SSH 生徒の活動

ジェロントロジーワークショップを実施しました

2025年10月20日 19時20分

日時:1017日(金)14時~16

場所:脇町高校社会科教室

参加者:脇町高校1~3年生20名、美馬市ジェロントロジーアンバサダー11名、美馬市職員の方

本校がある美馬市は「美と健康のまち」をテーマにさまざまな企画を実施しています。その中で、美馬市在住の高齢者の方が人生100年時代をどう生きていくかについて学んで、社会の中で世代をつなぎ、町を支えるアンバサダーとしてご活躍されています。そのアンバサダー11名が来校し、本校生徒20名と共に自分の人生観や生きていく上で大切なものは何か、日頃それぞれの世代がどんなことを考えているか、日本総合研究所の方々によるワークショップを通じて共有しました。

最初は「何を話したらよいか」と不安そうだった脇高生も、明るく次々と話題を提供してくれるアンバサダーの方と話すうちに、打ち解けて自分の本音で話していました。余命半年と言われたら何を大切にするかを「もしばなカード」を使って考えていきます。アンバサダーと高校生の間で、重要視するものが異なることも発見でした。

「私は探究活動で高齢者に化粧やおしゃれをして、いつまでも元気でいてもらうためのイベントを企画したいと思っている。どう思われますか?」と質問を投げかけ、生の声を聞いている場面も見られました。アンバサダーの方々も「久しぶりに学校に来て若者と話をした。話が合うかどうか心配だったが、高校生の気持ちを聞くことができて、自分もまだまだ頑張りたいと思い、元気をもらった。」と話されており、双方にとって良い交流の時間となりました。一方で、地域の中で世代間のつながりが希薄になりつつあることをうかがい、脇町高校からも地域活性の一助になれるよう地域での活動や発信を続けていきたいと感じます。

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地域. ジェロントロジー