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タグ:サイエンスカフェ

第2回サイエンスカフェ

日 時:令和5年10月24日(火)16:00~17:30
講 師:長谷 栄治 氏
    徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)
    特任助教 
演 題:「見えないものを見える化する光学研究」
参加者:希望生徒(32名)
内 容:
 講師として徳島大学ストLEDフォトニクス研究所(pLED) ・ 長谷 栄治 氏を,グラフィックファシリテーターとして玉有 朋子 氏を迎えて,サイエンスカフェを実施しました。玉有先生の進行のもと和やかな雰囲気で始まりました。長谷先生からは「見えないものを『見える化』する光学研究の紹介」をしていただき,高校の範囲では学習することのない非線形光学現象を利用して、皮膚内のコラーゲンを見える化する観察方法について興味深く聞くことができました。その後は,参加生徒同士のグループワークや生徒からの質問をもとに進行し、楽しく有意義なサイエンスカフェとなりました。その様子は写真でご覧ください。

 

     

 

 

 

 

【SW-ingアカデミー】講演会・サイエンスカフェ

日 時:令和5年4月28日(金)14:10~15:50+16:30~17:30
講 師:進矢 正宏 氏
    広島大学大学院人間社会科学研究科 ・ 准教授
演 題:「Human motor control」 さんすう・数学・運動制御
参加者:全学年
内 容:
 広島大学大学院人間社会科学研究科 ・ 准教授 進矢正宏 氏をお招きし,講演会を実施しました。コロナ禍によるリモート講演以来,久しぶりの全学年そろっての講演会となり,これまでにない期待と緊張感のある中で始まりました。身近な野球や歩行,学習を題材にしながら,「スポーツ科学」に対して「モーションキャプチャー」だけでなく「数理モデル」をベースに迫っていく研究内容や、学習に対する捉え方について、お話しいただきました。「モチベーションを保ち楽しみながら学習や研究に取り組む」という進矢氏の姿勢は、生徒の心に響き、学習や課題研究への生徒のモチベーションを大きく高めてくれました。また,放課後に有志を募って開催したサイエンスカフェ(ミニ講演会)には,40名を超える生徒が参加し,講演会を聞いての質問を中心に,より具体的な話題で盛り上がりました。次から次へと話題が転換されていき,こんなテーマも進矢先生から見ると研究対象になるのかと感心させられる,あっという間の1時間でした。

講演後の生徒の皆さんからの質問には,YouTube上でお答えいただきました。

 

進矢先生Q&A

 

 

 

 

脇町高校いってきました(Q&A) https://www.youtube.com/watch?v=q_90TN6z8N4

 

 

生徒感想(一部抜粋):
〇スポーツと数学という2つに繋がりがあること、その2つを交えて研究を行っていることに驚いた。初めて知ることばかりで、良い経験になった。
〇数学と社会が密接に関わっているということを、自分たちと馴染みの深いスポーツと照らし合わせて考えることが出来た。身近な物事を物理的に考え、探究することで新しい発見や考察を出せるということが分かった。これからも自分の好きなことを探究し続け、より良いものにしていきたい。
〇文系の私には関係の無いことかなと軽く考えていたが、講義を受けているうちにこれは人の反射に関することかなと思ってきた。数字が多く、少し分かりにくい部分もあったが、確かに勉強になった。数学を頑張ろうという気持ちが大きくなった。
〇人間科学は人間関係とか心理的なものを学ぶのかなと思っていましたが神経が関わるものの講演をしてくださり視野が広がりました。自主的に学び強化学習を行うことが大切だと学習面においても学べました。何気ないことにも脳の神経が常に関わっていることが分かり面白かったです!ありがとうございました。

〇自分が今まで考えたことの無いような人の体の仕組みやロボットができないことについて知ることが出来て面白かったです。個人的に、平泳ぎのポーズをしてと言われた時に全員が実際に泳ぐときの体勢ではなく、垂直に手を伸ばしたことに驚きました。言われてみないと気づかなかった事だったので、人間の思考回路は面白いなと感じたし、私たちが今まで普通に生活してきた中でもこんな風に考えてみたら不思議なところがあると思うと物凄く興味が湧きました。これから先の進路選択にも活かしていきたいです!

〇誤差学習がバスケにおいても使えそうで面白かった。

〇知性と教養を磨けと言う言葉が印象的だった。勉強だけをしていても大学という広い世界に出れば埋もれてしまう。幅広い知識を身につけることがこれから重要視されるので、試験勉強だけにならないような高校生活にしたい。