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2010/09/14

科学の祭典 全国大会 で「音声認知」発表

| by:SSH

平成22年8月1日(日曜日)


 「青少年のための科学の祭典 全国大会」は,毎年7月末~8月初旬に,東京都千代田区北の丸公園にある科学技術館で開催される科学イベントで,全国各地から集まった演示講師による数多くのブース,ステージ,ワークショップが開催されます。毎年1日1万人前後の来場者があり,「青少年のための科学の祭典」の中では最大規模の大会です。今回,通常出展の他に「第53回日本学生科学賞中央審査出場校による研究内容の発表」として,読売新聞社主催の第53回日本学生科学賞中央審査に出場した学校の中から選抜された8校(中学校3校,高等学校5校)の研究内容をこの会場で発表するという企画があり,本校の科学部 音声分析班 2名は,この中の1校(物理分野の代表研究)として招待されました。

科学の祭典全国大会01

 本校は8月1日の1日だけの参加で,ブースによる出展とステージでのプレゼンテーション発表の両方を実施します。イベント開始1時間前に到着した時点で,既に科学技術館前には長蛇の列ができていて,さらに地下鉄の駅からさらに多くの親子連れが向かってくる状況でした。ポスター出展では,朝9時30分~午後4時00分まで,順次訪れる来訪者に対して研究内容を説明していきます。本校研究「音声認知」は,小学生には少し難しい内容でしたが,子供を連れた保護者や教育関係者と思われる方々が入れ替わりながら来訪し,説明や質問をうけてくださいました。

科学の祭典全国大会03

 ステージ企画は,各研究それぞれプレゼンテーション15分,その後質疑応答まであわせて約30分の予定で開催されました。本校はこの日のトップバッターとして発表することになっていました。ステージの前に並べられた約40席の座席はすべて埋まり,立ち見の方々も取り巻く中で,少し緊張気味に説明が始まりました。初めは緊張気味でしたが,説明が進むにつれてだんだん落ち着きを取り戻し,ほぼ予定通り説明をすることができました。その後の質疑応答では,音声解析の結果から合成した3回分の「あいうえお音声」の違いや,3次元プロットに使用したソフトウェア,発表者の今後の目標等について質問を受けました。どの質問者も研究に好意的で,あたたかいご意見でした。最後に,会場の方々から大きな拍手を受け,私たちの説明は終了しましたが,その後もわざわざブースに来られ,引き続いて質問を続ける方もいらっしゃいました。

科学の祭典全国大会02

 今回は,会場の雰囲気や運営形態もよくわからないまま参加したので,ステージでパワーポイントと映像や音を使って説明しましたが,プレゼン聴衆やブース来訪の方々はたいへん積極的で,「何か資料はありませんか?」とか「ポスター内容を写真で撮って帰ってもいいですか?」といった質問を多く受けました。研究内容を確認できる配付資料や解説資料のようなものを用意すれば良かったと感じました。
 また,イベント終了前にはJAXAのブースの方が来られ,本校が用意していた説明教材である音源装置をJAXAの真空実験に貸してほしいという依頼も舞い込んで,思わぬ形でJAXAとの実験コラボが行われることになりました。真空(=宇宙)では一度聞こえなくなった音が,空気を戻す(=地球帰還)と再び音が聞こえるようになり,「脇町高校からお借りした音源が無事地球に生還しました」という説明で盛り上がっていました。JAXAの方々はイベントを巧みに盛り上げ,楽しい実験を実施されていました。
 このような発表の機会と多くの人たちとの出会いの経験をくださった科学技術振興財団と科学の祭典全国大会の関係者の方々に感謝いたします。



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