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2016/07/08

平成28年度脇町高校創立記念講演会

| by:Web担当
    平成28年度脇町高校創立記念講演会
       <2016年5月6日(金)14:15~15:30>

演題『ひとりの先輩として,みなさんに伝えたいこと』
講師;牧野正志(高18回・昭42卒)氏,パナソニック(株)終身客員,大阪市立大学特任教授

※ご自身作成の配布レジュメをもとに,講演と生徒質疑を要約掲載しました。併せて「学校生活」セクションもご覧ください。(文責;新居文和)

【講演内容】
 パナソニックで38年間勤務。ハードディスク装置や世界初の携帯電話などの,技術開発体験が私の原点です。「何でもやれ」「ハードルの高いのは常」の職場でした。われながら「打たれ強い性格」。失敗を何度も乗り越えて,それを糧にやってきました。これは「質実剛健」の脇高精神が育んだと思います。ふるさとのもつ精神文化です。「生きる力」です。
 企業での人づくりの大切さについてお話したい。人は経験で育つ。会社は育とうとする人を育てる。課題は自ら創るものである。「弱さこそ強さの源泉」であり,「臆病であれ!」。なぜなら,それは「不安に対してしっかり準備する心」と表裏一体のものですから。
 次に企業経営の体験からお話したい。「課題やテーマの創出力こそ重要」,一般的な知識は情報化社会の中で簡単に手に入る。必要な人材も必要な時に世界中から採用する。クールなキャリア重視の時代。また,グローバル化の時代,世界同時に市場が形成されていて商品開発の遅れは致命的。そして,デジタルネットワークの時代,商品の同質化と激しい価格競争で,日本の製造現場は原価1円の削減,生産リードタイム1秒の短縮に日々取り組んでいる。
 今,「新しい変化」が始まっています。急げ急げ?!,変わるぞ変わるぞ?!,だけではノイローゼになります。変化の時こそゆっくり急ごう=基礎を準備しましょう。その準備こそが,みなさんの将来の大きな力と支えになるのです。
 ほとんどの企業は,今は海外へ出て,現地で生産し,販売し,利益は現地で再投資する。国内は少子高齢化,デフレ下で賃金格差拡大,近接の中国や他のアジア諸国は高度経済成長中ですから。
 しかし,国内の新しい産業にも期待がもてる。炭素繊維に代表される素材産業,再生医療,スマートシティでの社会インフラ整備,様々なコンピューターネットサービスの発展等々,必ず日本国内に新しい産業が再生します。これも「新しい変化」の1つです。みなさんには,その原動力になってもらいたい。

【生徒質疑】
Q 高校時代に就職について,どんな準備をしましたか?。
A 具体的には何も考えていませんでした。「進路は工学部系かな?」ぐらいです。みなさんと同じだと思います。

Q 開発内容はエライ人,上からの指示があるのですか?。
A 技術開発の世界は「待つ世界ではない」です。自分で現場を知って経験して,課題を見つけて企画して,アピ-ルして,予算(資金)を付けてもらって開発する。苦労も多いですけれど,それ以上にはるかに面白い世界です。


講師先生 生徒質疑
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