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アース製薬による出張授業「ヒトスジシマカの観察・生態・飼育と誘引実験」
日 時:令和6年8月22日(木)
場 所:本校地学教室及びオンライン
講 師:アース製薬株式会社 マーケティング総合企画本部 加藤さん 野崎さん
研究部 有吉さん 浅井さん
参加者:1~3年生希望者 29名
内 容:
アース製薬株式会社と徳島県の包括連携協定にもとづく理系人材育成支援事業として本校で「ヒトスジシマカの観察・生態・飼育と誘引実験」を行いました。まず最初に兵庫県にあるアース製薬株式会社の赤穂研究所生物飼育室のバーチャル見学を行いました。こちらは家庭に関わる100種類を超える害虫を100万匹以上飼育する国内最大級の研究施設でオンラインとはいえ大量のゴキブリの画像やその撃退方法では歓声(?)が上がっていました。次に実際にそこで飼育された各種害虫を見たり、触ったりしました。最初は恐る恐るでしたが、こちらも大盛り上がりで触っていました。
そして、グループごとに配られたヒトスジシマカに対して各自が用意した誘引または忌避するモノを使ってその様子を観察しました。カイロや制汗剤などのベタなモノから徳島ならではのすだちを使ってカがどう行動するのか予想しながら実験することができました。併せて研究員の方からその行動の理由や原因となりそうな物質について解説をしていただきました。最後に虫よけ剤「サラテクト」の効力試験を行い、感染症の予防だけなく、ワンヘルス(One Health)に基づいた考え方の大切さも伝えていただきました。今後の課題研究や進路にもつながる大変貴重な機会となりました。
第10回中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会入賞
日 時:令和6年8月4日(日) 10:00〜16:00
場 所:愛媛県総合科学博物館
参加者:3年生Sコース(稲井くん、東原くん、新開くん)
内 容:
愛媛県総合科学博物館で開催された「第10回中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会」に本校を代表して「サワガニの体色と分布について」を研究したグループがポスター発表部門で出場しました。1次審査を経て臨んだ19校38組が、内容をポスターにまとめた部門と、パワーポイントなどを使って説明するステージ部門でそれぞれ発表し、愛媛大名誉教授ら7人から審査いただきました。本校の発表は審査の結果、みごと「愛媛県教育委員会教育長賞」を受賞することができました。
FESTAT2024(全国統計探究発表会)への参加
日 時:令和6年8月17日(土)
場 所:バーチャル空間 oVice
参加者:3年生Sコース3名(浦川さん、保手さん、大山さん)
内 容:
10:50 オープニング
11:00 講演 大阪大学大学院 教授 三浦 麻子 先生
12:00 リハーサル,動作確認,情報交換等(ランチタイム)
13:00 研究発表会
15:40 アドバイスタイム
「バーチャル空間 oVice」で開催された本発表会は、「統計・データ利活用の探究の発表及び交流を行うことにより、統計・データ分析に対しての興味・関心を高め、統計教育の発展に資する」ことを目的としています。データを駆使し、統計的な手法を用いて探究を行った内容の発表を行い、その後、大学の先生や、他県の高校生からの質疑が行われました。本校からは「サッカーの空中戦勝率と試合の勝率の関係」を研究したグループが参加しました。他校のレベルの高い発表に触れるだけでなく、専門的なアドバイスもいただくことができ、今後の研究の発展につながる1日となりました。
【SW-ingキャンプ】SSH台湾 海外研修 事前研修①
日 時:令和6年7月29日(月) 10:00~12:20
場 所:脇町高校及びうだつの町並み
参加者:(本校)海外研修参加者18名 (徳島大学)村上敬一先生
(短期研修生)学生7名
内 容:①自己紹介
②グループに分かれての交流及びディスカッション
③弓道場見学
④うだつの町並み散策
本年度の海外研修の最初の取組として、徳島大学の村上敬一先生のご協力のもと、台湾から徳島大学に短期研修で訪れている大学生のみなさんをお招きしました。簡単な自己紹介の後、グループに分かれて台湾の文化や互いの趣味、今回は日本語学科の生徒の皆さんと日本語と英語を交えてお互いの地域や文化の紹介を行い、その後、グループにわかれてそれぞれのテーマごとにディスカッション等をしました。その後、脇町高校生の案内で、弓道の紹介とうだつの町並みの紹介をしました。最後に連絡先を交換するなど和気あいあいとした交流となりました。
生徒の感想
・留学生が積極的にコミュニケーションをとってくれたように、自分も英語で伝えられるように努力したいと感じた。
・日本に来て美味しかった食べ物や、反対に台湾の美味しい食べ物など、お互いの文化を交換することができた。
・12月にまた台湾でお会いできることが待ち遠しい。
・別れるのは寂しかったが、12月に台湾に行くので、次お会いした時には私も中国語を話せるように勉強していきたい。
・台湾の方々の日本語が流暢で驚いた。また、コミュニケーション能力が高く、自分から話しかけるよりも話しかけてもらうことの方が多く、反省している。しかし、インスタを交換してDMを送り合い、話をする仲になれたことはとてもよかった。言語の勉強や発表の準備を怠らず、有意義な研修になるように心掛けたい。
京都大学 理学探究活動推進事業COCOUS-R中間発表会
日 時:令和6年8月5日(月)~8月6日(火)
場 所:京都大学理学研究科セミナーハウス他
参加者:25HR3名(中妻幸奈、谷依津希、谷唯衣)
女子高生向け理学探究活動推進事業COCOUS-Rでは、全国の高校から選ばれた16校のグループが対面で交流し、日頃の探究の進捗状況を発表し合う中間発表会が開催されました。5月から25HRの3名は「放送で聞き取りやすい声」というテーマで研究を行い、月に2回程度、京都大学の大学院生・学生のオンラインでの指導・助言を受けながら研究に取り組んでいます。
初日は午後から各学校からプレゼンテーションによる研究の中間発表と質疑、そして、その後ポスターセッションを行いました。女子学生同士の活発な質疑が行われ、研究を始めて間もない本校生徒にとっては貴重な機会となりました。
2日目は他校の生徒とグループになって化学実験を行いました。色素のTLC実験の結果をもとに野菜等の天然の色素を分離し、考察を行いました。その後の交流会では、全国の高校生や京都大学の学生さんから研究に対するアドバイスなど幅広く深い刺激をうけ、今後の研究に対するモチベーションが上がりました。
令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
日 時:令和6年8月7日(水)8月8日(木)
場 所:神戸国際展示場
参加者:3年生Sコース3名(浦川さん、津村さん、古澤さん)
内 容:
令和6年度SSH生徒研究発表会に本校生徒3名が参加しました。本発表会では、全国SSH校指定校および経験校の代表チームが日頃の研究成果を発表し、専門家や他校の教員、生徒からフィードバックを受けることができます。その中で特に優れた作品が口頭発表を行います。
本校の代表チーム「クマリン誘導体の合成と蛍光特性」は、残念ながら口頭発表に進むことはできませんでしたが、多くの方々から有機合成の専門的な研究内容についてほめていただきました。全国各地の高校生や指導者、専門家と交流ができ、非常に良い経験となりました。
<感 想>
・神戸での全国発表に参加して、自分が発表するだけでなく、全国のレベルの高い研究を聞いて、とても勉強になった。どの発表者も、研究が優れているだけでなく、発表の仕方や話し方も、聞く人を惹きつけるよう工夫されていてすごいなと思った。発表はとても緊張したが、質問されて、たくさんの人と話すことで、研究への理解がより深まった。
・1日目のポスター発表では、今までで一番、発表回数も質問も多かった。指摘される部分もあれば、評価されたところもあって、勉強になった。2日目は、代表校に選ばれた6校の口頭発表を聞いた。どの発表も面白かったし、テーマ設定が日常の疑問からだったり、地域に役立てていけるものだったりで、さまざまな目の付け所があって興味深かった。
・始まる前は緊張や憂鬱な気持ちが大きかったが、実際に行ってみると音楽や昆虫、環境問題へ焦点を当てた研究や確率の研究など、独創的で面白い研究がたくさんあって気づけば楽しさが勝っていた。自分たちの発表の場面でも生徒や教授などが様々な視点から質問をしてくださったり、感想を言ってくださったりして自分たちが1年間行ってきた研究の中にもさらなる新しい気づきを得ることができた。特に印象深いのは3日目の口頭発表の研究である。選抜された6校の生徒は、研究内容に関しても仮説やそれに基づく実験、考察が抜けなくされており、発表の時の姿勢や観客に対する態度、言葉遣いなど、見習うべき点がたくさんあった。
令和6年度 脇町高校SSH生徒研究発表会
日 時:令和6年7月26日(金) 12:45〜14:25
場 所:脇町高校およびオンライン
参加者:2、3年生Sコース、1年生希望者、近隣中学校の生徒および教員、SSH指定校の教員 運営指導委員 等
内 容:
令和6年度脇町高校SSH課題研究発表会を本校およびオンラインのハイブリッド形式で行い、3年生Sコース12組とBCコースから1組がこれまで進めてきた課題研究の成果を発表しました。あわせて昨年度の海外研修に参加した生徒による報告と徳島高校生ビジネスピッチ金賞受賞者による発表も行いました。来校者とオンラインを合わせて約160名の方に見学いただき、助言や感想を多くいただくことができました。
<発表テーマ一覧>
・静かに引ける椅子の構造
・木組みのねじれに対する耐久性
・弓道中る離れとは
・カワヨシノボリの吸着力と水温の関係
・SW-ingキャンプ台湾研修2023報告
・スダチチンの抗酸化作用
・クマリン誘導体の蛍光特性
・サッカーの空中戦勝率と試合の勝率の関係
・きれいな文字を書くためには
・ネット上における誹謗中傷抑制の可能性
・傾斜地農耕システムの秘密
・カヤの保水効果と物質の相乗効果
・サワガニの体色と分布について
・チュウゴクスジエビの分布調査と在来種への影響
・サスティナベジブル~世界を救って美馬 SHOWs ~
<感想>一部抜粋
・生徒さんが、自分たちで行動をして、よく考えて発表していることが印象に残りました。
・楽しかったこと共に英語への取り組みの変化もちゃんと伝えてくれていた。
・強調する部分を大きな声で発言していたのが良かったと思いました。動画もあって、活動内容がよくわかりました。
令和6年度 SW-ingゼミ東京大学AI研修
日 時:令和6年7月29日(月)~7月31日(水)
場 所:東京大学本郷キャンパス 日本科学未来館
講 師:東京大学大学院情報理工学系研究科 川原圭博 教授
東京大学大学院教育学研究科 野崎大地 教授
東京大学大学院情報理工学系研究科 矢谷 浩司 准教授
東京大学大学院情報理工系系研究科博士課程 篠田 和宏さん 、修士課程 平林 晴馬さん、宮崎 翔さん
参加者:探究部 10名
本校OBである東京大学川原教授のご協力の今年も東京での研修を実施することができ、探究部10名が参加しました。
初日は午後から矢谷准教授によるヒューマンコンピュータインタラクションについての講義や研究内容の紹介がありました。その後、研究室所属の学生さんによる研究内容の紹介や大学生活についてのお話をしていただきました。時間の許す限り、勉強方法など様々な質問にも答えていただきました。導電糸を使った最先端のインターフェイスの実物や作成したアプリを見学することができる貴重な機会であるとともに、志の高い学生さんと話すことで勉強へのモチベーションを高めることができました。
2日目の午前はまず、本校OBである野崎教授から「ヒトの洗練された身体運動が、脳神経系によってどのように制御・学習されているか」という研究テーマについて講義並びに体験を行いました。トレッドミルやシュミレータを用いた実験では脳による認知と修正を実際に体感することができました。午後から川原教授のご指導のもとChatGPTの研修を行いました。大規模言語モデルの仕組みやその用途について講義いただき、実際にChatGPTを用いて各自がプロンプトを作成しました。そして、発表を行った後、自身の課題研究のテーマについてChatGPTを用いて川原先生からフィードバックを受けながら、ブラッシュアップを行いました。
3日目最終日は日本科学未来館で体験・見学を行いました。ワークシートを用いて、常設展や特別展を見学するとともに、科学技術の進歩による功罪を考え、まとめました。
<生徒の感想> ~一部抜粋~
・特に心に残っているのが、AIは人と戦うものではなく人のより良い暮らし(ウィルビーイング)を支えるものであるということです。AIによってなくなる仕事があるということなどから、マイナスなイメージを持っていたけど、人とAIが共存して生きていける社会になってほしいと思いました。
・右や左に負荷をかけると、「何もしない」ということをしようとしていても無意識のうちに脳がその負荷に抗ってしまうということがとてもおもしろかったです。フィードバック応答や学習応答というものがよく分かりました。
・研究は世の中の「未知」の領域を「既知」のものだということを肝に銘じておこうと思った。チャットGPTはすごいけどたまに間違っている情報やもっと教えてほしい情報があるのでそれを掘り下げて考えようと思った。
・日本科学未来館には近未来的な科学技術がたくさんあり、興味をそそられました。その反面、私たちの生活に普及されるようになった時に乱用されるかもしれないものもあって怖いとも思いました。展示館みたいな所に自分で行く機会があまりなかったけど、自分が知らないことが知れて、こうゆう所に来るのも大切だと感じました。
スクーミースポット設置式+プログラミング講座
日 時:令和6年7月19日(金)13:00~15:30
場 所:脇町高校及びオンライン
参加者:探究部ロボットグループ 東京大学AI研修参加者
講 師:松嶋陸さん(株式会社スクーミー)
内 容:
今年度株式会社スクーミー様から多様なセンサーを組み合わせて使用できるIoTディバイスとそれを活用するためのアプリが使用できるスクーミースポットを設置いただき、生徒の探究活動のサポートを受けるようになりました。今回はまずその使用方法について松嶋さんが来校し、講義・演習を行っていただきました。基本的な使い方として接触や光、音のセンサコネクターを接続し、それぞれの機能をアプリケーションで制御する方法とその仕組みを教わりました。その後、各々が興味あるセンサーや使い方を実践してみたり、複数のセンサーを組み合わせて使用する方法を考え、実践してみました。
令和6年度 京都大学との連携事業 TV会議①
日 時:令和6年7月12日(金)18:00~20:00
場 所:脇町高校及びオンライン
参加者:Sコース2年生(32名)
講 師:京都大学大学院准教授 常見俊直先生 TA6名
内 容:オンライン会議による課題研究のブラッシュアップ
2年生Sコースの生徒が4月から取り組んできた課題研究の進捗状況と今後の実験計画について事前に資料を作成し、ZOOMによるオンラインで京都大学の常見先生及び学生さんから助言や新たなアイデア等をいただきました。あわせてルーブリックによる評価や文章によるフィードバックもしていただき、今後の実験計画の見直しや進め方について深めることができました。
<テーマ一覧>
・中る離れ
・水の跳ね方
・放送で聞き取りやすい声
・図形と反転
・クロスカップリング反応による新規クマリン誘導体の合成と蛍光特性
・薬の保存条件による成分の変化
・川を境にした降水量の変化
・先生と生徒にあった時間割作成
・イシクラゲと土壌
・アオイシの風化に関する微生物
・地域の特産物から酵母を取り出し、地域の活性化につなげる
・ササコナフキツノアブラムシ
SW-ingゼミ 鳴門教育大学での講義・実験
日 時:令和6年6月22日(土)13:00~16:00
場 所:鳴門教育大学
参加者:2年生Sコース(32名)
本校2年生Sコース32名が鳴門教育大学早藤教授のご協力により、課題研究を見据えた講義・実験を行いました。今回は次世代科学者発掘・養成講座受講生との交流企画になっています。実践内容は「医薬品の分析定量実験」として医薬品中のアスピリンを中和滴定の原理を基に定量しました。初めて触れる実験器具の扱いに苦労しながらですが、化学的な定量方法を習得する貴重な機会となりました。
化学グランプリ講習会
日 時:令和6年6月22日(土)10:00~16:00
場 所:徳島大学常三島キャンパス
参加者:化学グランプリ参加者25名(オンデマンド含む)
徳島大学で開かれた化学グランプリの講習会に本校からオンデマンド視聴も含め25名が参加しました。徳島大学三好教授の有機化合物の講義から始まり、鳴門教育大学武田教授による無機化合物の講義や徳島県立総合教育センターの川村先生による実験なども行いました。化学グランプリの過去の問題に挑戦したり、実験結果を踏まえた問題を解くなど普段の化学の授業の枠を超えた思考力を鍛える貴重な機会となりました。なお今回参加した生徒は7月15日の化学グランプリ2024徳島大会に参加します。
【SW-ingアカデミー】講演会・サイエンスカフェ
日 時:令和6年4月28日(金)14:10~15:50+16:20~18:10
講 師:Ahmed Shahriar(アハメド シャハリアル)氏
三条市立大学 ・ 学長
演 題:「ものづくりを大学でまなぶこと 海外で学び・はたらくこと」
参加者:全学年
内 容:
三条市立大学Ahmed Shahriar(アハメド シャハリアル)学長による講演会が全学年生徒に対して開かれました。
講演会ではイノベーションに必要な知識、技術、経験、人間関係の4つを中心に、未来志向、失敗学習などの考え方についてアハメドさん自身の体験も交えた話を聞くことが出来ました。
講演会の後、さらに詳しく話を聞くことができるサイエンス・カフェも放課後自由参加で行われました。集った20人ほどの生徒達はいくつもの質問をしながらアハメドさんから不易流行や市場についての考え方を教わり、未来の選択肢を増やす方法を身につけました。18時過ぎまで熱心な会話が続きました。
令和6年度第12回四国地区SSH生徒研究発表会
日 時:令和6年4月6日(土)12:15~16:00
場 所:愛媛県立西条高等学校 体育館
参加者:3年生Sコース+探究部 本校教職員 徳島科学技術高校 城南高校 富岡西高校 高松第一高校 観音寺第一高校 宇和島東高校 西条高校 松山南高校 高知小津高校
愛媛県西条高校で令和6年度第12回四国地区SSH生徒研究発表会が実施され、本校からは課題研究に取り組んでいる3年生12グループが参加しました。ポスター発表では生物や化学、物理だけでなく、情報や工学など多岐にわたる分野の研究が披露されました。生徒たちはそれぞれの研究テーマに対する深い理解と情熱を持って、自身の研究成果を説明しました。発表を通じて、科学的探求の重要性と楽しさを共有し、未来の科学技術を担う若者たちの間で議論が交わされる貴重な機会となりました。
SW-ingゼミ 化学班
実施日:令和6年3月23日(日)
日 程:9:30 ~ 12:45
講 師:鳴門教育大学教授 早藤 幸隆 先生
参加者:Sコース 化学系2グループ 5名
内 容:
課題研究で化学系の内容をテーマにしている2つのグループが鳴門教育大学で設備をお借りして早藤先生のご指導のもと実験を行いました。高校で行ってきた実験の検証と、さらに発展させた内容について実験することができました。参加した班はスダチチンをテーマとしたグループとクマリン誘導体をテーマとしたグループです。
令和5年度 世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」取組報告会
実施日:令和6年3月20日(水)
日 程:10:00 ~ 16:00
場 所:美馬市地域交流センター「ミライズ」市民ホール
参加者:1年生2名 2年生1名
内 容:
徳島県西部地域(美馬市、つるぎ町、東みよし町、三好市)における「にし阿波の傾斜地農耕システム」が世界農業遺産に認定され6年となりました。これまでの取り組みや変化を振り返り、これからのにし阿波の活性化について考える機会として取組報告会が開かれました。本校からは3名の生徒が参加し、脇町高校における探究部を中心とした取組を報告しました。
令和5年度徳島県SSH生徒研究合同発表会
実施日:令和6年3月16日(土)
日 程:午前(開会行事、口頭発表)午後(ポスター発表、講演、閉会行事)
発表数:口頭発表2作品、ポスター発表9作品
参加者:Sコース2年生(35名)
内 容:
今年度Sコース2年生が取り組んできた課題研究の成果を令和5年度徳島県SSH生徒研究合同発表会において発表してきました。今年度は4年ぶりに対面でのポスター発表を行うことができ、大学の先生や専門家だけでなく、他校の先生や生徒からも指導・助言をいただける貴重な機会となりました。審査の結果、口頭発表部門では優良賞1作品、奨励賞1作品が受賞し、ポスター発表部門では優秀賞が2作品、優良賞が2作品、奨励賞が1作品がそれぞれ受賞することができました。ポスター、発表スライドは以下からご覧になれます。
<発表テーマ一覧>
口頭発表:
サワガニの体色と分布について(優良賞)
クマリン誘導体の蛍光特性の解析(奨励賞)
ポスター発表:
チュウゴクスジエビの分布と在来種への影響(優秀賞)
コエグロを利用した世界農業遺産 ~平地でのコエグロ利用を切り開く~(優秀賞)
木組みのねじれからの耐性(奨励賞)
サッカーの空中戦勝率と試合の勝率の関係(優良賞)
きれいな文字を書くためには(優良賞)
中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2023―の結果
中高生・スポーツデータ解析コンペティション-2023-に本校から1チーム3名が参加しました。提供いただいたJリーグのデータを分析し、サッカーにおける空中戦の競り合いに注目し、その結果が試合の勝敗に影響するのかを研究しました。また、自チームにおける試合分析も併せて行い、それらを比較、検討することで練習へのフィードバック、そして、チームの強化を図りました。今回は 全国から150 の作品の出品があり、審査の結果、規定部門で敢闘賞を得ることができました。
【SW-ingキャンプ】SSH台湾海外研修
日 時:令和5年12月11日~12月16日(5泊6日)
場 所:NEHS、淡江大学、故宮博物館、桃園高校、光復高校、黄金博物館
参加者:2年生選抜者(15名)
同行者:徳島大学 村上敬一先生 本校教員2名
内 容:
2年生の希望者から選抜された15名が参加し、台湾海外研修を実施しました。8月からの徳島大学村上先生からの台湾講座に始まり、中国語講座やNEHSとのオンライン交流などの事前研修、そして、台湾での5泊6日の現地研修、最後に事後研修として『日台文化交流青少年スカラシップ』への応募が実施されました。日程は以下の通りです。
<事前研修>
<現地研修>
〜生徒の感想〜
・今日は移動がメインでした。初めての海外で、慣れないことが多く、少し疲れました。時差があり、1日が25時間というのも不思議な感覚です。レストランでの夕食はとても楽しく、どの料理も美味しかったです。今日は、明日に向けて早く休みたいです。
・台湾の食文化は全然違うなと思った。たくさん食べるつもりだったが全部重い感じであまり箸が進まなかった。また、移動時のバスは日本のものと違い派手なデザインだった。
・今日はNEHSの人たちと交流した。英語でプレゼンするのは緊張したが、熱心に聞いてくれとても嬉しかった。また,質問もたくさんしてくれただけでなく、実験のアドバイスもくれとてもいい経験になった。英語で交流すると改めて自分の英語力の未熟さを感じ、これからはもっと英語を実際に声に出すことを大切にしたいと思った。
・マシュマロチャレンジをした。初めはちゃんとチャレンジを進められるのか不安で仕方がなかった。しかし、やり始めてみると、お互いがジェスチャーを使いながら、時にはふざけ合いながら、コミュニケーションを取ることができた。規模は全く違うが、言語や文化が違っても、海外の人たちと研究をすることは可能で、それはとても楽しいことなんだと、実感した。初めてが詰まった1日だった。
・光復高校での交流について。生徒の全員がとても上手に日本語を話していたこと。また、それは長い授業時間(8時間授業)と学校内での厳しいスマホの使用制限(黒板の前に箱がありそこにずっと入れておかなければならない)で培ってきていたことに驚きました。また、彼らは日本のアニメや音楽も大好きで、話がとても合って嬉しかった。
・2種類の博物館と、九份と、お寺と…ととても情報量の多い一日だったと感じます。前々からとても楽しみにしていた日だったので、一日中とても幸せでした。故宮博物館は綺麗だし、たくさんの珍しいものがありました。日本の博物館とはまた違うものを見ることができてとても新鮮に感じました。とてもとても長い巻物が1番印象に残っています。目あけていることが困難なほどの快晴で、カラフルな外観と青い空がとても映える写真を撮ることができました。またいつか時間をかけて回りたいなと感じる場所でした。
・午前中は桃園育達高校に行って、日本語を学ぶ高校生と交流した。とても近い国同士なのに、学校生活にはたくさんの違いがみられた。一方で、お菓子の話や定番の女子トークは共通している部分があって、違う国の人、というイメージから、同じ高校生、という印象に変わっていった。 午後は淡江大学に行って、様々な研究の様子を見た。さらには、台湾で研究を続ける日本人の方々のお話を聞いた。みなさん口を揃えて、違う世界に飛び込んでみるのは悪くないとおっしゃっていた。何事も受け身になるのではなく、自分からいろんなチャンスを掴んでいこうと思う。
・日本に無事に帰って来れてよかった。 6日間、長かったようで短かったから、1日1日がとても充実していたんだと思う。自分の言いたいことをどうのようにしたら相手に伝わりやすいかっていうことを色々考えたし、台湾の人たちに助けてもらいながらも良い交流ができて、本当に良かった。海外で研修するというこんな良い機会をくださり本当に感謝しているし、この研修で学んだことはこれからの人生に活かしていきたい。 この台湾研修に参加できてとても良かった。 ありがとうございました。
令和5年度 SSH生徒発表会
実施日:令和6年2月16日(金)
日 程:14:30 ~ 15:45
発表数:1年生クラス代表(30作品)及び全2年生(52作品)
参加者:運営指導委員,中学高校教員,大学院生 他 18名
内 容:
日頃取り組んでいる課題研究の成果を,全校生徒が参加する対面形式によるポスター発表会を行いました。各学年・コースの発表内容は次の通りです。
1年生は【SW-ingリサーチ ローカルアクト】として,9月から「地域課題解決」をテーマに個人で課題研究に取り組みました。生徒発表会では各クラスの代表者が発表を行いました。 |
2年生B・Cコースの生徒は【SW-ingリサーチ グローバルアクト】として,10月から「SDGs」を共通テーマに,2~4名のチームで課題研究に取り組みました。当日は全チームが発表を行いました。 |
2年生Sコースの生徒は【探究科学Ⅰ】として,自然科学・情報科学分野の課題研究に取り組んでおり,その成果の中間発表を行いました。 |
発表者は各2回ずつ、発表者と視聴者を入れ替えながら全8回のポスター発表を行いました。また,視聴者側も積極的に質問しており,活気のある発表会となりました。
他学年や外部の方々との交流を通して,声の大きさや発表内容などについて,新しい気付きも得ることができる貴重な機会となりました。