第11回中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会 愛媛県知事賞受賞!
2025年8月6日 08時35分日 時:令和7年8月3日(日) 10:00〜16:00
場 所:愛媛県総合科学博物館(愛媛県新居浜市)
参加者:3年生Sコース(大泉さん、吉成さん)
内 容:
本校Sコースの生徒2名が、本校の代表として「第11回 中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会(主催:愛媛県総合科学博物館)」に参加し、「クマリン誘導体の構造変化と蛍光特性の関係」というテーマでステージ発表を行いました。
本研究では、桜餅にも含まれ、香り成分として知られるクマリンに着目し、異なる置換基を有するクマリン誘導体を有機合成により作製。その構造と蛍光特性の関係を解析しました。合成にはクロスカップリング反応や分取薄層クロマトグラフィーを用い、さらに蛍光分光光度計による測定や分子軌道計算によって、蛍光強度の違いと構造的要因を考察しました。
この高度かつ独創的な研究が評価され、一次審査を通過したステージ部門8組の中から選ばれ、「愛媛県知事賞」を受賞しました。研究は、鳴門教育大学の早藤幸隆先生のご助言も受けながら進められたもので、生徒たちは化学の知識と研究技術を駆使し、科学的探究の姿勢を大いに発揮しました。本発表会は生徒たちにとって研究成果を多くの人の前で発信する貴重な機会であり、今後の進路や探究活動への大きな自信と励みとなりました。
大会のHPはこちら ⇒ https://www.i-kahaku.jp/event/event/2025/presentation_houkoku/