生徒の活動

第1回脇高人権の日(担当:人権同好会「虹」)

2025年4月24日 17時35分

 脇町高校では原則11日を「脇高人権の日」として、朝の時間(10分程度)に身近な人権問題を考える機会を設けています。全校の人権委員が分担して資料作成を行い、当日は各クラスの人権委員が中心となって話し合い活動を行っています。ただし、第1回は毎年、人権同好会「虹」が担当しています。4月24日(木)に行われた今年の第1回脇高人権の日も人権同好会「虹」が担当し、昨年度の「中・高生等による人権交流事業」西部ブロックの活動で学んできたことを報告しました。

 昨年度の西部ブロックの活動テーマは「性の多様性の理解」でした。夏季研修では、徳島県人権教育指導員の徳山富子さんからお話を聞きました。徳山さんからは性の多様性とはどのようなものかを理解するための知識や、性の多様性に関する社会の変化や私たちの身の回りで起こる可能性がある問題について話してくださいました。その後の活動でさらに学びを深めたうえで、昨年の12月に行われた中・高生等による人権交流集会にて活動報告を行いました。その後の分科会では、ほかのブロックの方とともに、性の多様性の理解を深め、広めるために私たちができることを話し合いました。参加した方からは「LGBTQ+の方の思いをしっかり受け止めたい」「カミングアウトしてくれたときは、ありがとうといいたい」「悪いことではないのだから堂々としていていい。特別扱いしなくていい」などの意見が出ていました。

 以上の内容をまとめた動画を作成し、各クラスで流しました。どのクラスも真剣に動画を見てくれました。

HP1

 放課後には、人権同好会「虹」のメンバーが中心となって「人権の日だから語る会」を開催し、テーマについてさらに話し合いました。様々な意見がでた充実した話し合いになりました。

 人権同好会「虹」は今後も校内はもちろん、他校の生徒さんともつながっていき、様々な人権課題について考えていきます。

 なお、生徒のみなさんには資料をお家に持って帰るよう伝えているので、できましたらご家庭でも人権の日の内容について話し合いをしてくださいますようお願いいたします。

人権同好会「虹」 人権教育課