SSH 生徒の活動

第49回全国高等学校総合文化祭「かがわ総文祭2025(自然科学部門)」出場

2025年8月29日 16時28分

日 時:令和7年7月26日(土)~28日(月)
場 所:香川大学幸町キャンパス/高松中央高等学校
テーマ:ポスター部門「青石の風化と微生物~世界農業遺産地域における特異な風化の謎に迫る~」
参加者:Sコース3名(髙田拓海、森西央、岡田健伸)
日 程:
第1日目(香川大学):開会式・研究発表・ポスター発表
第2日目(香川大学):研究発表・ポスター発表・巡検研修「望遠鏡を楽しもう!(天体望遠鏡博物館)」
第3日目(高松中央高等学校):生徒交流会・次年度開催県PR・記念講演・閉会式
内 容:
 本校の男子生徒3名が香川県で開催された「第49回全国総合文化祭かがわ総文祭2025」の自然科学部門(ポスター発表)に出場しました。
 研究テーマは地学分野に関するもので全国から集まった各県代表校の中で、審査のトップバッターとして発表に臨みました。1年間にわたり研究と発表準備を重ねてきた成果を堂々と発表し、審査員の先生方からは「風化における新しい視点を提示した研究」との高い評価をいただきました。また、審査や自由発表を通じて多くの質問を受け、他校の生徒や引率教員と活発に交流することができました。全国の研究発表に触れることで、新しい知識や表現方法を学び、互いに刺激を受ける貴重な機会となりました。さらに巡検研修では天体望遠鏡博物館でさまざまな望遠鏡の見学や太陽観察、プラネタリウムの鑑賞を体験しました。研究分野の視野を広げるとともに、科学に対する興味や関心を深めることができました。
 今回の全国大会出場は、生徒にとって研究活動の集大成であり、今後の学習や進路に活かせる大きな経験となりました。

画像1

生徒感想
■私はかがわ総合文化祭2025にポスター部門で出場しました。初めてポスター2枚での発表を経験し、内容を短時間で分かりやすく伝える工夫を重ねました。当日は審査や質疑で緊張しましたが、興味深いとの声をいただき自信につながりました。専門的な質問から新しい知識を得ることができ、今後の研究の糧となりました。また、他校の発表から刺激を受け、自分の視野も広がりました。巡検研修では太陽や黒点を観察し、プラネタリウムも鑑賞でき、とても貴重な体験になりました。

■私は総文祭の自然科学部門でポスター発表を行いました。トップバッターでの発表は緊張しましたが、次第に落ち着き楽しく発表することができました。質疑応答では中学生からの「内部と外部の風化で同じ色になることはないのか」という新鮮な視点の質問が印象に残り、自分の理解を深めるきっかけとなりました。自主研修では天体望遠鏡博物館を訪れ、多くの望遠鏡やプラネタリウムを体験し、宇宙への関心がさらに高まりました。仲間と共に長期間研究を続け、最後に全国の舞台で発表できたことは大きな達成感となりました。

■私はかがわ総文祭2025の自然科学部門に出場しました。一番目の発表で不安もありましたが、落ち着いて発表を終え、質疑応答にも答えることができました。地学を専攻していない私たちにとって専門的な質問は難しかったですが、新たな知見を得る機会となりました。また、他県の生徒の発表を聞くことで多くの刺激を受け、交流を深めることもできました。巡検研修では天体望遠鏡博物館を訪れ、望遠鏡の歴史を感じ、黒点の観察やプラネタリウムを体験しました。入賞はできませんでしたが、この経験を今後の進路や研究に活かしていきたいと思います。

全総文自然科学部門 ポスター 世界農業遺産 探究活動 SSH