SSH　生徒の活動

7月25日（金）オープンスクールの午後、脇町高校3年生による課題研究発表会を行いました。これまでの2年間の研究の総まとめとしての発表会となりました。中学生約70名、来年度Sコースを目指す高校1年生約50名、2年生40名、他中学校の先生、教育委員会、大学の先生方とたくさんの方に発表を聞いてもらい、質疑応答も行いました。テーマ設定の理由や、データの分析の手法、考察に至った過程などについて質問を受け、丁寧に回答していたことが印象的でした。

発表タイトルは以下の通りです。

物理分野

・弓道　中る離れ

・水の跳ねかた

・環境騒音の影響を受けにくい校内放送の音声特性

数学分野

・極（A, B）と極線Ax + By=1の反転による考察

化学分野

・新規クマリン誘導体の合成と蛍光特性の解析

・スダチの発酵シロップと抗酸化作用

・山の高さと降水量の関係について

生物分野

・イシクラゲと土壌改良

・コエグロから地域活性化

・剣山のアブラムシの秘密に迫る

・青石の風化と微生物～世界農業遺産地域における特異な風化の謎に迫る～

情報分野

・Pythonを用いた時間割作成

探究・海外研修

・海外研修（台湾研修）

・美馬市の新たな足づくり！

・災害考古学から考える徳島～吉野川流域の古墳を中心に～

 この後3年生は、今回の発表で得た助言や質問事項を反映させながら、研究論文の作成に入ります。在校生も今回の発表者の研究を参考に課題研究や探究活動を進めていきます。