SSH 生徒の活動

第3回Z-1グランプリ(オリジナル雑煮コンテスト)最終審査 準グランプリ受賞!

2025年6月10日 09時45分

 本校探究部の生徒4名が応募していた「第3回Z-1グランプリ(オリジナル雑煮コンテスト)」の最終審査が、6月7日にアスティとくしまで開催された「第20回食育推進全国大会 in TOKUSHIMA」にて実施されました。このコンテストは、全国の若い世代が地域の伝統や食文化を見つめ直し、次世代へと継承することを目的に行われており、今回は全国から1,492作品の応募がありました。本校の作品は、一次審査(各調理師学校で3作品)、二次審査(全国で5作品)、三次審査(全国で2作品)を見事通過し、最終審査に進出しました。

 最終審査では、徳島県立小松島西高等学校のご協力のもと、会場で来場者の皆様に実際に雑煮を提供し、購入投票によって審査が行われました。その結果、本校の作品「会話のはずむ『陸の雑煮』〜徳島の今と昔〜」は準グランプリ(全国第2位)という素晴らしい結果をいただくことができました。若年層の食への関心が薄れている現代において、地元の食材や文化に目を向け、自らの手で発信する本活動は、生徒にとって食を通じた貴重な学びの機会となりました。

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大会参加生徒感想(一部抜粋)

 調理経験の少ないメンバーでの挑戦だったため、雑煮や地元の伝統食材について一から調べることから始めました。その中で、徳島県那賀町で始まった休校中の小学校を活用した「車エビの陸上養殖」や、徳島県の特産である藍から作られる「藍粉」の存在を知ることができました。レシピ考案を通じて、車エビのような“今”と、藍のような“昔”の魅力を再発見し、食を通じて地域の文化や現状について学ぶ貴重な経験となりました。

詳細は以下のリンクからもご覧いただけます。

全国調理師養成施設協会からのプレスリリース

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