SSH 生徒の活動

東京つくばエネルギーキャンプ事前研修

2026年7月24日 09時31分

 7月23日、東京つくばエネルギーキャンプの事前研修として、放射線に関する実験を行いました。

 身近な素材や測定器を使い、放射線の強さが条件によってどのように変化するかを調べました。今回の実験では、放射線源からの「距離」と「遮蔽物」の有無が、放射線量に与える影響を定量的(数値的)に検証しました。

 実験では、天然の微弱な放射線を含む試料(湯の花など)を中央に配置し、環境放射線モニタを用いて周囲の放射線量を測定しました。まず、線源からの距離をだんだん遠くにして、計測しました。その結果、距離が2倍、3倍と離れるにつれて、放射線の強さは 1/4(2の2乗分の1)、1/9(3の2乗分の1)へと急激に衰退する「逆二乗の法則」が確認されました。続いて、線源と測定器の間に鉛板、アクリル板などの異なる物質を挟み、放射線量がどのように変化するかを調べました。実験を通じ、物質の密度や種類によって放射線を遮る能力(遮蔽効果)が大きく異なることが実証されました。今回の実験は、放射線防護の原則とされる「距離をとる」「遮蔽する」という基本的な仕組みを、実測データを通じて直感的に理解する貴重な機会となりました。

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