GIS(地理情報システム)を活用した探究学習に向けて
2025年6月12日 09時42分日時:6月10、11日(火・水)
場所:脇町高校視聴覚教室
参加者: 1年生、授業見学の先生方
6月10日、11日に1年生全クラスを対象に「SW-ingリサーチ」における探究活動を始めるにあたって、現在、鳴門教育大学教職大学院に内地留学している地歴科教員が地理総合の授業でGISを活用した探究学習の進め方の講義を行いました。今回の授業では、生徒たちが地域の課題や特色を地図上で可視化し、データに基づいた考察を深める活動に取り組みました。具体的には、人口分布や土地利用、公共施設の最適立地などのテーマを設定し、GISアプリを用いて情報を収集・分析。地図上に自らの視点を反映させながら、地域の現状や可能性についてグループで議論を重ねました。生徒からは「地図が動くことで、地域のつながりが実感できた」「データをもとに考えることで、説得力のある意見が言えるようになった」といった声が聞かれ、主体的・対話的で深い学びにつながる時間となりました。今後も本校では、ICTやデータを活用した探究的な学びを推進し、生徒の思考力・判断力・表現力を育む教育活動を展開してまいります。