモビリティ「poimo」やAIがプレイヤーの感情や技量を読み取り成長させる卓球ロボット「フォルフェウス」の体験や「きみとロボット展」を見学しました。

~生徒感想(一部抜粋)~

・自分の研究したいことをどのようにAIやプログラミングを使用して調べていくのかを詳しく知ることができたと思う。AIが社会に深く関わっていることをより実感することができた。そして、AIの汎用性の高さに驚いた。

・新たな発想の出し方について学べました。既存のことを否定することで新たな発想が生まれやすくなるということを聞き、これからの課題研究に繋げようと思いました。