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令和5年度 第2回【SW-ingアカデミー】講演会およびサイエンスカフェ
日 時:令和5年11月16日(木)14:10~15:40+16:20~17:20
講 師:菅 由紀子 氏
株式会社Rejoui 代表取締役
演 題:「データサイエンスと女性のキャリア形成」
参加者:1、2年生
内 容:
今年度、第2回のSW-ingアカデミーは株式会社Rejoui 代表取締役であり、データサイエンティストである菅由紀子氏をお招きし、「データサイエンスと女性のキャリア形成」と題して講演をしていただきました。データを正しく読み取ることの重要性やデータを分かりやすく伝えるにはといったデータサイエンスの基本からデータサイエンティストとはどのような職業であるかをご自身の経験や具体的な例をあげていただきお話ししてくださいました。また,放課後には有志を募って開催したサイエンスカフェ(ミニ講演会)には,20名の生徒が参加し,講演会を聞いての質問を中心に、より具体的な話題で盛り上がりました。
〜生徒の感想〜
・私は、データサイエンティストという言葉は知らないに近かったのですが、活躍できる仕事が、医療・製薬や製造業、金融業、コンサルティングに加え、さらにエンターテインメントやスポーツなどがあることに驚きました。さまざまな職業について色々な人の役に立っているということは、まさに〝データを使って「世の中の困りごと」を解決する人〟にふさわしい仕事だと思います。この仕事・技術は一生モノですし、もし私がデータサイエンティストになることが出来れば、それは誇りをもてる職業となるでしょう。 三つのスキル(ビジネス力、データサイエンス、データエンジニアリング)に分けられ、それぞれ得意分野を活かして活躍していると聞きました。私は、この三つの中で国語や歴史などが得意なほうのでビジネス力を活かせるのではと思います。このことは、誰もが努力すれば、興味があれば尚更、個性を活かして活躍することが出来ると思うので、職に就くのが簡単ではないかもしれなくても、挑戦してくれる人が増えてもおかしくはないはずです。 ですが、WiDSの方々が女性の就職・在職率を三割にしようと活動している中、日本の女性比率が十三%とほど遠いことには、少し残念です。昔から男性社会が強く根付いている(他国が男女平等に歩み進めている中、日本は未だにジェンダー指数などを知らない方が多く、時には差別的発言も見られる ※歴史や現代の国語の時間に学習しました。)、そして少子高齢化が進んでいる日本では、今の世界に大切なAI技術を担う者が激減しているといった、人材不足や人材流出があることが問題です。なので、多くのメリットを持つデータサイエンティストの存在を広く知ってもらい、この現象が少しでも良くなって欲しいです。
・データサイエンスのイメージとして堅くてデータや数字と向き合うだけの仕事と思っていましたが実際話を聞いて数学が得意ではない人もいることを知って魅力を感じました。本当に知らない分野の話しだったので、とても面白かったです。