地理歴史科
教育課程研究指定校事業 地理歴史科 に関する実践報告(地理分野②)
11月6日(金),文部科学省から指定を受けて本校が3年前から取り組んでいる教育課程研究指定校事業(地理歴史科)の一環で地理総合を見据えた地理B(2年生)の校内授業研究会(出前授業)を行いました。担当教員が新科目「地理総合」に即した単元構想を作成し,実践を行っています。今回は地元の世界農業遺産を教材化し,授業づくりを進めてきました。授業づくりに際しては,鳴門教育大学准教授伊藤直之先生や神戸大学附属中等教育学校の高木優先生にも多くのご指導をいただきました。今回の授業は,生徒たちが事前に地元の世界農業遺産について調べ,ゲストティーチャーを招いて実際の話を聞くといったものでした。当日は,地元でつくられたもの(鹿肉ソーセージ・干し芋)の試食などもあり,生徒は現地の生活を肌で感じながら話を聞くことができました。今後もこのような機会を積極的に設け,新必履修科目「地理総合」の各単元構想や授業づくりに臨みたいと思います。
【「地理総合」を見据えた地理Bの授業実践】
11月6日(金)3限目 24・25HR地理選択者(28名)
4限目 23HR地理選択者(17名)
単元名 「世界農業遺産にし阿波地域の持続可能な地域づくりを考えよう」
ゲストティーチャー:つるぎ町役場 大島様
徳島県西部県民局 豊永様
民宿うり坊経営者 木下様