城西大学附属城西高等学校との交流会参加(探究部)
2025年11月19日 15時44分日 時:令和7年11月15日(土)8:30~12:30
場 所:あわの抄
参加校:脇町高校探究部8名、池田高校7名
内 容:
東京から城西大学附属城西高等学校の2年生約50名が修学旅行で徳島県西部を訪れ、世界農業遺産地域での民泊体験を行いました。約1か月にわたる事前調査と現地での学びをもとに探究テーマを設定し、その成果を発表する場に、民泊の受入家庭の方々、本校探究部8名、池田高校7名が参加しました。
発表は1テーマにつき「発表10分+質疑応答10分」という形式で進められ、全部で13のテーマが披露されました。内容はウェルビーイングを基盤に、「自然」「環境」「地域の食文化」「医療問題」「教育」「農業」「職業」など多岐にわたり、事前研修や民泊で得た知見をもとに、地域課題の解決に向けた提案が丁寧にまとめられていました。
本校生徒にとって、地元でありながら知らなかった事実や視点に触れる貴重な機会となり、「外からの視点で地域を見ると、こんな課題や魅力があるのだと気づいた」「自分たちももっと深く調べてみたい」といった声が聞かれました。探究活動における新しい刺激を得るとともに、発表者との質疑応答や交流を通じて、課題解決に向けた考え方について学ぶことができました。
■全体発表
■5班同時発表
■交流会
■参加生徒感想(一部)
徳島で民泊をした東京・城西高校の探究発表で、私が一番心に残ったのはジビエや地元野菜に関する内容です。発表では、実際に狩猟や収穫を体験し、食材の背景や命をいただくことについて深く考えていた姿が紹介されており、その真剣さに心を動かされました。ランチ交流会でも、「食べ物を見る目が変わった」と話してくれたことが印象的で、私自身も徳島の食文化に誇りを持つことができました。今回の交流は、地域の魅力を再確認できる貴重な時間となり、改めて地元の良さを発信していきたいという思いが強まりました。
先日、東京の高校生が祖谷地方を訪れ、民泊体験を通して地元の暮らしに触れた様子を聞きました。事前研修の発表では、各班が徳島の季節の食べ物や、それらを使った伝統料理、自然環境、さらに地方と都市の医療の違いまで詳しく調べており、地元に住む私たちも改めて徳島について深く知ることができました。ランチ交流では、東京での学校生活や修学旅行の内容について話すことができ、和やかな時間を過ごせました。都会では感じられない自然豊かな地域を知ろうとする東京の高校生の姿に感銘を受け、私自身も徳島に住む者として、もっと地元のことを考えていかなければならないと強く感じました。今回の交流を通じて、地域の魅力を再認識するとともに、外からの視点が新しい気づきを与えてくれることを学びました。この経験を今後の生活や学びに活かしていきたいと思います。
今回の交流を通して、私たちが住んでいる徳島県と東京の違いを知り、地元をより好きになると同時に、都会の良さも理解することができました。これまで私は都会での生活に憧れを抱いていましたが、東京の高校生から「自然に囲まれて暮らすことが羨ましい」という声を聞き、改めて徳島の魅力に気づかされました。身近すぎて気づかなかった良さを、他の地域の視点から教えてもらえたことは大きな発見でした。また、初めて会う人と話すことに不安を感じていましたが、交流の場では東京の高校生が笑顔で積極的に話しかけてくれたおかげで、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。この経験を通じて、人と関わることの大切さや、自分から一歩踏み出す勇気の重要性を学びました。今回得た気づきや経験を、これからの社会生活に活かしていきたいと思います。